サプライヤー4社の技術者が,栄養価・おいしさ向上,
新商品開発に役立つ効果的な活用法について解説します。

タンパク質素材の特性・利用技術とアプリケーション
~乳タンパク・大豆たん白・小麦タンパク・卵タンパク~

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セミナー概要
略称
タンパク質
セミナーNo.
td141002
開催日時
2014年10月03日(金) 10:30~17:30
主催
(株)テックデザイン
問い合わせ
Tel:03-5857-4811 E-mail:info@rdsc.co.jp 問い合わせフォーム
価格
非会員:  30,535円 (本体価格:27,759円)
会員:  30,535円 (本体価格:27,759円)
学生:  30,535円 (本体価格:27,759円)
備考
テキスト付
講座の内容
プログラム

■Ⅰ.乳タンパクの特性と食品における機能(10:30~11:50) 

1.乳タンパクの種類と特性
 ① 乳の組成   
 ② 乳タンパクの種類と特徴

2.乳タンパク原料
 ① 乳タンパク原料の種類と特徴
 ② 乳タンパク原料の製造方法

3.乳タンパクの加工食品への応用
 ① 乳タンパクの機能性  
 ② 乳タンパクの栄養  
 ③ 乳タンパク原料の選択方法

少子高齢化が進む中、消費者の健康志向は年々高まっています。特にダイエット、スポーツにおける運動機能の向上、病者の快復、高齢者の健康維持でタンパク質は欠かせない栄養素材です。
今回は最も吸収性、栄養価の優れたタンパク質のひとつである乳タンパクについて、機能的な特性・栄養価・最適な原料の選択方法等について解説します。

■Ⅱ.大豆たん白の特性と食品への応用(12:50~14:10)

1.原料である大豆と、大豆中の蛋白質の機能(栄養、物性)

2.大豆たん白製品の種類と特性
 ① 粉末状大豆たん白      
 ② 粒状大豆たん白

3.食品への利用と得られる効果(食肉、水産、惣菜製品、栄養健康食品)
 ① 粉末状大豆たん白の用途   
 ② 粒状大豆たん白の用途

一口に大豆たん白と言っても、様々な機能特性を有しています。またその機能(栄養価、物性)を生かした用途は食肉、水産、惣菜、栄養健康分野と多岐に渡り、それらに応じて様々な製品が存在します。
本講演では、皆様の問題解決、製品開発の一助となる様、実績、具体例、最近の傾向も交えながらご説明致します。

■Ⅲ.小麦タンパクの特性と食品への利用(14:25~15:25)

1.小麦グルテンの特徴
 ① グルテンの基本物性  
 ② 製造方法による物性の違い

2.小麦グルテンの食品への利用
 ① 麺類、水産・畜産練り製品、その他食品における効果

3.小麦グルテンのベーカリー製品への利用
 ① 冷凍生地、米粉パン、ピザ、その他パン類における効果

4.新たな利用への取り組み
 ① 高齢者食品への利用に向けて(小麦グルテンの食塊形成作用)

小麦グルテンは小麦粉中に含まれるタンパク質の主成分で、他のタンパク質にはない特有の物性を有します。また、製法によってその物性も異なります。
本講座では、小麦グルテンの基本的な性質、製造方法による物性の違いや、ベーカリー製品への利用をはじめとして、小麦グルテンの機能性を活かした様々な食品への利用例、加えて、高齢者食品への利用に向けた新たな取り組みについて紹介します。

■Ⅳ.鶏卵の機能とその利用(15:35~16:55)

1.卵白の保水性・凝固性とその利用
 ① 畜産・水産製品への卵白の凝固力利用
 ② 小麦粉加工食品への卵白の保水力の利用
 ③ 惣菜類の加工工程での卵白の酵素処理品の利用

2.卵黄の乳化性とその利用
 ① 卵黄の乳化特性の改質とその利用
  a.乳化安定素材として利用 
  b.澱粉の粘性改質素材としての利用
 ② 鶏卵加工品の風味向上への卵黄素材の利用

鶏卵はいろいろな料理に使われるとても身近な食材ですが、熱凝固性、乳化性、呈味性といった食品の品質改良に非常に有効な機能を有しており、これらの機能を高めることで、より広く利用することが可能になります。
本講演では,様々な食品への利用例を交えながら,鶏卵の機能性をご説明します。改めて鶏卵の機能をご認識いただければ幸いです。
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