★食品,化粧品,バイオマテリアル,増粘安定剤,保水剤,衝撃吸収材,分散剤,超撥水剤など多岐に亘るゲルの応用!
★350億円の市場規模を持つ植物由来,微生物由来,藻類由来,タンパク質,合成・半合成などのゲル化素材!

ゲルとゲル化剤の開発と市場
Development and Marketing of Gelations and Gelling Agents

商品概要
個数

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略称
ゲルとゲル化剤
商品No
bk7625
発刊日
2017年05月29日(月)
ISBN
978-4-7813-1247-7
体裁
B5判・289頁
価格
110,000円 (本体価格:100,000円)
送料
当社負担(国内)
発行
(株)シーエムシー出版
問い合わせ
Tel:03-5857-4811 E-mail:info@rdsc.co.jp 問い合わせフォーム
監修
(編集)シーエムシー出版
発刊にあたって
 ゲルには増粘安定効果があり食品,化粧品,医薬品添加剤,バイオマテリアル,電子材料,センサ,保水剤,衝撃吸収材など多岐の分野で重要な役割を担っている。
 食品用ゲルは,豆腐やチーズといった伝統的な食品から,最近のゲル飲料やサプリメントといった機能性食品に至るまで多くの食品に使われている。食品添加物としての表示上は,「増粘剤」「ゲル化剤」「安定剤」と目的・使い方によって区別している。また,ゲル状調味料は形態保持性を用いた垂れない調味料として好評である。ゲル化性タンパク質はいずれもトクホあるいは健康食品に使用される。
 一方,化粧品の多くにゲル化剤が使用されている。大きくは,水性ゲル化剤と油性ゲル化剤に分けられる。また,化粧水,美容液,乳液,化粧下地など,複数の機能を一つに集約したジェル状(ゲル)の基礎化粧品が市場拡大を続けている。
 医療用ゲルは 点眼剤から医療用カプセル,さらには腫瘍マーカー応答性ゲルなど多岐にわたる。再生医療では,含水性,生体適合性などの特性をもつハイドロゲルなどが代表的なものである。
 工業用途の分野においてもゲルの利用は多岐にわたる。セラミックの押出成形,水処理,超撥水ゲル,人工雪などで使われている。
 本書は,【開発編】で食品,化粧品,バイオマテリアル,工業材料などに使われるゲルやゲル化剤の開発動向を解説し,【ゲル化剤編】ではガム類,微生物産生多糖類,セルロース系ポリマーなどの生産量・メーカーシェア・需要量・用途シェア・価格などを調査・報告した。
 ゲルやゲル化剤,増粘剤,安定剤,食品,化粧品,バイオマテリアル,工業材料などの研究開発に携わられる企業や大学の方々に本書をお勧めする次第である。

2017年5月  
シーエムシー出版 編集部
書籍の内容
【開発編】

第1章 ゲルの開発と応用
[食品用ゲル]
[ゲル化性タンパク質]
[飼料・ペットフード・その他ゲル]
[化粧品用ゲル]
[デオドラント・紙おむつ用ゲル]
[医療用ゲル]
[再生医療用ゲル]
[工業用途用ゲル]
[超分子ゲル含有ポリマーフィルム]

第2章 食品用ゲル
1 概要
2 ゲル主体食品
2.1 豆腐
2.2 練り製品
2.3 チーズ
3 食感改良ゲル化食品
3.1 グミ
3.2 ゼリー
3.3 プリン
4 ゲル飲料
4.1 主なゲル飲料メーカー
5 咀嚼・嚥下補助食品
5.1 特別用途食品制度
5.2 高齢者用食品市場
5.3 参入メーカー
6 食物繊維
6.1 水溶性食物繊維
6.2 不水溶性食物繊維
7 サプリメント
7.1 サプリメント市場
7.2 ゲル化剤の使用例

第3章 ゲル化性タンパク質
以下の共通項目
[概要,市場動向,開発動向,メーカー動向]
1 大豆タンパク質
2 小麦タンパク質
3 乳タンパク質

第4章 飼料・ペットフード・その他ゲル
1 飼料
1.1 概要および市場動向
1.2 飼料への需要
1.3 飼料メーカーの動向
2 ペットフード
2.1 概要および市場動向
2.2 ペットフードへの需要
2.3 ペットフードメーカーの動向
3 油ゲル化剤
3.1 概要および市場動向
3.2 油ゲル化剤メーカーの動向
4 保冷剤
4.1 保冷剤の概要
4.2 保冷剤の市場動向
4.3 保冷剤の開発動向
4.4 保冷剤のメーカー動向

