入門 医療・ヘルスケア向けセンサ
~基礎からMEMS応用まで~

※受付を終了しました。最新のセミナーはこちら

セミナー概要
略称
医療センサ
セミナーNo.
tr160502
開催日時
2016年05月18日(水) 10:30~16:30
主催
(株)トリケップス
問い合わせ
Tel:03-5857-4811 E-mail:info@rdsc.co.jp 問い合わせフォーム
開催場所
価格
非会員:  50,600円 (本体価格:46,000円)
会員:  50,600円 (本体価格:46,000円)
学生:  50,600円 (本体価格:46,000円)
価格関連備考
お1人様受講の場合 49,680円(46,000円+税)/1名
1口でお申込の場合 61,560円(57,000円+税)/1口(3名まで受講可能)
講座の内容
趣旨
 超少子高齢化の進展により、我が国では医療や福祉分野での課題が山積しています。医療費の増加を抑制するためには、身体の状態を日常的にモニタリングし、病気に陥る前の段階で予防医療措置により、健康寿命を増進することがカギとなります。また、過疎化の中で限られた医療資源を活かすためには、遠隔地からの医師による診断や相談、治療の発展が望まれます。これらの実現のためには、健康に関する様々な情報を収集するセンシング技術が不可欠です。
 そこで、本セミナーでは、このような用途に向けたセンサの検出原理や基礎技術について紹介するとともに、MEMS技術を用いた小型化、高性能化のための最新の事例について解説します。
プログラム
1.医療・ヘルスケアセンサが求められる背景
 1)超少子高齢化社会におけるヘルスケアの役割
 2)IoTとスマートヘルスケア
 3)医療・ヘルスケア市場の現状と未来

2.センシングデバイスの基礎
 1)センサデバイスと半導体について
 2)半導体の性質
 3)光センサ
 4)温度センサ
 5)磁気センサ
 6)機械量センサ
  a)力、圧力センサ
  b)変位・位置センサ
  c)速度・加速度センサ
 7)イメージセンサ(CCD、超音波、赤外線等)
 8)ケミカルセンサ(ISFET、QCM)
 9)信号処理、雑音について

3.医療・ヘルスケアセンサにおける生体計測技術
 1)生体情報の計測
  a)圧力(血圧、生体内圧、体表圧)
  b)流れ(血流、呼吸)
  c)運動と力
  d)体温、サーモグラフィ
  e)生体電磁気量(心電、筋電、脳波)
  f)生体化学量(血液ガス、呼気ガス、尿)
 2)医療・福祉現場における計測
  a)手術ロボットとセンサ
  b)介護・介助ロボットにおけるセンシング
  c)見守りセンサ

4.MEMSによる医療・ヘルスケアセンサの小型化・高機能化
 1)MEMSとは
 2)身の回りのMEMSデバイス
 3)MEMS構造の作製
 4)マイクロ流路とμTAS
 5)ウェアラブルセンサ
 6)MEMSを用いたヘルスケアセンサの小型化・高機能化事例
  a)光・ひずみ複合MEMSセンサによる近接・接触計測
  b)微細加工QCMを用いた呼気成分計測
  c)静電容量型非接触液体電気特性計測センサ
  d)マイクロカンチレバーを用いた生体タンパク質検知バイオセンサ
  e)Ti微細加工による高生体適合性MEMSデバイス
関連するセミナー
関連する書籍
関連するDVD
関連する通信講座
関連するタグ
フリーワード検索