自動車用シールゴム材料の新規燃料の要求性能とその対策

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セミナー概要
略称
自動車用シールゴム材料
セミナーNo.
stb151005
開催日時
2015年10月16日(金) 13:00~16:30
主催
S&T出版(株)
問い合わせ
Tel:03-5857-4811 E-mail:info@rdsc.co.jp 問い合わせフォーム
価格
非会員:  44,000円 (本体価格:40,000円)
会員:  41,759円 (本体価格:37,963円)
学生:  44,000円 (本体価格:40,000円)
価格関連備考
43,200円   Eメール案内会員価格 41,000円  ※資料代を含む
  <1名様分の受講料で2名様まで受講できます。>
  ※2名様ご参加は同一会社・法人からの同時申込に限ります。
  ※3名様以上のご参加は、追加1名様あたり10,800円OFFになります。
講座の内容
必要な予備知識
専門外の方にも理解していだける様に、やさしく説明を行います。
習得できる知識
まず、「1.はじめに」の項でのゴム材料についての基本知識及び要求性能である耐油性により、ベースの部分を理解していただいた後に、テーマである「自動車用シールゴム材料の要求性能とその対策」を聞いていただきますので、ゴム材料における基礎と応用の知識が修得出来ます。
趣旨
 自動車を走行させるために、各種の流体が部品内部を液状及びベーパー状で流動しています。使用されているシール用ゴム部品には、環境温度を含めたこれらの流体への耐久性が求められます。本講座では、自動車の燃料系に注目し、さらに最近使用されている新規燃料を取り上げシールゴム材料に対する今までと違った要求性能を示し、その対策(既に実施例有り)の解説を行います。はじめにの項で、まずゴム材料を知っていただくためにゴムの入門講座的内容と、最後にトピックスとして、潤滑油系での潤滑油添加剤のゴム材料への影響と対策についても併せて説明します。
プログラム
1. はじめに
 1.1 ゴム材料について
   ① ゴムの特徴
   ② ゴムの分子構造と架橋
   ③ ゴム配合薬品
   ④ ゴム製品の製造(加工)工程
   ⑤ 各種ゴムの構造・特徴(性能)・用途一覧帳
 1.2 ゴム材料の耐油性
   ① ゴムの油中での(劣化)挙動
   ② 自動車用加硫ゴム材料の分類(JISK6403)
   ③ 耐油性向上のための配合内容
 1.3 自動車部品各系統と接触流体及び適用ゴム材料

2. 新規燃料の要求性能とその対策
 2.1 バイオエタノール(アルコールガソリン)
   ① 過去のアルコールガソリン問題からバイオエタノールへ
   ② ゴム材料への影響(劣化メカニズム)とその対策
 2.2 バイオディーゼル
   ① 各種バイオディーゼルとその性状
   ② ゴム材料への影響(劣化メカニズム)とその対策
 2.3 気体燃料
  2.3.1 圧縮天然ガス・CNG(天然ガス自動車)
   ① 代替燃料としてのCNG
   ② ゴム材料への影響(劣化メカニズム)とその対策
  2.3.2 水素ガス(燃料電池自動車)
   ① 水素ステーション・燃料電池自動車とゴムシール部品
   ② ゴム材料への影響(劣化メカニズム)とその対策

3. 潤滑油系添加剤の高温下でのゴム材料への影響とその対策
   ① ゴム材料と耐潤滑油性
   ② 各種潤滑油添加剤の高温浸漬でのゴム材料の物性試験結果
   ③ 潤滑油系添加剤に対応する新しいゴム材料
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