◆本講座は3ヶ月コースの通信教育講座です。
開講日から弊社より毎月(計3回)テキストを郵送します。
◆テキストに付属する演習問題に解答していただければ、その解答用紙を講師が添削します。
模範解答と一緒に添削が終わった解答用紙を弊社からご返送します。
解答用紙の送付・返送やお問い合わせは基本的に全てEメールでやり取りさせていただきます。
【第1講】
「信頼性工学の基礎(メーカー社員に必要な考え方など)」
◆プログラム
1.信頼性作りに向けて
1.1 信頼性を取り巻く環境
1.2 「品質」に対する要求とその背景
1.3 信頼性改善とナレッジマネジメント
1.4 品質の保証と時間依存の品質
1.5 信頼性の特徴
2.信頼性の基礎
2.1 品質と信頼性
2.2 信頼性の定義
2.3 固有信頼度と使用信頼度
2.4 故障率と寿命
2.5 信頼性と製品設計
2.6 信頼性の尺度
2.7 故障率とMTTF/MTBF
2.8 寿命の尺度
2.9 故障の概念
3.故障率/MTBF(MTTF)の推定と活用
3.1 指数分布の場合の故障率/MTBFの推定
3.2 MTBF/MTTFの区間推定
3.3 指数分布の場合の応用
4.総合信頼性
4.1 信頼性からDependabilityへ
4.2 製品ライフサイクルとDependability
4.3 信頼性と安全
4.4 Dependabilityと信頼性技法
4.5 安全と信頼性の共通点と相違点
4.6 安全と信頼性の設計のポイント
◆演習
◆サブテキスト「品質の保証と管理」
【第2講】
「信頼性評価・試験とデータ解析(評価の役割とデータ解析を中心に)」
◆プログラム
1.信頼性の評価と試験
1.1 信頼性の設計と評価の役割
1.2 評価の狙いと信頼性の評価
1.3 信頼性評価と試験の役割
1.4 信頼性試験のもう一つの役割
1.5 信頼性試験の活用と役割のまとめ
2.信頼性試験の目的と種類
2.1 信頼性試験の目的
2.2 信頼性の推定や検定のための試験
2.3 固有信頼度の使用信頼度のための試験
3.信頼性データの解析
3.1 データの話
3.2 データの解析
3.3 信頼性データの特徴
3.4 信頼性で用いる分布
3.5 完全データと不完全データ
3.6 実験室データとフィールドデータ
4.信頼性試験の設計とサンプル数の決め方
4.1 試験規模の決め方
4.2 抜き取り試験とOC曲線
4.3 最小の試験規模
4.4 サンプル数の決め方
5.信頼性データの解析
5.1 完全データと不完全データ
5.2 ワイブル分布
5.3 完全データの解析
5.4 不完全データの場合
5.5 ワイブル解析での注意
◆演習
◆サブテキスト「信頼性の話」
【第3講】
「品質問題未然防止と予測手法(加速試験とその意義から、予測手法と再発防止へ)」
◆プログラム
1.再発防止と未然防止
1.1 Dependability問題の特徴
1.2 Dependabilityの予測
1.3 故障モード
1.4 再発防止
1.4.1 プロセスへの注目
1.4.2 発生原因プロセスの分析
1.4.3 流出原因のプロセスの分析
1.4.4 影響拡大の原因プロセスの分析
1.5 未然防止
1.5.1 想定外と予想外
1.5.2 再発防止と未然防止
1.5.3 未然防止の手段
1.5.4 再発防止/未然防止のアプローチ
2.FMEA/FTAとその活用
2.1 FMEA/FTAが必要な理由
2.2 FMEA
2.2.1 FMEAの実施
2.2.2 FMEAの計画とメンバー
2.2.3 FMEAに向けた準備と実施上のポイント
2.2.4 FMEA実施上の注意
2.3 FTA
2.3.1 FTAの実施
2.3.2 解析の手順
2.3.3 頂上事象とFT図
2.3.4 FTA実施上の注意
2.4 FMEA/FTAのポイント
3.加速試験
3.1 なぜ加速試験が必要とされるのか
3.2 加速試験の基礎
3.3 加速試験の進め方と実施上の注意点
4.加速試験を用いた改善
4.1 故障メカニズムへの注目
4.2 信頼性改善の2つのアプローチ
4.3 加速試験のモデル
4.3.1 故障物理的アプローチと故障物理モデル
4.3.2 故障物理モデルを用いた解析
4.3.2.1 アレニウスモデルを用いた解析
4.3.2.2 累積損傷則を用いた解析
4.3.2.3 ストレス強度モデルを用いた解析
4.4 質的な加速試験とその注意点
4.5 加速試験の国際標準 IEC62506
おわりに
◆演習
◆サブテキスト「再発防止の話」