塗布膜乾燥現象のモデル化から数値シミュレーションまでを習得できます!

塗布膜の乾燥メカニズムとシミュレーション技術および実践的解析法

※受付を終了しました。

通信講座概要
略称
塗布膜乾燥
通信講座No.
ce150705
開催日
2015年07月31日(金)
講師
藤田保健衛生大学 医学部 准教授 鏡 裕行 氏
価格
[一般価格]
1名で受講した場合:  44,000円 (本体価格:40,000円)
2名で受講した場合:  55,000円 (本体価格:50,000円)
3名で受講した場合:  66,000円 (本体価格:60,000円)
4名以上で受講した場合の1名あたり追加金額:  22,000円 (本体価格:20,000円)

[会員価格]
1名で受講した場合:  44,000円 (本体価格:40,000円)
2名で受講した場合:  55,000円 (本体価格:50,000円)
3名で受講した場合:  66,000円 (本体価格:60,000円)
4名以上で受講した場合の1名あたり追加金額:  22,000円 (本体価格:20,000円)
価格関連備考
※2名以上同時に申込みされた場合、2人目以降は1名につき10,800円(税込)でご受講いただけます。
スケジュール
7月31日(金) テキストを郵送、第1講の演習問題をメールで送付
8月24日(月) 第1講 演習問題回答締切(メール添付)、第1講の模範解答と第2講の演習問題をメールで送付
9月28日(月) 第2講 演習問題回答締切(メール添付)、第2講の模範解答と第3講の演習問題をメールで送付
10月26日(月) 第3講 演習問題回答締切(メール添付)、第3講の模範解答をメールで送付
11月24日(木) 修了書送付

<受講にあたって>
※テキストは1~3講とも郵送しますが、回答は、Microsoft Word、 Excel(Microsoft Office2003~2013)形式で、電子メールで提出していただきます。
※各講の添削結果や模範解答なども、弊社から随時電子メールにて返信させていただきます。
趣旨
 塗布膜の乾燥機構の解明は、様々な工学等の分野で求められている重要な課題である。塗布膜の乾燥においては、乾燥後の膜厚分布が均一になることが求められることが多いが、実際はそう容易なことではなく、乾燥機構の理解に基づいた制御が必要となる。
 本講座では、上記のようなニーズに応えるべく、塗布膜の乾燥機構の理解を目指し、 まず必要となる物理学的知識、考え方の基礎を習得することから始め、それらをもとにした現象のモデル化の方法、およびモデルの数値シミュレーションの方法の習得を、 3回の講座に分けて解説する。
プログラム

▼第1講 塗布膜の乾燥工程における課題と液体・溶液の理論1


1.塗布膜の乾燥工程の概要と課題
  (1)塗布膜の乾燥方法の概要
  (2)スピン塗布法
  (3)減圧乾燥法
  (4)減圧乾燥法における課題

2.液体の理論
  (1)液体の一般理論
  (2)液体の理論から蒸発を考える
  (3)液体の表面の特性
  (4)液体の理論のモデルへの導入のポイント

3.溶液の理論-1
  (1)溶液の一般論
  (2)平衡状態の拡散
  (3)非平衡状態の拡散
 

▼第2講 溶液・表面・界面および蒸発速度の理論と溶質・溶媒の動力学1


3.溶液の理論-2
  (1)高分子溶液の特徴
    (1-1)蒸気圧降下の特徴
    (1-2)拡散の特徴
  (2)溶液の理論のモデルへの導入のポイント

4.表面・界面の理論
  (1)表面張力
  (2)界面のぬれ
  (3)界面のゆらぎ
  (4)表面・界面の理論のモデルへの導入のポイント

5.溶媒の蒸発速度の理論

6.溶液中の溶質・溶媒の動力学-1
  (1)拡散方程式
  (2)流体方程式
 

▼第3講 非平衡状態での溶媒・溶質の動力学と、モデル化・シミュレーションの実際


6.溶液中の溶質・溶媒の動力学-2
  (1)揮発中という非平衡状態での動力学

7.「平坦な基板上に塗布された高分子溶液の揮発過程」のモデル化
  (1)最もシンプルなモデル化
  (2)シンプルなモデルの改良
  (3)流体方程式を用いたモデル

8.シミュレーション技術と解析
  (1)拡散方程式の解法
  (2)流体方程式の解法
  (3)シミュレーション結果の解析方法

9.実験によるモデルの検証
 
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