化粧品を開発する上で重要な【界面活性剤の選び方】【安定エマルションの調製】【安定性評価】について最新の情報を含めて解説! 各種洗浄料の処方設計の実例も紹介します。

界面活性剤の基礎と洗浄料の設計

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セミナー概要
略称
洗浄料
セミナーNo.
td140804
開催日時
2014年08月08日(金) 10:30~17:00
主催
(株)テックデザイン
問い合わせ
Tel:03-5857-4811 E-mail:info@rdsc.co.jp 問い合わせフォーム
開催場所
価格
非会員:  30,535円 (本体価格:27,759円)
会員:  30,535円 (本体価格:27,759円)
学生:  30,535円 (本体価格:27,759円)
備考
税込/テキスト付
講座の内容
趣旨
 化粧品や化学品を開発する上で、安定なエマルションや可溶化物を調製するのは案外難しいものです。また、シャンプーやボディソープの泡立ちをコントロールすることも骨が折れます。
 本講座では、乳化物や可溶化物を調製する上で最も大切な界面活性剤の選び方や安定性の予想の仕方について具体的な例を交えて講義します。まず、エマルションや可溶化物の特性について概説した上で、産業界で使われている界面活性剤とその特性を、最新の情報を含めて紹介します。次に、界面活性剤の物性を予想するために用いられているさまざまな指標を紹介します。これらの指標を使いこなすことによって、エマルションや可溶化物を調製するのに適当な界面活性剤をある程度予想できます。さらに、エマルションや可溶化物の安定化のテクニックを具体的な例をあげて考察します。そして、ボディソープやメイク落としなどの洗浄料の処方設計の実例についてもご紹介します。本講座を通して、エマルションや可溶化物を調製するための基本的な考え方を身につけ、新しい商品の開発や生産プロセスの設計、トラブル対策に役立ててください。
プログラム
1. エマルション・可溶化物・泡とは

2. 界面活性剤とは
 ① 界面活性剤の定義と種類
 ② 界面活性剤の機能と産業界での応用例
  ・乳化,分散
  ・可溶化
  ・洗浄
  ・潤滑
  ・生理活性

3. 界面活性剤の特性を予想しよう
 ① 界面活性剤のふるまいを予想するための指標は?
 ② HLBはどうやって計算するのか?
 ③ 「パッキングパラメータ」「曲率弾性モデル」とは?

4. 安定なエマルション調製のためのテクニック
 ① エマルションのクリーミングを防ぐには?
 ② エマルションの合一を防ぐには?
 ③ 乳化機の種類と選び方
 ④ エマルション調製技術
  ・転相乳化法
  ・転相温度乳化法 (PIT乳化法) 
  ・D相乳化法
  ・液晶乳化法

5. 多相エマルションの調製と応用例

6. クリーミーフォーム調製のためのテクニック
 ① 泡を素早く立てるには?
 ② 安定できめ細かい泡を立てるには?
 ③ 油が入っても消えない泡をつくるには?
 ④ 泡を消すには?

7. たくさんの油を可溶化するためのテクニック
 ① 界面活性剤の選び方
 ② 添加剤の効果

8. 最新研究事例
 ① ボディーソープとメイク落としの処方設計の実際
 ② 界面活性剤を含まないエマルション/フォーム
 ③ 固体粒子によって安定化されたピッカリングエマルション
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