欧米の安全自動車機能の法制化促進により標準搭載が進むカメラモジュール
~ Back View Camera / Front Camera / e-mirror / Night Vision ~

車載カメラに要求される課題を解決する様々な機能
~ HDR / RGB+赤外線 / 魚眼Lensを使用しない広角Lensシステム ~

自動運転実現に向け、重要度が高まる車載カメラ
車載カメラにより進化する
ADASとTelematics/Infortainmentの融合がもたらす
Auto Pilot機能の高度化

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セミナー概要
略称
車載カメラ
セミナーNo.
tr151202
開催日時
2015年12月09日(水) 13:00~17:00
主催
(株)トリケップス
問い合わせ
Tel:03-5857-4811 E-mail:info@rdsc.co.jp 問い合わせフォーム
開催場所
価格
非会員:  47,300円 (本体価格:43,000円)
会員:  47,300円 (本体価格:43,000円)
学生:  47,300円 (本体価格:43,000円)
価格関連備考
お1人様受講の場合 46440円(43,000円+税)/1名
1口でお申込の場合 60480円(56,000円+税)/1口(3名まで受講可能)
講座の内容
趣旨
 20年ほど前に、「情報と通信の融合」をコンセプトとして始まった「Telematics」は、Car-NaviやETCとの連携によりITSというインフラ構築により着実な進歩を進めている日本市場を除き、コンセプト倒れかと思われていました。しかし、その後新たに登場したiPhoneやAndroid Phoneなどのスマホが本格的に普及するにともないCloud Computing環境が確立され、Telematicsはスマホと連携した「Infortainment」という形で再活性化されつつあります。この流れは、通信インフラの充実・高速化によりスマホ市場が確立された変化に類似しています。古くからある「Telematics」は自動車産業が牽引しましたが、「Infortainment」の主役はIT産業です。そのため、スマホへの変化に乗じることが出来なかった「携帯電話の巨人」が急激に衰退したのと同様な変化が、自動車業界でも起きる可能性があります。車載Entertainment機器は、以前のスタンドアローンな状態からインターネットと融合して利便性を高めた「Infortainment」機器へと進化しつつあるのです。そして、「運転」に対するコンセプトもASV構想のような安全性の追求だけに止まらず利便性・快適性も同時に高めるADASが世界的に本格化し、最終的なゴールである自動運転実現に向け、ImagingやSensingなどの機能搭載が活性化しています。それらを実現する上で、カメラの果たす役割はますます重要度を高めています。さらに、アメリカのKT法成立や、欧州のHigh Beam Regulation法の成立、新車購入時の目安となる各国のNCAPの本格化、市場での信頼度の向上など、カメラの必要性が高まるインフラ整備が着々と進んでいます。
 本講座では、このような市場背景や、自動車用として最適なカメラの機能や仕様について詳説します。
プログラム
1.スマホOSメーカーの転進により急変するTelematics市場
   1.1 iPhoneから始まったConnected Car具現化に向けた変化
   1.2 スマホが構築したCloud Computing環境により新たな世代に突入したTelematics
   1.3 スマホから車載用に転進したApple、Googleにより急変するInfortainment OSの勢力図
   1.4 ガラパゴス化が進む日本版Telematics「ITS」

2.欧米の安全自動車機能の法制化促進により標準搭載が進むカメラモジュール
   2.1 構想は世界最先端だった安全自動車構想「ASV」の概要
   2.2 KT(Kids Transport Safety Act)法成立により世界的に標準搭載が進むBack View Camera
   2.3 High Beam Regulation法成立により世界的に搭載が進むFront Camera
   2.4 欧米で採用の機運が高まるMirror置換カメラ機能「e-mirror」
   2.5 Euro-NCAP 2018で加点対象になり搭載検討が高まる赤外線カメラ「Night Vision」

3.車載カメラにより進化するADAS、Infortainmentの融合により現実味が増す自動運転車
   3.1 「ぶつからない車」実現に向けカメラを中心にSensor Fusionで精度の高まるADAS
   3.2 ADASの本格化により実現される多くの安全機能
   3.3 Infortainment機能の標準搭載とADASの本格化により進展する自動運転車の概要
   3.4 自動運転車実現に向けたメーカーの取り組みとカメラが果たす役割
   3.5 Cloud Computing ~ Ubiquitous Networking、そして最終形はIoT

4.車載カメラに要求される課題を解決する様々な機能
   4.1 明暗差が大きい環境に対応した短時間反応自動車用HDR機能搭載カメラ
   4.2 RGB+IR Sensorによる車載用昼夜兼用カメラ
   4.3 Euro NCAP2018で加点対象となるPD(夜間歩行者検出)機能を実現するFIRカメラの低価格化技術
   4.4 魚眼Lensを使用しない「参入障壁が低い」WLOを使用した広角Lensシステム

5.まとめ
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