★ 再生医療の社会実装に向けて材料開発や応用研究が進む“足場材料(スキャフォールド)”!
★【技術・開発編】および【市場編】の2部構成で,細胞足場材料の材料開発,応用展開,国内外の市場動向,素材の需要動向に迫る!
★ 再生医療事業への異分野・異業種の参入が注目されるなか,ビジネスチャンスを探る一冊!
【第Ⅰ編 技術・開発編】
第1章 脱細胞化組織の足場材料への応用
1 はじめに
1.1 脱細胞化組織の臨床導入と普及の現状
1.2 既存脱細胞化組織製品の形態と適用範囲
1.3 粉末・ゲル状脱細胞化組織と創傷治癒への応用
1.4 脱細胞化組織が有する潜在的可能性
1.5 近年の画期的な臨床展開
2 脱細胞化処理
2.1 組織内の細胞成分残渣
2.2 脱細胞化処理に用いられる界面活性剤
2.3 脱細胞化処理後の界面活性剤の洗浄
3 脱細胞化組織の滅菌
4 脱細胞化処理した組織の臨床展開
4.1 脱細胞化組織工学血管
4.2 膝靱帯再建に用いる脱細胞化腱
5 まとめ
第2章 化学合成足場材Ceglu
1 はじめに
2 細胞製造課題
2.1 材料特性に起因する課題
2.2 製造品質に繋がる課題
2.3 細胞製造産業拡大に際する課題
3 化学合成足場材Cegluの特徴と基本性能
4 培養性能およびアプリケーション
4.1 培養系の安定化
4.2 分化誘導性
4.3 コーティングアプリケーション
第3章 細胞製造を効率化する機能性培養基材
1 背景
2 機能性培養基材
3 東ソーの温度応答性培養基材
4 まとめ
第4章 細胞外マトリックスを活用した再生医療
1 はじめに
2 細胞外マトリックスとラミニンタンパク質
3 ラミニン511-E8断片の開発
4 臨床研究への応用事例
5 パールカン結合型ラミニンE8(P-LME8)の開発
5.1 背景と設計思想
5.2 分子構造と製造
5.3 作用機序
5.4 細胞種別の有効性
5.5 プロトコル設計と工学的観点
5.6 品質および規制対応
5.7 比較と限界
5.8 今後の展望
5.9 臨床応用ロードマップと実装上の要点
6 おわりに
第5章 整形外科領域での自己組織化ペプチドハイロゲルの足場材料としての応用
1 はじめに
2 自己組織化β-ヘアピンペプチドハイドロゲルの分子設計
3 ペプチドハイドロゲル(KI24RGDS)による半月板欠損修復
4 ペプチドハイドロゲル(KI24RGDS)による膝蓋腱損傷治癒効果
5 ペプチドハイドロゲル(KI24RGDS)による前十字靭帯再建後の腱-骨修復促進効果
6 まとめ
第6章 第3世代コラーゲンで作製したゲルとスポンジの医療機器への可能性
1 はじめに
2 コラーゲンの構造と特徴
2.2 第1世代コラーゲンの線維とゲル
2.3 第2世代コラーゲンの線維とゲル
2.4 第3世代コラーゲンの線維とゲル
3 コラーゲン・ゲルの物性
4 コラーゲン・スポンジ
4.1 コラーゲン・スポンジの利用
4.2 第2世代コラーゲン・スポンジ
4.3 第3世代コラーゲン・スポンジ
4.4 コラーゲン・スポンジの物理的強度
4.5 第3世代コラーゲン・スポンジの成型
5 まとめ
第7章 幹細胞の大量培養を実現するポリビニルアルコール製マイクロキャリア〈スキャポバ®〉
1 緒言
2 〈スキャポバ®〉の概要
2.1 開発の経緯
2.2 マイクロキャリアを使った動物細胞の大量培養
2.3 〈スキャポバ®〉の特長
2.4 コラーゲン分子が表面に化学結合した〈スキャポバ®〉CL
2.5 任意の細胞接着因子をコーティング可能な〈スキャポバ®〉AS
3 〈スキャポバ®〉を用いた培養事例
3.1 〈スキャポバ®〉CL を用いた間葉系間質細胞の培養
3.2 〈スキャポバ®〉AS を用いたiPS 細胞の培養
4 結言
第8章 継代操作不要な足場材「ポリイミド多孔質膜インサート」
1 はじめに
2 ポリイミド素材の特長と細胞培養足場材開発の背景
