2016年03月09日(水)
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1口でお申込の場合 61,560円(57,000円+税)/1口(3名まで受講可能
ディジタルカメラの性能はいまや十二分なものとなりましたが、カメラの機能や使い方は従来からあまり大きく変わっていません。なぜならディジタルカメラは基本的に、フィルムを撮像素子に置き換えただけのもので、その上に像を形成するレンズの働きや役割はさほど変化していないからです。そこで光学系を含むカメラ全体の設計を情報処理の観点から見直すことで、画像からブレやボケを除去したり、ピントを合わせる位置を撮影後に自在に変更するなど、従来のカメラでは不可能だった機能を持つ未来のカメラを実現する技術をコンピュテーショナルフォトグラフィと呼びます。
1 コンピュテーショナルフォトグラフィ概観
1.1 コンピュテーショナルフォトグラフィの考え方
1.2 レンズの基礎
1.3 光線空間(ライトフィールド)とその表現
2 光線の記録
2.1 カメラアレイによる光線空間の記録
2.2 プレノプティックカメラ
3 光線空間の信号処理
3.1 光線空間を用いたぼけの生成
3.2 シャインフリュークの法則
3.3 未較正合成開口法
3.4 光線空間のフーリエ変換とその応用
4 符号化開口の利用と画像処理
4.1 開口形状とぼけ,フーリエ変換の関係
4.2 原画像の復元
4.3 距離の推定(Depth from Defocus)
4.4 符号化開口の応用
5 コンピュテーショナルフォトグラフィの最新の話題
5.1 超解像の高性能化
5.2 ステレオ法と Depth from Defocus の融合
5.3 近年の動向と将来展望