日本における食品高圧加工技術の第一人者が,食品高圧加工の基礎,国内外での実用化事例,最新の技術動向について,導入のメリット,課題,展望を含め,ポイントを整理して解説します.

食品の高圧加工の現状と国内外の技術動向

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セミナー概要
略称
食品の高圧加工
セミナーNo.
td140805
開催日時
2014年08月20日(水) 13:00~17:00
主催
(株)テックデザイン
問い合わせ
Tel:03-5857-4811 E-mail:info@rdsc.co.jp 問い合わせフォーム
開催場所
価格
非会員:  30,535円 (本体価格:27,759円)
会員:  30,535円 (本体価格:27,759円)
学生:  30,535円 (本体価格:27,759円)
備考
税込/テキスト付
講座の内容
趣旨
 1990年に世界初の高圧加工食品としてジャムが実用化されて以来,食品高圧科学は大きく進展し,新たな実用化事例も見られるようになってきました.特に海外では,高圧処理は非熱的加工操作の一手法として広く認知されており,様々な加工食品において,細菌の不活性化を主軸とした事業化が拡大しつつあります.
 2013年,スターバックスが米国全土で高圧処理ジュースを販売すると発表したことを受けて,日本でも食品高圧加工の機運が急速に高まっています.本講習会では、食品高圧加工の技術概要を提示し,そのメリットだけではなく,抱える課題にも言及し,国内外の技術動向及び将来展望について解説します
プログラム
1.食品高圧加工技術の概要(30分)
 ① 特徴            
 ② 装置概説

2.高圧処理の食品成分への影響(30分)
 ① 蛋白質(変性,軟化)    
 ② 脂質    
 ③ 糖質(澱粉の圧力糊化)

3.微生物制御への応用 (60分)
 ① 微生物不活性化      
 ② 芽胞菌の自滅的発芽誘導

4.食品加工での実用化事例(60分)
 ① 米飯        
 ② 微生物制御    
 ③ 開脱殻
 ④ 食肉        
 ⑤ その他

5.国内外での技術動向 及び課題・展望(30分)
 ① 国内外の最新技術動向紹介
 ② 物性・機能性・安全性の視点から期待される可能性
  ・超微細米粉          
  ・食肉加工
  ・微生物安全性
  ・期待される加工事例
 ③ 市場動向を踏まえた将来展望
  ・食品高圧加工で可能な操作
  ・食品高圧加工の最新動向
  ・食品高圧加工における問題点

6.質疑応答(15分)
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