第5章 化粧品用ゲル
1 化粧品の市場動向
2 化粧品のゲル化剤
3 スキンケア(皮膚用化粧品)
3.1 化粧水
3.2 乳液
3.3 クリーム
3.4 美容液(エッセンス)
3.5 多機能ジェル(オールインワンジェル)
3.6 洗顔料
3.7 パック
3.8 ハンド化粧品
3.9 UV化粧品
3.10 髭そり用化粧品
3.11 男性用スキンケア
3.12 口紅(口唇化粧品)
3.13 ヘアコンディショナー

第6章 デオドラント・紙おむつ用ゲル
以下の共通項目
[概要,市場動向,開発動向,メーカー動向]
1 芳香剤
2 紙おむつ

第7章 医療用ゲル
1 点眼剤
1.1 概要
1.2 市場動向
2 医薬用カプセル
2.1 概要
2.2 市場動向
2.3 開発動向
2.4 メーカー動向
3 歯科印象材
3.1 概要
3.2 市場動向
3.3 メーカー動向
4 ソフトコンタクトレンズ
4.1 概要
4.2 市場動向
4.3 開発動向
4.4 メーカー動向
5 グルコース応答ゲル
5.1 概要
5.2 市場動向
5.3 開発動向
6 抗原応答性ゲル
6.1 概要
7 腫瘍マーカー応答性ゲル
7.1 概要
8 DDS(ドラッグデリバリーシステム)用ゲル
8.1 概要
8.2 市場動向
8.3 メーカー動向
9 人工筋肉
9.1 概要
9.2 開発動向
10 ナノコンポジットゲル(NCゲル)
10.1 概要
10.2 開発動向

第8章 再生医療用ゲル
1 足場材料(スキャフォールド)
1.1 概要
1.2 市場動向
1.3 開発動向
1.4 メーカー動向
2 細胞シート
2.1 概要
2.2 メーカー動向
3 セルコンテナー
3.1 概要
4 細胞チップ
4.1 概要
4.2 市場動向
4.3 開発動向
4.4 メーカー動向
5 化学センサー
5.1 概要
5.2 開発動向

第9章 工業用途用ゲル
1 セラミックの押出成形
1.1 概要
1.2 メーカー動向
2 水処理
2.1 概要
2.2 市場動向
2.3 開発動向
2.4 メーカー動向
3 超撥水ゲル
3.1 概要
3.2 開発動向
4 人工雪
4.1 概要

第10章 超分子ゲル含有ポリマーフィルム
1 超分子ゲル含有ポリマーフィルム
1.1 概要

【ゲル化剤編】
以下の共通項目
[(1)概要,(2)製法,(3)生産,(4)需要,(5)価格]

第11章 植物由来のゲル化剤
1 デンプン
2 ペクチン
3 ローカストビーンガム
4 グアーガム
5 タマリンドガム
6 アラビアガム(アカシアガム)
7 コンニャクグルコマンナン
8 トラガントガム
9 大豆多糖類
10 サイリウム
11 コーンスターチ

第12章 微生物由来のゲル化剤
1 キサンタンガム
2 カードラン
3 ジェランガム
4 サイクロデキストリン(シクロデキストリン,環状オリゴ糖,CD)

第13章 藻類由来のゲル化剤
1 カラギーナン
2 寒天
3 アルギン酸(アルギン酸ナトリウム)
4 ヒアルロン酸(ヒアルロン酸ナトリウム)

第14章 タンパク質のゲル化剤
1 ゼラチン
2 大豆ペプチド
3 大豆タンパク質
4 卵タンパク質
5 小麦タンパク質

第15章 合成ゲル化剤
1 カルボキシビニルポリマー
2 ポリアクリル酸ナトリウム(ポリアクリル酸ソーダ)
3 ポリアクリル酸アミド
4 ポリビニルアルコール(PVA)
5 ポリアルキレングリコール
6 ポリビニルピロリドン(PVP)

第16章 半合成ゲル化・増粘安定剤
1 カチオン化グアーガム
2 粉末セルロース
3 結晶セルロース
4 カルボキシメチルセルロース(CMC)
5 ヒドロキシエチルセルロース(HEC)
6 HPC(ヒドロキシプロピルセルロース)
7 メチルセルロース(MC)
8 ヒドロキシプロピルメチルセルロース(HPMC)
9 エチルセルロース(EC)
10 カルボキシルメチルエチルセルロース(CMEC)
11 酢酸フタル酸セルロース(CAP)
12 アルギン酸プロピレングリコール
13 カルボキシメチルβグルカンナトリウム
14 ヒアルロン酸ナトリウム
15 ポリ-L-乳酸(PLLA)

第17章 低分子ゲル化剤
1 デキストリン脂肪酸エステル
2 ポリグリセリン脂肪酸エステル
3 硬化油
4 シリカ
5 アシルアミノ酸塩
6 グリチルリチン酸塩
7 高級脂肪酸塩
8 12-ヒドロキシステアリン酸
9 L-リシン型低分子ゲル化剤
10 低分子オルガノゲル
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