PC演習つきで、実践的な安全係数と規格値(閾値、公差、許容差)が身につく!
年間の受講者数が1000名を超える、企業での実務経験豊富な講師が丁寧に解説します。

自社のコストを徒らに増加させずに、客先や市場における不良・トラブルを抑制するために、
開発設計時の安全係数・不良品判定を行う閾値を「適切かつ合理的」に決定する「損失関数(JIS Z 8403)」を学ぶ!
誤解のない正しい理解と、明日から使える実践的手法を身につけてもらうことを念頭に置いた講義。 

【PC演習付き】勘コツ経験に頼らない、経済性を根拠にした、
合理的かつJISに準拠した安全係数と規格値の決定法
【利益損失を防ぐ損失関数の基礎と応用】【WEBセミナー】
~「開発時の安全係数と量産展開時の規格値」の論理的決定方法 ~

※受付を終了しました。最新のセミナーはこちら

セミナー概要
略称
損失関数【WEBセミナー】
セミナーNo.
st210212
開催日時
2021年02月25日(木) 10:30~17:00
主催
サイエンス&テクノロジー(株)
問い合わせ
Tel:03-5857-4811 E-mail:info@rdsc.co.jp 問い合わせフォーム
価格
非会員:  35,200円 (本体価格:32,000円)
会員:  33,440円 (本体価格:30,400円)
学生:  35,200円 (本体価格:32,000円)
価格関連備考
定 価 :1名につき 35,200円(税込)
会員価格:1名につき 33,440円 2名の場合 49,500円、3名の場合 74,250円(税込)

※上記会員価格は受講者全員の会員登録が必須となります。
※同一法人内(グループ会社でも可)による2名同時申込みのみ適用いたします。
※受講券、請求書は、代表者に郵送いたします。
※請求書および領収証は1名様ごとに発行可能です。
 (申込みフォームの通信欄に「請求書1名ごと発行」と記入ください。)
※他の割引は併用できません。
定員
※技術コンサルタントの方や、講師業の方は、受講をご遠慮ください。
(企業/大学等への所属有無を問わず、実質的に、社外に技術指導・講演をされている方は、受講をお断りしております。)
※申込完了後に、上記について、弊社担当からご確認させていただく場合がございます。
持参物
PC演習付きのセミナーです。Excel(ver.2010以上)をインストールしたWindows PCをご用意ください。
演習用のExcelファイルは、開催1週間前を目安に、お申込み時のメールアドレスへお送りします。
開催3日前時点でExcelファイルが届いていない場合は、お手数ですが弊社までご連絡ください。

zoomでセミナーを受講しながら事例演習を行うにあたり、下記のようにパソコン環境を準備すると受講しやすくなります。
以下環境をご準備できない場合でも、受講可能です。
 ・20inch等の大画面のディスプレイを使用し、オンライン聴講ソフトウェア、Excelを1つのディスプレイに同時に表示して受講
 ・デュアルディスプレイにし、1つのモニターにオンライン聴講ソフトウェア、もう1つのモニターにExcelを表示して受講
 ・オンライン聴講ソフトウェアを表示するパソコンと、Excelを表示するパソコンの2つを使用して受講
※演習中に各ソフトウェアを切り替えることで、多少煩雑にはなりますが、受講には差し支えありません。
備考
※資料付(製本テキスト)
※講義中の録音・撮影はご遠慮ください。

・製本テキスト(開催前日着までを目安に発送)
※セミナー資料はお申し込み時のご住所へ発送させていただきます。
※開催日の4~5日前に発送します。開催前日の営業日の夕方までに届かない場合はお知らせください。
※開催まで4営業日~前日にお申込みの場合、
 セミナー資料の到着が、開講日に間に合わない可能性がありますこと、ご了承下さい。

