第1部 運転者の認知行動メカニズムと人間中心のHMI設計
10:30~12:00
自動運転の実現により、ドライバの運転負担が大幅に軽減されることが期待されます。その一方で、これまで想定されなかった事態が発生し、これがドライバに大きな負担をかける問題も予想されます。本講演では、この新たな問題を解決し、快適なHMI環境を設計するうえで有効な人間工学・人間中心設計の考え方について概説します。
1. 自動運転時代…新たに想定すべきポイント
1.1 自動運転レベルとドライバの覚醒度管理問題
1.1.1 自動運転レベルと起きうる問題
1.1.2 覚醒度とパフォーマンスに関する法則
2. ヒューマンエラーの防止(ドライバディストラクションの低減)
2.1 自動運転時代のHMI
2.2 HMIにおけるユーザビリティの確保
2.2.1 ユーザビリティ
2.2.2 ヒューマンファクタに基づくHMI設計
1) 人間の感覚・知覚の法則
2) 視野
2.2.3 人間の認知
1) ヒューマンファクターズ
2) 記憶モデル
3. 人間中心設計 (ISO9241-210)
3.1 人間中心設計とは
3.2 人間中心設計手法の例
4. NHTSA(米国)のドライバディストラクション・ガイドライン
4.1 ドライバディストラクションとは
4.2 ディストラクション・ガイドライン
5. 今後に向けて
5.1 覚醒度管理の問題解決法の検討
※プログラムは若干変更する場合もあります
【質疑応答・名刺交換】
第2部 自動運転の包括的HMI(仮)
13:00~14:30
作製中
第3部 自動運転時代の人間中心HMIのデザインと実装
14:45~16:15
自動運転時代には今以上にますますHMIの利用時品質が重要な指標となる。高い利用時品質の実現にはデザインとエンジニアリングの両面からの取り組みが欠かせない。現在のHMIが抱える問題点を示すとともに、デザインエンジニアリングの手法でいかに利用時品質の高いHMIを実現する手法を解説する。
1. はじめに
2. デザインエンジニアリング
2.1 利用時品質とは
2.2 安心と安全
2.3 コミュニケーションをデザインする
2.4 人を知る
2.5 適応型HMI
3. HMIのデザインと実装
3.1 これからの開発プロセス
3.2 利用時品質を測る
3.3 開発ツールの活用
【質疑応答・名刺交換】