前半では、炊飯の各工程の科学と、そこで生じる味・テクスチャーの変化や、糊化・老化などについて解説し、後半では、米・米飯の評価法について官能評価と理化学測定の両面から、特徴・長短所などを含めて解説します。

炊飯のメカニズムと米飯の品質・おいしさ評価

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セミナー概要
略称
炊飯
セミナーNo.
td141102
開催日時
2014年11月20日(木) 12:30~17:00
主催
(株)テックデザイン
問い合わせ
Tel:03-5857-4811 E-mail:info@rdsc.co.jp 問い合わせフォーム
開催場所
価格
非会員:  30,535円 (本体価格:27,759円)
会員:  30,535円 (本体価格:27,759円)
学生:  30,535円 (本体価格:27,759円)
備考
テキスト付
講座の内容
プログラム

■第1部: 炊飯・加工米飯の科学 (120分)

1. 米について

2. 炊飯の基礎

3. 炊飯課程における成分変化  

4. 炊飯過程の温度履歴と成分

5. 米飯のテクスチャーに及ぼす酸の影響

6. 粥の調整について
〈講義概要〉 
米は炊飯工程における加水や加熱等、炊飯工程やその加減により、大きく性質に変化が生じる食品です。当講座ではどのように炊飯する事が、食品として望ましいのかを科学的に解説します。始めに米がどの様に食されてきたのかを説明し、炊飯の基礎から炊飯過程における味やテクスチャーの変化について述べます。さらに加工米飯として粥の研究例を紹介します。

■第2部:米・米飯の品質特性・おいしさ評価  (120分)

1. 米の品質特性について
 (1) 品質項目  
 (2) 品質の影響因子 

2. 評価方法
 (1) 食味官能試験
 (2) 理化学測定法
   ① 成分含量の測定:水分,アミロース,タンパク質    
   ② 米飯の物理特性(硬さ,粘り)の測定 
   ③ 米飯の外観評価
   ④ 味の評価:アミノ酸,糖   
   ⑤ 香りの評価
   ⑥ 炊飯特性試験
   ⑦ 糊化粘度特性の測定
   ⑧ 組織構造観察
 (3) 理化学測定を基にした米の食味推定(おいしさの推定)
 (4) 業務用途における原料米の品質評価

3. 新しい育成米の紹介
〈講義概要〉
食用米の選定にあたっては、重要な情報となる米の品質、とくに食味に関して、より客観的に評価をすることが重要です。現在実施されている米の食味評価は、人による食味官能試験と化学分析や機器計測による各種の理化学測定法とに大別さます。本講演では、両法の特徴と理化学測定法を中心とした食味の客観的評価法を概説するとともに、おにぎり、弁当等の業務用途における原料米の適性評価の為の品質評価法 を紹介します。
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