3 ポリイミド多孔質膜培養足場材の特長
4 ポリイミド多孔質膜インサート(PPI膜インサート)の仕様
5 ポリイミド多孔質膜足場材の安全性
6 ポリイミド多孔質膜足場材の今後の展望と課題
第9章 セルロースナノファイバーによる細胞制御培養基材の開発
1 はじめに
2 表面カルボキシ化CNFによる細胞外マトリックス環境の模倣
2.1 官能基導入量の制御による細胞接着・増殖性の変化
2.2 表面キトサン化キチンナノファイバーとの混合基材による細胞応答の変化
3 表面硫酸化セルロースナノファイバーによる細胞外マトリックス環境の模倣
4 表面リン酸化セルロースナノファイバーによる硬組織環境の模倣
5 おわりに
【第Ⅱ編 市場編】
第1章 再生医療の市場動向
1 再生医療の定義
2 再生医療の分類と概要
3 国内外の再生医療市場の概要
第2章 足場材料(スキャフォールド)に関連する薬事審査・規制等の制度および市場動向
1 足場材料の定義
2 2000年代に再生医療の法規制が望まれた理由
3 2013年に成立した3 つの再生医療関連法
3.1 『再生医療推進法』(正式名称は『再生医療を国民が迅速かつ安全に受け入れられるようにするための施策の総合的な推進に関する法律』)
3.2 『医薬品医療機器等法』(旧薬事法。正式名称は『医薬品,医療機器等の品質,有効性及び安全性の確保等に関する法律』)
3.3 『再生医療等安全性確保法』(正式名称は『再生医療等の安全性の確保等に関する法律』)
4 健康・医療戦略推進法
5 日本医療研究開発機構法
6 足場材料に関する日本の薬事審査・制度動向
7 足場材料に関する海外の薬事審査・制度動向
8 国内外における足場材料の製品および市場動向
8.1 北米,ヨーロッパ,アジア
8.2 日本
第3章 足場用素材別の動向(概要,毒性,製法,生産,需要,価格・荷姿,市場予測)
1 生体吸収性合成高分子
1.1 ポリL-乳酸(poly-L-lactic acid, PLLA)
1.2 ポリグロコール酸(Polyglycolic acid,PGA)
1.3 乳酸-グリコール酸共重合体(Poly(lactic‒co‒glycolic acid), PLGA)
1.4 ポリカプロラクトン(PCL)
1.5 ポリ酸無水物
1.6 ポリカーボネート
1.7 合成ポリペプチド
1.8 ポリシアノアクリレート
1.9 ポリスチレン
2 生体吸収性天然高分子
2.1 キチン・キトサン
2.2 ヒアルロン酸
2.3 コラーゲン
2.4 ゼラチン
2.5 ケラチン
2.6 ラミニン
2.7 ポリヒドロキシ酪酸(polyhydroxybutyrate,PHB)
2.8 リン酸エステル
3 無機化合物
3.1 ハイドロキシアパタイト(水酸化リン酸カルシウム)
3.2 β-TCP(β-リン酸三カルシウム)
3.3 炭酸カルシウム
3.4 ナノカーボン(CNT/グラフェン/フラーレン)
第4章 足場材料メーカー動向
1 セルシード
2 オスフェリオンバイオマテリアル(旧オリンパステルモバイオマテリアル)
3 科研製薬
4 クラレ
5 メドジェル
6 ジーシー
7 クアーズテック
8 メニコン・ライフサイエンス
9 3D MATRIX
10 ソフセラ
11 新田ゼラチン
12 ニッピ
13 高研
14 富士フイルム
15 アルブラスト
16 グンゼ
17 Aimedic MMT
18 ロートセルファクトリー東京(旧:富士ソフト)
19 東洋紡
20 ADEKA
21 ヤマト科学
22 ジンマ―バイオメット
23 Thermo Fisher Scientific
24 Crorning
25 Merck
26 Greiner Bio‒One
27 Lonza Group
28 Reprocell Incorporated
29 Jet Bio‒Filtration
30 InSphero AG
31 3D Biotek