~基礎から実践的なポイントまでわかりやすく解説~

グローバル開発に必要な医薬品英語 実践講座
現場でよく遭遇する英語表現の落とし穴や日本人が間違いやすいポイントを解説!

※受付を終了しました。

通信講座概要
略称
医薬英語
通信講座No.
ce210504
開催日
2021年05月21日(金)
講師
メドペイス・ジャパン(株)Regulatory Submissions 杉原 聡 氏
講師の経歴
【主な略歴】
東京理科大学理工学部応用生物科学科卒業。外資系製薬会社,外資系CROの日本支社,国内CRO海外部門,中国系製薬企業で。臨床開発,薬事,品質管理,安全性管理等を担当。2020年12月より現職。

【主な著書,講演】
 ・医薬品グロ-バル開発に必要な英語実務集,R&D支援センタ-,2018年6月29日刊
 ・Coordinating all elements of supply chain: Assessing NIMP import regulations
    to avoid delays at trial, Arena International,Clinical Trial Supply East Asia in Korea,2016年11月
価格
[一般価格]
1名で受講した場合:  44,000円 (本体価格:40,000円)
2名で受講した場合:  55,000円 (本体価格:50,000円)
3名で受講した場合:  66,000円 (本体価格:60,000円)
4名以上で受講した場合の1名あたり追加金額:  22,000円 (本体価格:20,000円)

[会員価格]
1名で受講した場合:  44,000円 (本体価格:40,000円)
2名で受講した場合:  55,000円 (本体価格:50,000円)
3名で受講した場合:  66,000円 (本体価格:60,000円)
4名以上で受講した場合の1名あたり追加金額:  22,000円 (本体価格:20,000円)
価格関連備考
※請求書はお申し込みを受理次第、発送させていただきます。
スケジュール
●5月21日(金) テキスト配本。学習開始。
●6月21日(月) 第1講の演習問題提出締切り。第2講の学習開始。
●7月19日(月) 第2講の演習問題提出締切り。第3講の学習開始。
●8月20日(金) 第3講の演習問題提出締切り。
●9月9日(木) 修了書送付(第3講まで解答提出された方のみ)

<受講にあたって>
※テキストは1~3講とも郵送しますが、回答は、Microsoft Word、 Excel(Microsoft Office2007~2016)形式で、電子メールで提出していただきます。
※各講の添削結果や模範解答なども、弊社から随時電子メールにて返信させていただきます。
 
趣旨
この十数年間で医薬品等開発の国際化は急速に進み,とりわけ医薬品等の国際共同試験は一般的になった。また医薬品業界に限らずビジネスにおける国際化も進んでおりビジネス英会話やビジネス・ライティングに関する書籍は世の中に溢れている。実際に学生やビジネスパーソンの英語力は十数年前と比べ格段に向上し,TOEIC○Rの高得点取得者も増加している印象がある。一方で翻訳のAI化も進みつつある。翻訳会社や製薬会社社員の英日訳,日英訳,英会話力,英語でのコミュニケーション力も格段に向上しているはずである。それにもかかわらず翻訳に起因する文書の不備や,不適切な翻訳,会議やEメールでのコミュニケーションの問題は益々増加している。
医薬品開発の分野というのはある程度の専門性が必要とされる。そのため大学や大学院などで医歯薬看護系又は農獣医系を含む化学・生物系或いは情報系・工学系の科目を専攻してきた者か,実務を通じて医薬系を含む専門のトレーニングを受けたものでなければ通常は医薬品等の開発業務に就くことは難しい。即ちグロ-バル開発業務を担当するには医療系や理工系の専門性と英語系大学や専門学校卒業程度の英語力の両方が必要となり,そうなると人材は限られてくる。専門性が高く開発業務のポテンシャルある者に英語を学んでもらうか,英語力のある者に専門性を高めてもらう必要があり,このことは医薬品業界では10年来の課題であった。
本講座は,製薬会社,CRO等で国際共同試験の実施を含むグロ-バル開発業務に携わっている,又はこれから携わろうとしている初級から中級程度までの英語力の方々が,英語を使用した海外とのコミュニケーションが問題なくできるレベルになることを一つの目的としている。一方で本講座では,医薬学的或いは規制科学的な観点と英語の実際の運用を結び付けて説明しているので,既に中級から上級の英語力はあるが,医薬品開発等の領域での英語使用経験が乏しい方々を医薬理工系の専門家と対等に英語でコミュニケーションを行えるようにする目的にも使用できると考えている。
なお,本講座は詳細な英文法の解説や音源の提供はしていないので,本講座のみで英語力そのものを向上させることはできない。また翻訳やメディカルライティングについても限られた内容しか触れていない。しかし随所で英語学習法についても触れており,またかなり多くの例文や語句を取り入れているので,本講座の題材を用いて別途トレーニングを実施したり,市販の英語学習書で並行して学ぶことにより英語力そのものを高めるとともに,メディカルライティングや翻訳等の専門的な能力の向上にも寄与できると確信している。
プログラム

