GMPバリデーション 入門講座
新任者/管理者のための実務講座! バリデーション全体像並びに目的を理解する!

※受付を終了しました。

通信講座概要
略称
バリデーション入門
通信講座No.
ce160201
開催日
2016年02月10日(水)
講師
(株)ミノファーゲン製薬 顧問 脇坂 盛雄 氏
講師の経歴
 ≪ご専門≫医薬品の品質管理/品質保証
 ≪ご所属など≫東薬工局方委員会委員(2年間)http://www7.ocn.ne.jp/~inorihi5/indexframe.html
 ≪ご経歴≫1979年4月にエーザイ(株)に入社。検査部、人材企画室、生産物流本部、
         信頼性保証本部 品質保証部 統轄部長 品質保証責任者(品責)を経て
         定年退職後、現職に至る。
価格
[一般価格]
1名で受講した場合:  50,906円 (本体価格:46,278円)
2名で受講した場合:  50,906円 (本体価格:46,278円)
3名で受講した場合:  66,000円 (本体価格:60,000円)
4名以上で受講した場合の1名あたり追加金額:  22,000円 (本体価格:20,000円)

[会員価格]
1名で受講した場合:  50,906円 (本体価格:46,278円)
2名で受講した場合:  50,906円 (本体価格:46,278円)
3名で受講した場合:  66,000円 (本体価格:60,000円)
4名以上で受講した場合の1名あたり追加金額:  22,000円 (本体価格:20,000円)
スケジュール
※請求書はお申し込みを受理し次第、発送させていただきます。

2月10日(水) 第1講 テキスト配本
3月 7日(月) 第2講 テキスト配本
3月14日(月) 第1講 演習問題回答締切(必着)  
4月11日(月) 第2講 演習問題回答締切(必着)  第3講テキスト配本
5月13日(金) 第3講 演習問題回答締切(必着)
6月10日(金) 修了書送付
趣旨
バリデーションは品質を確保するために実施するものです。バリデーションがどこまで必要かは難しいところですが、その判断が実務担当者(バリデーション計画作成者)に任され、それを管理者は承認しています。重要なことはバリデーションが必要か、バリデーション適切かの判断が管理者に求められています。本セミナーはマネイジメントする立場からのバリデーションを新任者のレベルから、バリデーション責任者としてやるべきことを学びます。
プログラム

第1講:バリデーションの基礎 (関連通知と概要[1])

 1.バリデーションの導入
  1)バリデーションは何のために行うか
  2)バリデーションとは
 2.バリデーションに関する通知等
  1)PIC/SのGMPガイドライン導入に伴う6つのギャップ
  2)GMP省令施行通知のバリデーションについて
  3)GMP事例集(2013年)のバリデーションに関するQ&A
  4)PIC/SのGMPガイドラインのバリデーション
 3.バリデーションの概論
  1)適格性評価
   ・設計時適格性評価(DQ)
   ・据付時適格性評価(IQ)
   ・運転時適格性評価(OQ)
   ・稼動性能適格性評価(PQ)
  2)URS(ユーザー要求仕様書)について
  3)機器のキャリブレーション
   ・キャリブレーションとは何か
  4)プロセスバリデーション
   ・プロセスバリデーションとは何か
   ・予測的バリデーション
   ・同時的バリデーション
   ・回顧的バリデーション(前は認められていた)
   ・再バリデーション
   ・変更時の再バリデーション
   ・定期的な再バリデーション

第2講:バリデーションの基礎 (関連通知と概要[2])

  5)空調システムバリデーション
   ・差圧/温度/湿度/風量/塵埃数
   ・環境モニタリング
   ・GMP調査での指摘事項例
  6)製薬用水の管理とバリデーション
   ・製薬用水の選択
   ・水質の管理(水道水、精製水、注射用用水)
   ・水のロット管理
   ・ユースポイントでの評価
   ・GMP調査での指摘事項例
  7)洗浄バリデーション
   ・何故洗浄バリデーションが必要か
   ・残存基準
   ・洗浄方法
   ・洗浄評価方法
   ・GMP調査での指摘事項例
  8)コンピューターバリデーション
   ・何故コンピューターにバリデーションが必要か
   ・CSVとは
   ・文書システムと電子承認/電子記録システム
   ・GMP調査での指摘事項例
  9)分析バリデーション
   ・新規試験方法
   ・代替試験方法
   ・中間製品で代用する場合
   ・MRA・MOU活用による試験の省略
 10)計画から逸脱した時の対応
   ・PVからの逸脱時の対応
   ・キャリブレーション規格外の対応

第3講:バリデーションのSOP、VMP作成と計画書/結果の確認時の注意点

 4.バリデーションのSOP
  1)目的/適用範囲
  2)責任者
  3)バリデーション文書例
 5.バリデーション・マスター・プラン(VMP)
  1)バリデーションの実施対象
  2)バリデーションマスタープランの作成
  3)バリデーションの方針
 6.バリデーションの実施
  1)新製品のバリデーション
  2)変更時のバリデーション
  3)製品品質照査から
   ・定期バリデーション
   ・洗浄バリデーション
  4)変更管理時のバリデーションの実施
   ・固形剤の溶出試験による経年品の規格外による製品回収
   ・注射剤の不溶性異物試験による経年品の規格外による製品回収
   ・変更管理時の注意事項とバリデーションの実施
 7.バリデーション計画書/結果の確認時の注意点
  1)計画段階
  2)結果/逸脱発生時の対応
  3)どのような変更管理にバリデーションを行うか
 8.バリデーションに関する当局の指摘事項
  1)PMDAによる指摘
  2)FDAによる指摘
フリーワード検索