2015年02月23日(月)
10:30~16:30
Tel:03-5857-4811 E-mail:info@rdsc.co.jp
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非会員:
50,600円
(本体価格:46,000円)
会員:
50,600円
(本体価格:46,000円)
学生:
50,600円
(本体価格:46,000円)
お1人様受講の場合 49680円[税込]/1名
1口でお申込の場合 61560円[税込]/1口(3名まで受講可能)
ライトフィールドは,光線を位置2次元,方向2次元の4次元の情報で表現し,処理や解析する記述する技術である.1996年にコンピュータグラフィックス分野で提案されたライトフィールドは,当初は,複数枚の画像から新しい画像を生成するイメージベースドレンダリングの一手法という位置付けであった.
しかしながら,現在は,多くの研究によりコンピュータグラフィックスやコンピュータビジョン,画像処理だけでなく,光学設計,ディスプレイ,カメラ,他分野でも有用であることが分かってきた.ライトフィールドは理論的な解析も進んできており,今まで以上に幅広い領域に応用が広がりつつある.近い将来,関連分野では必須の知識・技術となると予想される.一方で,ライトフィールドの日本語での解説は少なく,国内では十分な認知がされているとは言いがたい状況である.
そこで,本セミナーでは,ライトフィールドの歴史的背景から始まり,理論的基礎や,その特性,実際の処理方法や最近の研究動向の紹介,応用例について解説する.受講者にはライトフィールドの全体像を理解して頂き,将来,様々な分野で本技術を役立てて頂けるような講義を行う.
1 ライトフィールドの背景・歴史
2 ライトフィールドの理論的基礎・特性
3 Plenoptic Function
4 Light Fieldの記法
5 Plenoptic Samplingなど
6 ライトフィールドの実際の撮影・処理・表示方法(ツールやオープンデータの紹介なども)
7 CG・画像処理技術応用:Image Based Rendering
8 カメラ技術応用:Light Field Camera
9 ディスプレイ技術応用:Light Field Display
10 ライトフィールドの今後:Augmented Light Fieldなど