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 第1講:基本的なコミュニケーションのために
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 1.基本的なコミュニケ-ションのために
  1.1 Emailの書き方と決まり文句
   1.1.1 Salutation(宛名)
   1.1.2 Complimentary Close(結語)
   1.1.3 Signature(署名)
   1.1.4 Body(本文)
   1.1.5 Subject(件名)
   1.1.6 Font(文字)
   1.1.7 Bullet(箇条書き)
  1.2 電話の応対の基本
   1.1.1 電話を掛けるとき
   1.1.2 電話を受けるとき
   1.1.3 聞き取れないとき
   1.1.4 取り次ぐとき
   1.1.5 不在の場合の確認
   1.1.6 相手を確認するとき
   1.1.7 電話を切るとき
  1.3 チャット
 2.基礎文法と汎用表現
  2.1 時制の考え方
  2.2 助動詞の使い方
  2.3 汎用される動詞の使い方を学ぶ
  2.4 自動詞と他動詞
  2.5 関係代名詞と関係副詞
  2.6 能動態と受動態
  2.7 動名詞とto不定詞
  2.8 可算名詞と不可算名詞
  2.9 前置詞
  2.10 定冠詞,不定冠詞,無冠詞
  2.11 日本では外来語としてあまり使われない意味
  2.12 その他の誤りやすい表現
 確認問題 (20問)

 

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 第2講:専門文書とモニタリング報告書の作成
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 1.英語の公式文書作成のルール
  1.1 イタリック体
  1.2 数字と単位
  1.3 数字と日付
  1.4 括弧と記号
  1.5 その他
 2.専門文書の作成と翻訳の実際
  2.1 規制当局対応の文書
  2.2 臨床試験の英語
  2.3 CMCの英語
  2.4 非臨床の英語
  2.5 有害事象の英語
  2.6 同意説明文書の英語
 3.モニタリング報告書の英語
  3.1 合意から契約
  3.2 契約~開始
  3.3 有害事象のモニタリング
  3.4 プロトコル遵守のモニタリング
  3.5 CRFへのデータエントリーの依頼と確認
  3.6 Agendaとfollow-up letter
 確認問題(20問)


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 第3講:プレゼンテーションと会議の英語
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 1.プレゼンテーションの英語
  1.1 プレゼンテーションの開始
  1.2 概要の紹介
  1.3 質疑応答の事前案内
  1.4 本題に移るとき
  1.5 スライドの内容の説明の入り口
  1.6 スライドの図表を説明する場合
  1.7 表やグラフの説明に入る際の表現
  1.8 表やグラフの説明の表現
  1.9 次の話題に移る場合
  1.10 プレゼンテーションの終了
  1.11 質問があるか確認するとき
  1.12 質問に答えられない場合,答が適切か確認するとき
  1.13 プレゼンテーションの例
 2.会議の英語
  2.1 開始前、開始時のトーク
  2.2 相手に意見を求める表現
  2.3 理解を求める表現
  2.4 話に割って入る
  2.5 自分の意見を言う
  2.6 人の意見へのコメント
  2.7 賛成と反対
  2.8 会話が重なったとき
  2.9 質問が通じなかったとき
  2.10 もっと詳しく聞きたいとき
  2.11 会議の終了
  2.12 電話会議の例
  2.13 会議の議事録
 確認問題(20問)

キーワード
治験,医薬,英語,国際,翻訳,通信,英文,セミナー
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