耐衝撃性設計のための必須講座です!材料力学の基礎から衝撃応力の評価、衝撃試験法まで学習できます!

衝撃応力の評価と衝撃材料試験法

※受付を終了しました。

通信講座概要
略称
衝撃応力
通信講座No.
ce200802
開催日
2020年08月24日(月)
講師
岡山理科大学 名誉教授 工学博士 横山 隆 氏

<ご専門>
 衝撃工学、材料力学、機械力学

<学協会>
 日本航空宇宙学会(フェロー)、日本機械学会(フェロー)、
 日本実験力学会、米国実験力学会、英国ひずみ測定学会
価格
[一般価格]
1名で受講した場合:  44,000円 (本体価格:40,000円)
2名で受講した場合:  55,000円 (本体価格:50,000円)
3名で受講した場合:  66,000円 (本体価格:60,000円)
4名以上で受講した場合の1名あたり追加金額:  22,000円 (本体価格:20,000円)

[会員価格]
1名で受講した場合:  44,000円 (本体価格:40,000円)
2名で受講した場合:  55,000円 (本体価格:50,000円)
3名で受講した場合:  66,000円 (本体価格:60,000円)
4名以上で受講した場合の1名あたり追加金額:  22,000円 (本体価格:20,000円)
価格関連備考
※請求書はお申し込みを受理次第、発送させていただきます。
スケジュール
8月24日(月) 第1講 テキスト配本
9月24日(木) 第1講 演習問題回答締切(必着) 第2講テキスト配本
10月23日(金) 第2講 演習問題回答締切(必着) 第3講テキスト配本
11月24日(火) 第3講 演習問題回答締切(必着)
12月14日(月) 修了書送付

<受講にあたって>
※テキストは1~3講とも郵送しますが、回答は、Microsoft Word、 Excel(Microsoft Office2007~2016)形式で、電子メールで提出していただきます。
※各講の添削結果や模範解答なども、弊社から随時電子メールにて返信させていただきます。
プログラム
■第1講 材料の力学的特性入門

【講座の趣旨】
 衝撃強度を理解するうえで必要な材料の力学的特性の基礎を復讐する。

【プログラム
1.1 材料の引張試験法
1.2 材料の引張応力―ひずみ関係
 1.2.1 引張特性
 1.2.2 弾性定数(ヤング率とポアソン比)
 1.2.3 延性と脆性
 1.2.4 弾性ひずみエネルギと靱性
 1.2.5 引張真応力―真ひずみ関係
 1.2.6  試験片形状の影響
1.3  材料の圧縮試験法
1.4 流動応力の温度依存性とひずみ速度依存性
 1.4.1 試験温度の影響
 1.4.2 ひずみ速度の影響
 付録)真ひずみの加法性と公称ひずみとの比較
引用文献
≪第1講 演習問題≫

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■第2講 衝撃力学の基礎

【講座の趣旨】
 衝撃現象を理解する上で必要な力学法則と応力波伝播理論の基礎を習得する。

【プログラム】
2.1 衝撃の基礎(剛体の場合)
 2.1.1 ニュートンの運動の第2法則
 2.1.2 力積
 2.1.3 入力エネルギ
 2.1.4 衝撃の大きさの評価
2.2 集中質量系モデルによる衝撃応答
   機械振動への応用(落下試験):減衰を考慮した例
2.3 衝撃応力の評価法
 2.3.1 エネルギ法による評価
 2.3.2 応力波の伝播に基づく評価法
 2.3.3 初等応力波理論:一次元波動方程式の導出
 2.3.4 一次元波動方程式の解:境界における波の反射
   (1)弾性棒の自由端における応力波の反射
   (2)弾性棒の固定端における応力波の反射
   (3)弾性棒の不連続境界面での応力波の反射と透過
      例題 2.1~2.3
   (4)半無限弾性棒同士の衝突により生じる応力波
   (5)有限弾性棒同士の衝突により生じる応力波
引用文献
≪第2講 演習問題≫

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第3講 衝撃試験法と構成式

【講座の趣旨】
 材料の衝撃試験法とそれから決定される構成式について学習する。

【プログラム】
3.1 衝撃試験法
 3.1.1 衝撃試験法の分類
 3.1.2  シャルピー試験法、高速油圧サーボ試験法、落錘式試験法
 3.1.3 ホプキンソン棒法の測定原理
 3.1.4  ホプキンソン棒法の実際(圧縮と引張)
 3.1.5  ホプキンソン棒法の適用例
     動的圧縮引張応力―ひずみ関係の測定例
     球状黒鉛鋳鉄、マグネ合金、複合材、工業用プラスチックス(PA, PC, POM)
3.2 衝撃解析コードに使用される構成式
 3.2.1 構成式とは?
 3.2.2 構成式の分類と説明
   (1)Johnson-Cookモデル
   (2)Zerilli-Armstrong モデル
 3.2.3 両構成モデルによる実用材料の流動応力曲線の予測値と実験値の比較
   (1)等温流動応力曲線の予測
   (2)断熱流動応力曲線の予測
   (3)流動応力の温度軟化特性
   (4)Taylor Cylinder Impact Testの結果と2つの構成モデルに基づく数値解との比較
引用文献
≪第3講 演習問題≫
キーワード
衝撃、応力、試験、解析、評価、耐衝撃、強度、材料、落下
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