フィラーの特徴・性質の把握、表面処理、熱伝導率の測定、狙った物性・機能を発現させる混練・分散手法
電子材料の高出力化・高密度化の進展、特に軽量化・絶縁性の用途に対応できる高熱伝導化の材料・製品の開発のために

熱伝導性フィラー&高熱伝導材料の基礎と開発~樹脂の高熱伝導化へのアプローチ~【WEBセミナー】
■高熱伝導材の理論と技術動向■
■高熱伝導化のためのフィラーの活用■
■界面制御、複合化・コンパウンド、混練・分散■

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セミナー概要
略称
熱伝導性フィラー【WEBセミナー】
セミナーNo.
st201112
開催日時
2020年11月19日(木) 13:00~16:30
主催
サイエンス&テクノロジー(株)
問い合わせ
Tel:03-5857-4811 E-mail:info@rdsc.co.jp 問い合わせフォーム
価格
非会員:  35,200円 (本体価格:32,000円)
会員:  33,440円 (本体価格:30,400円)
学生:  0 (本体価格:0)
価格関連備考
定 価 :1名につき 35,200円(税込)
会員価格:1名につき 33,440円 2名の場合 44,000円、3名の場合 66,000円(税込)

※上記会員価格は受講者全員の会員登録が必須となります。
※同一法人内(グループ会社でも可)による2名同時申込みのみ適用いたします。
※受講券、請求書は、代表者に郵送いたします。
※請求書および領収証は1名様ごとに発行可能です。
 (申込みフォームの通信欄に「請求書1名ごと発行」と記入ください。)
※他の割引は併用できません。
備考
※資料付(郵送)
※講義中の録音・撮影はご遠慮ください。

・製本テキスト(開催前日着までを目安に発送)
  ※セミナー資料はお申し込み時のご住所へ発送させていただきます。
  ※開催日の4~5日前に発送します。
   開催前日の営業日の夕方までに届かない場合はお知らせください。
  ※開催まで4営業日~前日にお申込みの場合、セミナー資料の到着が、
   開講日に間に合わない可能性がありますこと、ご了承下さい。

【ライブ配信(Zoom使用)セミナー】
・本セミナーはビデオ会議ツール「Zoom」を使ったライブ配信セミナーとなります。
・お申し込み後、接続確認用URL(https://zoom.us/test)にアクセスして接続できるか等ご確認下さい。
・後日、別途視聴用のURLをメールにてご連絡申し上げます。
・セミナー開催日時に、視聴サイトにログインしていただき、ご視聴ください。
・リアルタイムで講師へのご質問も可能です。
・タブレットやスマートフォンでも視聴できます。
講座の内容
受講対象・レベル
高熱伝導材料およびフィラーの混練・分散技術に関心のある方、設計・技術・評価・試験などに携われている方
習得できる知識
・高熱伝導材の理論と技術動向
・高熱伝導フィラーを使用した材料の用途、特徴
趣旨
 近年、自動車用途を中心に電子材料の高出力化、高密度化が進んでおり、それに対応した高熱伝導材料が求められています。特に、軽量化や絶縁性などの用途向けに樹脂材料の高熱伝導化の製品開発は活発化しており、樹脂を高熱伝導化するために高熱伝導性フィラーの添加が必須となっています。フィラーを用いて期待する機能を発現するにはその特徴や性質を理解する必要があり、また、その混練、分散手法によっても物性は変化します。
 本講座は熱伝導フィラーおよび高熱伝導材料の概要説明と開発方法を中心に、基礎から学べる講座としています。
プログラム

1.高熱伝導材料の概要と理論
 1.1 高熱伝導材料の位置づけ
 1.2 高熱伝導性コンポジット材料の必要性
  1.2.1 各種材料の熱伝導率
  1.2.2 熱伝導のメカニズム
 1.3 高熱伝導化の理論
  1.3.1 フィラー最密充填理論と充填性
  1.3.2 フィラー充填系の熱伝導率予測:予測式と精度
  1.3.3 放熱の考え方と熱伝導率測定法:熱伝導率測定法の違いと特徴
  1.3.4 樹脂の高熱伝導化:樹脂の種類と高熱伝導化のアプローチ

2.フィラーの活用方法
 2.1 フィラーの種類とその特性
  2.1.1 フィラーの分類:無機性、有機性、有機・無機ハイブリッド、ナノ粒子
  2.1.2 フィラーの機能:増量、補強、特殊機能(導電性、熱伝導性、難燃性他)
 2.2 複合化プロセス(コンパウンドプロセス)について
  2.2.1 フィラーの分散制御:分散性の変化する要因と分散状態
  2.2.2 ゴム・熱可塑性樹脂の混練のポイント
  2.2.3 熱硬化性樹脂の混合と分散のポイント
 2.3 ポリマー/フィラー界面処理技術
  2.3.1 表面処理の目的と表面処理剤の役割
  2.3.2 シランカップリング剤の用法

3.高熱伝導材料の開発
 3.1 高熱伝導材料の種類
  3.1.1 高熱伝導接着剤、封止材、熱伝導性シート、その他
 3.2 高熱伝導材料設計の要点
  3.2.1 高熱伝導材料に必要な要素
  3.2.2 熱伝導率以外の要素(絶縁性・熱膨張率等)
 3.3 高熱伝導化のためのフィラーの活用方法
  3.3.1 主な絶縁系無機フィラー:窒化ホウ素、窒化アルミ、アルミナ等
  3.3.2 高熱伝導材におけるフィラーの選択基準
  3.3.3 酸化グラフェンによる窒化ホウ素の表面改質

□質疑応答□

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