 
【ライブ配信(Zoom使用)セミナー】
・本セミナーはビデオ会議ツール「Zoom」を使ったライブ配信セミナーとなります。
・お申し込み後、接続確認用URL(https://zoom.us/test)にアクセスして接続できるか等ご確認下さい。
・後日、別途視聴用のURLをメールにてご連絡申し上げます。
・セミナー開催日時に、視聴サイトにログインしていただき、ご視聴ください。
・リアルタイムで講師へのご質問も可能です。
・タブレットやスマートフォンでも視聴できます。
講座の内容
受講対象・レベル
・製品開発、要素技術、生産システム、加工技術などの技術者、及び管理職
・品質管理部門の技術者、及び管理職
・重大事故を避けるための安全係数、許容差の合理的な決定方法を求めている方々
・安全係数、閾値の設定を勘コツ経験から脱却したいと考えている管理者の方々
・顧客に迷惑をかけず、自社の経済性も考慮した安全係数、閾値の設定を行いたい方々
・生産における不良率管理で、市場クレームが減らない課題をお持ちの方々
・生産における工程能力指数を元に生産改善を行う場合、かけたコストに見合った生産品質改善が得られているか明確にしたい方々
・品質工学の重要概念の1つである損失関数を学びたい方々

※損失関数、安全係数、許容差、工程能力指数に関する予備知識は必要ありません。
※技術コンサルタントの方や、講師業の方は、受講をご遠慮ください。
習得できる知識
・重大事故を避けるための安全係数、許容差の合理的な決定方法
・顧客に迷惑をかけず、自社の経済性も考慮した安全係数、閾値の決定方法
・生産における不良率管理で市場クレームが減らない理由と解決方法
・工程能力指数改善の問題点と改善費用対効果を明確にする方法
・品質工学の重要概念『損失関数』(JIS Z 8403(製品の品質特性-規格値の決め方通則))の基礎知識と演習など

※損失関数、安全係数、許容差、工程能力指数に関する予備知識は必要ありません。
趣旨
 製造業では、市場での事故や問題発生を防ぐために、製品に対して開発・設計時に安全係数を設定し製品仕様に余裕を持たせ、量産展開時には不良品判定を行う規格値管理(閾値判定)を行い、良品のみを出荷しています。
しかし、それでも製品が市場で事故や問題を起こす場合があります。また、生産で不良率を管理し、トラブル時は規格値・公差を厳しく設定しなおしても、市場クレームが減らず、コストのみが増大することも多々あります。
このような場合、安全係数や規格値に対する根本的な考え方に誤りがあるケースがほとんどです。開発・設計時の安全係数、量産展開時の規格値を決定する際、何を根拠に決定しているでしょうか?また、その安全係数、規格値は顧客満足を高め、同時に企業の経済性を考慮した決定でしょうか?

 本講座では、安全係数(安全率)・規格値(閾値、公差、許容差)の合理的な決定方法を求めている方、市場クレームが減らないという課題をお持ちの方、かけたコストに見合った生産品質改善が得られているかを明確にしたい方々に、経済性を根拠に合理的に安全係数(安全率)、規格値(閾値、公差、許容差)を決定する方法である『損失関数(JIS Z 8403) 』について、詳細に解説いたします。
加えて、事例演習を行い、実践的な安全係数と規格値(閾値、公差、許容差)の計算方法を身に付けいただきます。

本講座で解説する手法を使うことで、勘コツ経験から脱却し、品質とコストのバランスが取れた安全係数と規格値を合理的に決定することが可能になります。
プログラム

1.品質工学概要
   1.1 品質工学とは
   1.2 損失関数の位置づけ

2.安全係数、閾値の概要
   2.1 安全係数(安全率)、閾値(許容差、公差、工場規格)の関係
   2.2 機能限界の考え方
   2.3 基本計算式
   2.4 損失関数の考え方(数式の導出)

3.不良率と工程能力指数と損失関数の関係
   3.1 不良率の問題点
   3.2 工程能力指数とは
   3.3 工程能力指数の問題点
   3.4 工程能力指数を金額換算する損失関数とは
   3.5 生産工程改善の費用対効果検討方法

4.安全係数(安全率)の決定方法
   4.1 不適正な安全係数の製品による事故ケーススタディ
   4.2 適切な安全係数の算出
   4.3 安全係数が大きくなる場合の対策(安全設計の有無による安全係数の差異)

5.閾値(許容差)の決定方法ケーススタディ
   5.1 目標値からのズレが市場でトラブルを起こす製品の閾値決定
   5.2 騒音、振動、有毒成分など、できるだけ無くしたい有害品質の閾値決定
   5.3 無限大が理想的な場合(で目標値が決められない場合)の閾値決定
   5.4 応用:部品やモジュールなどの閾値決定
   5.5 参考:製品、部品の劣化を考慮した初期値決定と閾値決定
   5.6 事例演習

6.全体質疑応答

※説明の順序が入れ替わる場合があります。

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