材料・部品の抵抗率測定 活用講座 【名古屋開催】

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セミナー概要
略称
抵抗率測定【名古屋開催】
セミナーNo.
stb170601
開催日時
2017年06月22日(木) 13:00~16:45
主催
S&T出版(株)
問い合わせ
Tel:03-5857-4811 E-mail:info@rdsc.co.jp 問い合わせフォーム
開催場所
価格
非会員:  44,000円 (本体価格:40,000円)
会員:  41,759円 (本体価格:37,963円)
学生:  44,000円 (本体価格:40,000円)
価格関連備考
43,200円 会員登録価格:1名41,000円,2名43,200円(2人目無料)
※資料付
※Eメール案内登録(無料)される方は、通常1名様43,200円から
 ★1名で申込の場合、41,000円になります。
 ★2名同時申込での場合は、2名様で43,200円(2人目無料)です。
※2名同時申込は同一法人内に限ります。
※2名様ご参加は2名様分の参加申込が必要です。(ご連絡なく2名様のご参加はできません。)
※3名様以上のご参加は、追加1名様あたり10,800円OFFになります。
講座の内容
趣旨
 金属の電気抵抗は試料の長さに比例し、その断面積に反比例する。その時の比例定数が抵抗率と定義されている。従来はこの定義に則って、柱状の試料を作りその断面に対して一定電流を流し、別途作成した電圧電極間の電位勾配を測り、オームの法則から抵抗値を求めた。そして、上記の定義に基き抵抗率を算出していた。(4端子法)
 そもそも抵抗率の定義が導かれた時代には、測定対象試料(=材料)は金属が中心で均一組成と考えられていた。しかし、現在では材料技術は飛躍的に進歩し、金属、プラスチック、セラミックスのみならず、それらを複合した材料(バルク体)や薄膜材料が日々開発されている。特に、電子材料の分野では、スマートホン等のモバイル端末の進化に伴い、リチウムイオン電池やプリンテッドエレクトロニクス材料等、急速な進歩を遂げている。また、自動車の電子化(ハイブリッド、EV、FCV)によって、2次電池や燃料電池、モーターや周辺機器に大容量、高出力が要求されている。
 まず、研究開発者にとっては材料の抵抗率を正しく測る事が重要であり、その次に各種材料の特性に合わせた測定方法やデータの解釈が必要となってきた。また、製造工程では、材料を加工した部品レベルでの品質管理のために、その材質・形状・目的に合わせた抵抗測定が必要となってきた。
 本セミナーでは、基本的な測定方法について解説し、材料に合わせた応用例についても説明する。
プログラム
1. 抵抗と抵抗率
2. 低抵抗領域の測定
3. テスターで測ると何故不安定なのか?
4. 4端子法と2端子法
5. 接触抵抗とは?
6. 4探針法とは?
7. 4探針法と4端子法の違い
8. シリコンウエハの抵抗率測定
9. 表面抵抗率と体積抵抗率の使い分け
10. 傷が付き易い試料の測り方
11. 低抵抗薄膜の抵抗率測定
12. 黒鉛バルク材の体積抵抗率測定
13. 高抵抗領域の測定
14. 2重リング法とは?
15. 表面抵抗率と体積抵抗率の測り方は違うのか?
16. JIS K6911とは?
17. ガード電極は必要か?
18. 温度や湿度で抵抗値が変わるのか?
19. 印加電圧や測定時間はどのように決めるのか?
20. 高抵抗薄膜の測定
21. 中間領域の試料は定電流印加法と定電圧印加法のどちらで測るか?
22. 粉体の抵抗はどうやって測るか?
23. フィルムの厚み方向の測定
24. 高温や低温下での低抵抗測定は?

 【質疑応答・名刺交換】
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