リチウムイオン二次電池のためのシステム工学
システム同定によるモデリングからカルマンフィルタによる充電率推定まで

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セミナー概要
略称
リチウムイオン二次電池
セミナーNo.
stb160306
開催日時
2016年03月22日(火) 10:30~16:30
主催
S&T出版(株)
問い合わせ
Tel:03-5857-4811 E-mail:info@rdsc.co.jp 問い合わせフォーム
価格
非会員:  53,981円 (本体価格:49,074円)
会員:  50,906円 (本体価格:46,278円)
学生:  53,981円 (本体価格:49,074円)
価格関連備考
53,000円 会員価格 49,980円 ※昼食・資料代・補助教材を含む
  <1名様分の受講料で2名様まで受講できます>
  ※2名様ご参加は同一会社・法人からの同時申込に限ります。
  ※2名様ご参加は2名様分の参加申込が必要です。ご連絡なく2名様のご参加はできません。
  ※3名様以上のご参加は、追加1名様あたり10,800円OFFになります。
特典
『バッテリマネジメント工学 電池の仕組みから状態推定まで』(東京電機大学出版局)を補助教材として配布致します。
講座の内容
必要な予備知識
高等学校までの数学,さらに制御工学に関する知識があると,より理解が深まります。
習得できる知識
システム工学を用いた電池のモデリングと状態推定,特に,カルマンフィルタを用いた電池の充電率推定
趣旨
リチウムイオン二次電池の充電率推定が注目されています。電池で利用可能なデータは電流と端子電圧だけであり、それらの情報から電池の充電率を何らかの方法で推定する必要があります。電池を、入力が電流で出力が端子電圧であるシステムとみなすと、システム工学の成果であるシステム同定とカルマンフィルタを適用することが可能になります。
 本講義では、電池をシステム同定によってモデリングする方法を紹介します。つぎに、電池の充電率を状態量であるとみなすと、カルマンフィルタと呼ばれる状態推定理論を適用することができます。そこで、カルマンフィルタの基礎理論についてできるだけ平易に解説し、電池への適用法について説明します。
プログラム
1. はじめに:電池のためのシステム工学の全体像

2. システムのモデリング
 2.1 システムの記述
 2.2 モデリングの方法
 2.3 システム同定
  2.3.1 システム同定モデル
  2.3.2 離散時間システム同定法
  2.3.3 連続時間システム同定法
 2.4 電池のモデリング
  2.4.1 電池の等価回路モデル
  2.4.2 物理化学現象を考慮した電池のモデリング
  2.4.3 システム同定による電池のモデリング

3. システムの状態推定
 3.1 カルマンフィルタによる状態推定
  3.1.1 時系列のモデリング
  3.1.2 最小二乗推定
  3.1.3 線形カルマンフィルタ
  3.1.4 非線形カルマンフィルタ
 3.2 電池の状態推定
  3.2.1 さまざまな充電率推定法
  3.2.2 カルマンフィルタを用いた充電率推定

4. まとめ
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