「ふわふわ」「もちもち」「なめらか」「しっとり」・・・
デザートの美味しさを決定づける【食感(テクスチャー)】の調整法と測定事例を試食・実演を含めてご紹介します

デザートの食感演出と各種測定法

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セミナー概要
略称
デザート
セミナーNo.
td141103
開催日時
2014年11月25日(火) 13:00~17:00
主催
(株)テックデザイン
問い合わせ
Tel:03-5857-4811 E-mail:info@rdsc.co.jp 問い合わせフォーム
開催場所
株式会社島津製作所内 セミナールーム(2階)
価格
非会員:  30,535円 (本体価格:27,759円)
会員:  30,535円 (本体価格:27,759円)
学生:  30,535円 (本体価格:27,759円)
特典
試食付、デモ付
備考
テキスト付
講座の内容
プログラム

Ⅰ.デザート開発における増粘多糖類の利用技術【試食有】 (13:00~14:30)

1.増粘多糖類の基本的性質
 ・増粘多糖類とは
 ・デザート食品に使用される主な増粘多糖類の基本的性質
 ・増粘多糖類の使用上の注意点 

2.増粘多糖類のデザート食品への応用例
 ・海藻由来の増粘多糖類(寒天、カラギナン)について
 ・植物由来の増粘多糖類(タマリンドガム、ローカストビーンガム、グァーガム、
  ペクチン)について
 ・微生物由来の増粘多糖類(ジェランガム、キサンタンガム)について 

3.デザート開発への利用が期待される新素材について
 ・食物繊維シトラスファイバー(ヘルバセルAQプラス)の特性とデザートへの応用
講演概要:
  デザート食品においては、「色」、「味」、「匂い」よりも食感(テクスチャー)をどのように調製していくかがおいしさを決定づけるポイントとなっています。増粘多糖類は、少量の添加でゲル化させる、粘度を付与することができ、食感の演出にとって不可欠な存在となっています。
 本講演では増粘多糖類の基本的な性質をご紹介し、デザート開発への応用について事例を挙げて説明します。また、デザート開発への利用が期待される新しい素材についても紹介します。ご紹介した各種増粘多糖類・食物繊維を用いた試作品の試食をご用意しており、講義内容を実感いただけます。

Ⅱ.デザートを中心とする各種食品サンプルのテクスチャー測定の具体例【デモ付】(14:40~17:30)

1.食品テクスチャー測定機器の紹介
 a.代表的な評価機器の概要(構成、原理の紹介)
 b.各種測定冶具の紹介(食品種に応じた治具の使い分けの基礎を概説)
 c.ソフトウェアとデータ処理(得られる情報とポイントの紹介)

2.アプリケーション事例の紹介
 a.テクスチャーアナライザによる様々な食品のテクスチャー評価事例紹介
 b.粒子径分布、熱量などテクスチャー(食感)に関わる要素の測定事例紹介
 c.テクスチャー試験と香気分析の融合(フレーバーリリースの測定)

3.実機によるデモンストレーション
 スポンジケーキ、ゼリー、こしあん、グミ等、代表的な食品サンプル(市販の数種類)を
 テクスチャーアナライザと各種最新治具を用いて測定します。 サンプルのリクエストや
 ご持参にも出来る限り対応させていただきます。
講演概要:
  昨今、食感の客観的な評価法の1つとして、機器による食品のテクスチャー測定が用いられるようになってきました。
 今回のテーマであるデザートのテクスチャーといっても、サンプルの種類、測定において重視するポイント等は様々であり、その測定には食品の物性、形状等を考慮したパラメータの設定や適切な治具の選択が重要となります。
 本講演では食品物性を数値化する各種の測定装置について、事例紹介を中心に分かりやすく解説します。更には、実践的かつ理解が深まるようにテクスチャーアナライザと最新の治具を用いて、各種サンプルの測定実演を行います。
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