誘導モータの基礎と応用の実際

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セミナー概要
略称
誘導モータ
セミナーNo.
stb191006
開催日時
2019年10月23日(水) 10:30~16:30
主催
S&T出版(株)
問い合わせ
Tel:03-5857-4811 E-mail:info@rdsc.co.jp 問い合わせフォーム
開催場所
価格
非会員:  51,000円 (本体価格:46,364円)
会員:  48,500円 (本体価格:44,091円)
学生:  51,000円 (本体価格:46,364円)
価格関連備考
51,000円 (Eメール案内希望価格:1名48,500円,2名51,000円,3名73,000円)
※資料付
※Eメール案内を希望されない方は、「51,000円×ご参加人数」の受講料になります。
※Eメール案内(無料)を希望される方は、通常1名様51,000円から
 ★1名で申込の場合、48,500円
 ★2名同時申込の場合は、2名様で51,000円(2人目無料)
 ★3名同時申込の場合は、3名様で73,000円
 ★4名以上同時申込の場合は、3名様受講料+3名様を超える人数×20,000円
※2名、3名同時申込は同一法人内に限ります。
※2名、3名様ご参加は2名、3名様分の参加申込が必要です。
 ご連絡なく2名、3名様のご参加はできません。
備考
※2019年10月1日以降に開催されるセミナーの受講料は、お申込みいただく時期に関わらず消費税が10%になります。
 上記記載受講料は、消費税10%を含んだ金額です。
講座の内容
趣旨
 誘導モータは産業用、家電用などの主要なモータとして古くから使われてきた。21世紀になり、パワーエレクトロニクスの発展と希土類磁石の実用化によりPMモータの使用が増加している。しかしながら、希土類資源の問題が解決したわけではなく、今後も課題として残ると考えられる。将来的にPMモータを広く使用してゆくことにはまだ疑問があると考えられる。
 誘導モータはその原理から、電磁機構はすべて金属材料で構成できるため、堅牢であり、かつ安定した特性を持っている。また、高速域ではPMモータより高性能であるという特徴があり、電気自動車の主機に採用されることも多くなってきた。また、自動車への48V電源の導入の動向もあり、誘導モータをあらためて見直す必要が出てきている。
 本講演では誘導モータについて、基本原理から解説し、性能、構成材料、PMモータとの比較、さらに、近年の車載用への展開状況、開発動向について解説し、産業用モータ、車載用モータに向けた展望を明らかにしてゆく。
プログラム
1. 誘導モータの原理
 1.1 モータの原理
 1.2 電磁誘導
 1.3 誘導モータの原理

2. 誘導モータの理論と性能
 2.1 誘導モータの等価回路
 2.2 等価回路による性能計算
 2.3 性能の表示法
 2.4 誘導モータの効率

3.各種の誘導モータ
 3.1 かご形誘導モータ
 3.2 巻線形誘導モータ
 3.3 その他の誘導モータ

4. 誘導モータの評価
 4.1 誘導モータの試験法
 4.2 誘導モータの性能表示

5. 誘導モータの構成材料
 5.1 鉄心
 5.2 マグネットワイヤ
 5.3 絶縁物
 5.4 軸、ケース

6. 誘導モータの制御法
 6.1 回転数制御の原理
 6.2 インバータによる回転数制御
 6.3 高効率制御
 6.4 ベクトル制御のためのモータモデル
 6.5 誘導モータのベクトル制御

7. PMモータの原理と制御
 7.1 PMモータの原理
 7.2 PMモータの制御法
 7.3 永久磁石の課題
 7.4 レアアースフリーモータ

8. PMモータと誘導モータの比較
 8.1 構造から見た比較
 8.2 特性から見た比較
 8.3 用途から見た比較
 8.4 SRモータ、ブラシレスモータとの比較

9. 誘導モータの開発動向
 9.1 高効率規制(IE3、IE4)への対応
 9.2 効率構成要因
 9.3 材料技術の進歩
 9.4 製造技術の進歩

10. 誘導モータの自動車への展開状況
 10.1 主機への展開
 10.2 補機への展開
 10.3 48V化への適用

11. 誘導モータの今後の展望
 11.1 各国での研究開発状況
 11.2 モータ性能の展望
 11.3 制御の展望
 11.4 材料開発への期待

    【質疑応答】
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