非会員:
50,722円
(本体価格:46,111円)
会員:
48,176円
(本体価格:43,796円)
学生:
50,722円
(本体価格:46,111円)
49,800円 会員価格 47,300円 ※昼食・資料代を含む
<1名様分の受講料で2名様まで受講できます>
※2名様ご参加は同一会社・法人からの同時申込に限ります。
※2名様ご参加は2名様分の参加申込が必要です。ご連絡なく2名様のご参加はできません。
※3名様以上のご参加は、追加1名様あたり10,800円OFFになります。
【第1部】 可視光通信技術の基礎とその応用
[10:30~12:00]
日本人が同時に3名もノーベル賞を受賞した青色LEDをベースとした照明用LEDなどを光源として用いる可視光通信は、LEDの特性改善や低コスト化と共に、当初の研究レベルから実応用展開が始まっている。
本セミナーでは、このLED開発の歴史から、そのLED光通信への応用技術や二種類に大別される高輝度LEDの高速変調技術について解説する。
1. LED開発の歴史とその特徴
2. 可視光LED通信について
3. LEDの駆動方法について
4. 疑似白色LEDを用いた高速光通信について
5. 三原色型白色LEDを用いた高速光通信について
【第2部】 高速LED通信と用途展望
[12:50~14:20]
太陽誘電は光ディスク(CD-R)の開発メーカであり、光ディスク上にピットと呼ばれる記録マークをレーザー光を照射して正確にサブミクロンオーダーで形成する技術を有しています。この技術をLEDを用いた光通信に応用し、特別なLEDを用いる事無く市販の安価なLEDを用いて100Mbps以上の高速通信を実現する光通信モジュールを開発いたしました。
本モジュールを用いて実際に100Mbpsの通信が出来ています。高速LED通信の想定されるアプリケーションとして、医療現場、水中通信、基板間通信、監視カメラ、ロボットなどをご紹介いたします。
1. 太陽誘電(株)の紹介と新事業推認本部の取組み
⇒高速LED通信の位置づけをご説明
2. 光ディスク技術の紹介
⇒当社の高速LED技術の基となった技術
3. 当社の高速LEDについて
4. 高速LED通信のアプリケーションについて
⇒考えられるアプリケーションをご紹介
5. 当社の高速LED通信モジュール(開発品)のご紹介
【第3部】 カメラ可視光通信の動向とPicalicoの製品事例
[14:35~16:05]
可視光通信の技術・応用として、カメラを受信デバイスとして使うものがあり、近年多くの事例が出始めてきました。カメラを可視光通信の受信手段とすることで、カメラつきデバイスで簡単に可視光通信が実現できる他、単なる情報通信を超えた、情報と位置と画像と結びつけた、様々な新しい応用が期待されています。
本セミナーでは、この技術の特長や原理・方式の解説、いろいろな開発事例や標準化、ビジネス動向を紹介した後、具体的な事例として、カシオがビジネスとして開始している”Picalico”について、その技術的内容や応用の紹介を通じて、この技術・応用領域の全体像と将来性を概観することができます。
1. カメラ可視光通信(イメージセンサ通信 :ISC )とは
1.1 可視光通信の受信デバイスによる分類
(フォトダイオード型とイメージセンサ型)
1.2 用語の整理
(カメラ可視光通信/イメージセンサ通信(ISC)/Optical Camera Communication(OCC)などの違い)
1.3 ISCの基本モデルと特長
1.4 実装方式による分類
1.4.1 基本モデルに対する実装アプローチの違い
1.4.2 各適用応用領域
1.5 ISCの研究、製品事例
1.5.1 主なメーカ・研究機関の各種提案システム
1.6 標準化の動向
2. ビジネス応用事例 (カシオ”Picalico”)
2.1 Picalicoの開発動機と技術背景
2.2 スマホのカメラと連動サービスを使った応用
2.3 PC用USBのカメラ、IPカメラを使った産業向け応用
3. 最後に
3.1 ISCの今後と、将来技術、有望市場