スマート農業 に『求められること』と『技術・効果・ビジネス・市場・施策』の最新動向

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セミナー概要
略称
スマート農業
セミナーNo.
stb150902
開催日時
2015年09月08日(火) 10:15~16:30
主催
S&T出版(株)
問い合わせ
Tel:03-5857-4811 E-mail:info@rdsc.co.jp 問い合わせフォーム
開催場所
価格
非会員:  50,722円 (本体価格:46,111円)
会員:  48,176円 (本体価格:43,796円)
学生:  50,722円 (本体価格:46,111円)
価格関連備考
49,800円 Eメール案内会員価格47,300円  ※昼食代・資料代を含む
<1名様分の受講料で2名様まで受講できます。>
 ※2名様ご参加は同一会社・法人からの同時申込に限ります。
 ※3名様以上のご参加は、追加1名様あたり10,800円OFFになります。
 Eメール案内登録をしていただいた方には、Eメール案内会員価格を適用いたします。
講座の内容
プログラム

第1部 農業ICTによるイノベーション

 農業は、わが国の成長戦略の柱のひとつとして、業界全体で変革に向けた動きが活発化しています。富士通は、「豊かな食の未来へICTで貢献」をコンセプトに、企業的な農業経営スタイルへの変革を支援する食・農クラウド Akisaiを提供しています。本講演では、ICT農業の実践について事例を中心にご紹介します。
1. 富士通の食・農分野への取り組み

2. 食・農クラウドAkisaiの全体体系

3. 企業的農業経営を支える生産管理

4. 日本型の先進施設園芸の実現

5. 自社実践の取り組み

6. スマートアグリカルチャーという産業創出に向けて
 

第2部 自然の力を利用したパッシブハウス型農業プラントのご紹介

 2014年10月にパナソニック株式会社エコソリューションズ社より発売された「パッシブハウス型農業プラント」のご紹介。植物の生育に必要な光・水・風などの自然の力を利用して、省エネルギーでハウス内の環境を制御するローテクを駆使した農業用ビニルハウスのご紹介。
1. 本施設「パッシブ型農業プラント」の方向性について
 1-1 課題認識
 1-2 本施設のコンセプト
 1-3 本施設の概要
 1-4 生産者への提供価値

2. 商品・技術説明
 2-1 施設の全体像
 2-2 環境制御システムの特徴
 2-3 エンジニアリング技術の特徴

3. パッシブ型農業プラント栽培結果
 

第3部 中小規模農業がスマート農業に求めているハード・ソフトと開発・採用動向

 東日本大震災で顕在化した農業における高齢化に対する課題、TPP等の農産物の輸出入の拡大による生産性や価格競争の波は、中小規模農家にも確実に迫っている。本講座ではそのような中で、中小規模農業における課題とスマート化に込められた期待値や具体的な要件について紹介する
1. 中小規模農業の現状

2. 生産作物と課題

3. 事業環境と課題

4. 必要とされるITの概要

5. カメラシステム

6. センサーネットワーク

7. ビックデータとアノテーション
 

第4部 植物工場ビジネスのリスクと成功の勘所~完全制御型植物工場における新しい植栽植物の可能性~

植物工場成功の秘訣は、「ちゃんとできる」「安くできる」「きちんと売れる」に集約される。本講座では、植物の薬効や機能性に注目し、閉鎖型植物工場での新しい高付加価値植物の可能性と、それを生産するための栽培システムの構築ノウハウに言及する。
1. 植物工場ビジネスの目的
 1) 植物工場ビジネスの本質
 2) 植物工場とは?
 3) 植物工場の種類
 4) 植物工場のコスト構造

2. 植物工場のフィジビリティ・スタディー

3. 生産の構造

4. 販売の構造

5. 植物工場を構成する要素技術
 1) 人工光源
 2) 養液環境
 3) 環境制御装置
 4) 栽培技術

6. 事業採算性の確保
 1) 何を作るか?
 2) どこに売るか?

7. 高付加価値植物
 1) 高付加価値植物とは?
 2) 高付加価値植物の種類とマーケット動向
  2)-1 薬草
  2)-2 医薬品原材料
  2)-3 健康食品・サプリメント原材料
  2)-4 化粧品原材料
 

第5部 農業ロボットの研究・実証・施策・標準化動向と実用化に向けた課題および世界市場

 深刻な労働力不足を抱える日本農業を再生させるためにはロボット技術の導入が不可欠である。また、日本農業が抱えている労働力不足は欧米・新興国でも共通であり、農業ロボットは国際的に高いニーズがある。本講座では農業のロボット化の現状と課題そして将来像、さらに農業ロボットの海外展開の可能性について解説する。
1. 日本農業の現状と課題

2. 農業ロボットの現状
  2-1 完全無人システム、無人・有人協調作業システム、準天頂衛星システム、
     農林水産省「農林水産業におけるロボット技術導入実証事業」

3. 農業ロボットの実用化・普及に向けた課題
  3-1 安全性、規制緩和

4. 農業ロボットの将来像
  4-1 ネットワークロボット、マルチロボットシステム

5. 農業ロボットの海外動向
  5-1 世界の農業事情
  5-2 オーストラリアにおけるロボットトラクタ実証試験
  5-3 小型ロボットのニーズ
  5-4 世界市場
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