高速・微小領域における液体物性計測 ‐インクジェットと物理‐

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セミナー概要
略称
液体物性計測
セミナーNo.
stb161003
開催日時
2016年10月25日(火) 13:00~16:30
主催
S&T出版(株)
問い合わせ
Tel:03-5857-4811 E-mail:info@rdsc.co.jp 問い合わせフォーム
価格
非会員:  44,000円 (本体価格:40,000円)
会員:  41,759円 (本体価格:37,963円)
学生:  44,000円 (本体価格:40,000円)
価格関連備考
43,200円 会員価格41,000円 ※資料代を含む
<1名様分の受講料で2名様まで受講できます。>
 ※2名様ご参加は同一会社・法人からの同時申込に限ります。
 ※2名様ご参加は2名様分の参加申込が必要です。ご連絡なく2名様のご参加はできません。
 ※3名様以上のご参加は、追加1名様あたり10,800円OFFになります。
講座の内容
趣旨
 インクジェットをはじめとして、現在マイクロメートルオーダーの大きさの液体を扱うプロセスが盛んに産業へと応用されています。しかしその典型的な時間スケールはマイクロ秒のオーダーであり、プロセスを支配する表面張力や粘性などの基本的な物理量をこの時間領域で計測することはいまだに困難、あるいはほぼ不可能です。講演では微小液滴を生成する物理プロセスや、上記の基本的な物性値の超高速計測法について解説します。さらに空中で微小液滴をハンドリングする新しい技術についても紹介し、インクジェットの将来像を考えます。
プログラム
1. 微小液滴生成の物理
 1.1 微小液滴生成を支配する物理量
 1.2 表面の微分幾何学
 1.3 表面粘弾性と表面現象
 1.4 分子拡散と表面吸着
 1.5 表面緩和現象
 1.6 微小液滴と濡れ現象

2. 高速・微小領域の液体物性計測法
 2.1 液滴吐出・飛翔現象の観察法
 2.2 マイクロ秒分解能表面張力計測
 2.3 表面張力変化のモデリング
 2.4 薄膜の粘弾性計測
 2.5 リプロン光散乱とMHz域表面スペクトロスコピー
 2.6 非平衡系のゆらぎと表面現象

3. インクジェット技術の応用
 3.1 液滴の空中操作
 3.2 液滴の空中融合
 3.3 液滴の安定空中捕獲
 3.4 複合液滴の作製とその保存
 3.5 超安定化液滴生成・輸送

4. インクジェット材料評価に必要な物理計測技術
 4.1 表面張力
 4.2 界面張力
 4.3 粘性
 4.4 表面吸着分子量
 4.5 拡散係数

【質疑応答・名刺交換】
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