< 車載カメラに要求される課題と解決策 >

車載カメラシステム最新動向
~「ぶつからない車」実現に向けカメラを中心にSensor Fusionで精度の高まるADAS~
~国際標準に向け動き始めたMirror置換カメラ機能「e-mirror」~

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セミナー概要
略称
車載カメラ
セミナーNo.
tr161101
開催日時
2016年11月08日(火) 13:00~16:30
主催
(株)トリケップス
問い合わせ
Tel:03-5857-4811 E-mail:info@rdsc.co.jp 問い合わせフォーム
開催場所
価格
非会員:  47,300円 (本体価格:43,000円)
会員:  47,300円 (本体価格:43,000円)
学生:  47,300円 (本体価格:43,000円)
価格関連備考
お1人様受講の場合 46,440円(43,000円+税)/ 1名
1口でお申込の場合 61,560円(57,000円+税)/ 1口(3名まで受講可能)
講座の内容
趣旨
スマホの登場は「携帯電話の再発明」に止まらず、Connected Car時代の本格化への幕開けでした。2014年にApple, GoogleがIVI(In Vehicle Infortainment) 市場に参入したことにより、「Connected Car」が普遍的なものとなりつつあります。さらに自動車の安全性を高めるADASも欧米での安全機能の法制化により普及が急拡大しており、Connected Car技術と相まって自動運転車の実現味が急激に高まっています。自動運転では従来以上に安全性の追求が重要となります。そのため、カメラを中心としたさまざまなセンサーの組合せにより安全性をより高める「Sensor Fusion技術」が主流になっています。さらに、「死角」の発生が問題となるミラーをカメラとディスプレイの組合せで実現する「e-mirror技術」が2016年6月に世界的に認可され、自動運転車実現への流れはますます加速されています。ここ、2、3年ほどの間に起きている市場の変化を詳説し、その中益々重要度が高まるカメラシステムに必要な機能・特性を徹底解説します。
プログラム
1.スマホOSメーカーの進出により急変するTelematics市場
  ・iPhoneから始まった「Connected Car」具現化への変化
  ・iPhone成功の鍵は「Human Interaction」の確立と「Localize Free」の実現
  ・「3次元のHuman Interaction」を理解できずに衰退した日本のTV産業
  ・Apple、Googleが構築した「IVI OS Alliance」により普遍化するConnected Car

2.欧米の安全自動車機能の法制化促進により標準搭載が進むカメラモジュール
  ・構想は世界最先端だった日本の「安全自動車構想/ ASV」
  ・自動運転の定義と、自動運転で重要要素となる「4次元のHuman Interaction」
  ・HBR法、KT法の成立により標準倒産が急激に進んでいるFront/ Back カメラ
  ・Euro-NCAP2018の加点対象に、市場拡大は超低価格化に掛かるFIRカメラ
  ・WP29で車載全Mirrorの電子化認可、死角解消「e-mirror」の本格化スタート
  ・2022年北米市場で「ぶつからない機能/ AEBS」全車種搭載、NHTSAと業界合意

3.車載カメラで進化するADASとInfortainmentの融合が加速する「自動運転車」
  ・車載カメラの市場動向 
  ・「ぶつからない自動車」実現に向け、カメラを中心にしたSensor Fusionで精度が高まるADAS
  ・Infortainment機能の標準搭載とADASの本格化により進化する自動運転車の概要
  ・自動運転車実現に向けた各メーカーの取り組みとカメラが果たす役割

4.車載カメラに要求される課題を解決する様々な機能
  ・明暗差が大きい環境に対応した車載用「Real Time HDR」機能搭載カメラ
  ・RGB+IR Sensorによる車載用昼夜兼用カメラ
  ・自動運転精度向上に重要な役割を果たすLEDフリッカ抑制機能
  ・FIRカメラを本格化させる素材・製法・仕様の低価格化技術
  ・高耐候性が必要な車外取付カメラ用樹脂レンズ
  ・Viewingカメラ市場への参入障壁『魚眼レンズ』を不要にするMulti-Camera広角システム
  ・「4次元Human Interaction」実現に必須、3D Gesture機能
  ・ADAS、自動運転普及拡大の中、増加する車載カメラの員数を抑制するシステムモジュール事例

まとめ
  ・Cloud Computing ~ Ubiquitous Networking、その最終形がIoT
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