おいしさの構造は複雑に形成されており、適切に評価することは極めて重要です。官能評価の実施法に加え、おいしさと諸要素の関係についても示唆に富む評価事例をいくつか紹介します

おいしさの官能評価の実施方法の基礎とポイントおよび評価事例

※受付を終了しました。最新のセミナーはこちら

セミナー概要
略称
おいしさの官能評価
セミナーNo.
td140703
開催日時
2014年07月11日(金) 12:50~17:30
主催
(株)テックデザイン
問い合わせ
Tel:03-5857-4811 E-mail:info@rdsc.co.jp 問い合わせフォーム
開催場所
価格
非会員:  30,535円 (本体価格:27,759円)
会員:  30,535円 (本体価格:27,759円)
学生:  30,535円 (本体価格:27,759円)
価格関連備考
29,980円(税込/テキスト付)
講座の内容
習得できる知識
1.おいしさの官能評価の実施方法の基本事項や注意点・ポイントを学ぶことができる
2.様々な評価事例をとおして、おいしさと諸要素(味、食感、見た目、パッケージ、
  高級感、品質)との関係のヒントを掴むことができる
3.官能評価において、おいしさをどのように評価しているのかという評価構造を知ること
  ができる
4.商品開発と品質管理における官能評価の役割と新たな有効性を発見できる
趣旨
 おいしさの構造は複雑に形成されています。そのため、食品における“ものづくり”では、おいしさの評価構造を意識しながら、官能評価を適切に実施することが非常に重要です。そこで、本講座では、おいしさの官能評価の基礎から実際までを講師の実務経験や研究事例を基に解説します。
 具体的に、前半では、官能評価の実施方法について、基本事項と注意点やポイントを解説します。中盤では、商品開発と品質管理のそれぞれの部門における官能評価の役割や、諸問題に対する官能評価を用いた解決法も紹介します。後半では、さまざまな評価事例を紹介しながら、実施のコツや新たな活用法、官能評価によって得られた知見などを説明します。特に、味、食感、見た目、パッケージ、高級感、品質が“おいしさ”とどのような関係にあるのかについて、示唆に富む話題を提供します。
プログラム
Ⅰ.食品における官能評価の基礎
 1.官能評価とは
  ・官能評価の目的
  ・おいしさの伝達経路
  ・官能評価と理化学試験
 2.おいしさの構造
  ・おいしさの構造の基礎
  ・理化学特性値と官能評価構造
 3.パネルの選定
  ・パネルの選定における重要な要素
  ・官能検査と官能評価
 4.官能評価手法
  ・質問紙調査法
  ・行動観察法
  ・記述試験法
 5.評価データの解析方法
  ・基本統計量
  ・主成分分析
  ・グラフィカルモデリング
Ⅱ.商品開発、品質管理における官能評価の役割
 1.商品開発サイクル
  ・開発フローとサイクル
  ・商品力とブランディング
 2.賞味期限の設定方法
  ・食品における賞味期限設定の基礎
  ・おいしさに基づく賞味期限の設定方法
 3.官能評価による諸問題の解決事例
  ・食品の厚さとおいしさ(食肉製品)
  ・感性評価によるネーミング
Ⅲ.官能評価の評価事例の紹介
 1.おいしさの官能評価と味・食感に関係する事例
 2.おいしさの官能評価と見た目・パッケージに関する事例
 3.おいしさの官能評価と高級感・ブランディングに関する事例
関連するセミナー
関連する書籍
関連するタグ
フリーワード検索