ブリードアウトとブルームのメカニズムおよび対策講座
※会場が変更になりました(11/8更新)

 高橋ビルヂング(東宝土地(株))会議室 → 中央大学駿河台記念館 680号室

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セミナー概要
略称
ブリードアウト
セミナーNo.
stb181101
開催日時
2018年11月20日(火) 10:30~16:30
主催
S&T出版(株)
問い合わせ
Tel:03-5857-4811 E-mail:info@rdsc.co.jp 問い合わせフォーム
開催場所
価格
非会員:  50,722円 (本体価格:46,111円)
会員:  48,176円 (本体価格:43,796円)
学生:  50,722円 (本体価格:46,111円)
価格関連備考
49,800円 (Eメール案内登録価格:1名47,300円,2名49,800円,3名74,700円)
※昼食、資料付
※Eメール案内登録(無料)される方は、通常1名様49,800円から
 ★1名で申込の場合、47,300円
 ★2名同時申込の場合は、2名様で49,800円(2人目無料)
 ★3名同時申込の場合は、3名様で74,700円
※2・3名同時申込は同一法人内に限ります。
※2・3名様ご参加は2・3名様分の参加申込が必要です。
 ご連絡なく2・3名様のご参加はできません。
講座の内容
習得できる知識
自動車産業におけるマルチマテリアル化などの動きの中で、従来とは異なる異種材料や新規材料の適用が始まっており、ブリードアウト・ブルーム現象が再び注目されている。現実の材料開発の現場では、幾つかの現象が複合化されて発生することも多く、対策の立案には、系統的な解析が必要となる。ブリード・ブルーム現象の基本的な発現機構を理解することにより、材料・製品の開発を効率的に進められることが期待できる。
趣旨
 樹脂・ゴムなど実用高分子材料は、素材生産、成形加工、製品保管、製品の使用など条件の異なる各種の環境下に置かれることによって、劣化・変質の危険性を孕んでいる。このような変質を防止すると同時に、性能・機能の効果的な発現のために各種の添加剤が配合されて用いられている。これらの添加剤や、高分子材料中の成分の一部は、成形条件によって、或いは高分子材料本体との親和性の程度によって、高分子成形品表面にまで拡散し、意図せぬ模様を発生させることがあり、外観特性の低下として嫌われる。本講座では、この現象と、他の外観特性の異常との違いや見分け方について述べ、ブリードアウト・ブルームの発生機構と防止法について解説する。
プログラム
0. Introduction 「ブリードアウトとブルーミング」 

1. ブリードアウト・ブルーム現象
 1-1 成形不良とブリードアウト・ブルーム現象の見分け方
 1-2 ブリードアウト・ブルームと高分子材料の分子構造
  1)分子量分布
  2)組成や規則性の分子間分布
  3)高分子材料の構造の組織階層
 1-3 ブリードアウト・ブルーム発生機構の理論:拡散と溶解度
 1-4 ブリード成分の同定と解析
  1)分離抽出
  2)機器分析

2. 樹脂・ゴム材料におけるブリードアウト・ブルーム現象の制御
 2-1 添加剤の種類と処方
 2-2 ブリード・ブルーム成分の種類
 2-3 樹脂・ゴム材料におけるブリードアウト・ブルーム防止技術
 2-4 ブリードアウト・ブルーム防止技術や処方の実例紹介

3. ブリードアウト・ブルーム現象の制御と活用
 3-1 ブリードアウト・ブルーム制御による機能発現
 3-2 ブリード制御による商品設計

4. 新規な樹脂材料におけるブリードアウト・ブルーム制御
 4-1 ポリマーアロイ・モルフォロジー設計理論の応用
 4-2 相溶性制御と樹脂・ゴム材料設計

5. まとめとQ&A
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