粘弾性挙動、負荷応力、環境劣化、設計・成形…etc
一筋縄ではいかないプラスチック製品の強度設計
"安全率"を広義にとらえ、プラスチック製品の安全設計対策全般について解説

プラスチック製品の強度設計における安全率設定入門【WEBセミナー】
~応力、成形、環境要因を考慮したプラスチック製品の信頼性向上~

※受付を終了しました。最新のセミナーはこちら

セミナー概要
略称
プラ強度設計【WEBセミナー】
セミナーNo.
st201212
開催日時
2020年12月10日(木) 10:30~16:30
主催
サイエンス&テクノロジー(株)
問い合わせ
Tel:03-5857-4811 E-mail:info@rdsc.co.jp 問い合わせフォーム
価格
非会員:  35,200円 (本体価格:32,000円)
会員:  33,440円 (本体価格:30,400円)
学生:  35,200円 (本体価格:32,000円)
価格関連備考
定 価 :1名につき 35,200円(税込)
会員価格:1名につき 33,440円 2名の場合 49,500円、3名の場合 74,250円(税込)

※上記会員価格は受講者全員の会員登録が必須となります。
※同一法人内(グループ会社でも可)による2名同時申込みのみ適用いたします。
※受講券、請求書は、代表者に郵送いたします。
※請求書および領収証は1名様ごとに発行可能です。
 (申込みフォームの通信欄に「請求書1名ごと発行」と記入ください。)
※他の割引は併用できません。
備考
※資料付(PDF)
※講義中の録画・録音・撮影はご遠慮ください。

・PDFテキスト(印刷不可・複製不可)
  ※PDFデータは、ダウンロードして頂くか、E-Mailで送付いたします。
   (開催前日~前々日を目安にダウンロード可、または送付)
 
【ライブ配信(Zoom使用)セミナー】
・本セミナーはビデオ会議ツール「Zoom」を使ったライブ配信セミナーとなります。
・お申し込み後、接続確認用URL(https://zoom.us/test)にアクセスして接続できるか等ご確認下さい。
・後日、別途視聴用のURLをメールにてご連絡申し上げます。
・セミナー開催日時に、視聴サイトにログインしていただき、ご視聴ください。
・リアルタイムで講師へのご質問も可能です。
・タブレットやスマートフォンでも視聴できます。
講座の内容
受講対象・レベル
プラスチックに関する初歩的知識があるほうが理解しやすいです。
習得できる知識
・プラスチックの安全率設定に影響する諸要因を網羅的に習得できる。
・プラスチックの安全率設定に関する考え方を把握できる。
・プラスチック製品の品質評価法を習得できる。
趣旨
 金属製品では安全率を設定し、破壊応力を安全率で除した許容応力を設計応力として強度設計するのが一般的である。しかし、プラスチック製品は粘弾性挙動、負荷応力、環境劣化、設計・成形などが関係するので、単に安全率だけで強度設計することは困難である。
 本講では、安全率を広義にとらえ、各種破壊強度をもとにした設計応力(許容応力)および環境劣化や設計・成形による強度低下を考慮した安全設計対策について解説する。併せて、プラスチック製品の良し悪しを調べる品質評価法についても述べる。
プログラム

1.プラスチック製品強度に影響する基本特性と安全率のとらえ方
 1.1 安全率とは
 1.2 プラスチックの基本特性
 1.3 プラスチック製品の安全率のとらえ方
 
2.強度特性と安全率、許容応力
 2.1 強度特性
  (1) 静的強度(引張、曲げ)
  (2) 衝撃強度
  (3) クリープひずみ、クリープ破壊
  (4) 疲労強度
 2.2 各強度に対応する安全率、許容応力
 
3.応力亀裂と許容応力および安全設計

 3.1 応力亀裂
 3.2 ストレスクラック
  (1) ストレスクラック性の評価法
  (2) 評価事例
  (3) 許容応力
 3.3 ケミカルクラック
  (1) ケミカルクラック性の評価法
  (2) 評価事例
  (3) 許容応力および安全設計対策
 
4.環境劣化と安全設計対策
 4.1 熱劣化
  (1) 熱劣化の原理
  (2) 熱劣化の寿命予測法
  (3) 安全設計対策
 4.2 紫外線劣化
  (1) 紫外線劣化の原理
  (2) 促進曝露試験による寿命予測
  (3) 安全設計対策
 4.3 薬品劣化
  (1) 薬品に対する挙動
  (2) 耐薬品性評価法
  (3) 安全設計対策
 
5.設計、成形と安全設計・成形
 5.1 ウェルドライン
  (1) ウェルドラインタイプと強度低下要因
  (2) 安全設計、成形対策
 5.2 残留ひずみ
  (1) 残留ひずみ発生原理
  (2) 安全設計、成形対策
 5.3 応力集中
  (1) 応力集中源の発生要因
  (2) 安全設計、成形対策
 5.4 成形工程における分解
  (1) 成形工程における分解要因
  (2) 成形対策

6.製品の品質評価法
 6.1 分解、劣化に関する評価法
 6.2 クラック、破壊に関する評価法
 6.3 加速信頼性評価法

□質疑応答□

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