☆演習を交えてロジカルシンキング(論理的思考)の基本から実践に応用できるスキルまでを習得していただきます!

研究者・技術者だからこそ学びたいロジカルシンキング徹底マスター講座

※受付を終了しました。

通信講座概要
略称
ロジカルシンキング
通信講座No.
ce220701
開催日
2022年07月22日(金)
講師
(株)ディアレスト・パートナー 代表取締役 日比 慶一 氏
講師の経歴
《略歴》
 1985年3月 東京大学 工学部 電気工学科 卒業
 1985年4月 シャープ(株) 入社
 2009年3月 早稲田大学大学院 商学研究科 ビジネス専攻 修了(MBA)
 2012年12月 シャープ(株) 退社
 2014年1月 アイホン(株) 入社
 2021年3月 (株)ディアレスト・パートナー設立

《活動・受賞歴・著書など》
 事業構想大学院大学 客員教授(2022年4月~)、日本プロフェッショナル講師協会 会員
 (一社)日本経営士会 経営士 経営支援アドバイザー DXグループリーダー
 映像情報メディア学会編集委員・論文査読委員、電子情報通信学会 研究会幹事、画像電子学会編集委員、を歴任
 元総務省情報通信審議会専門委員、国際機関ITU/ISO-IEC/3GPPでの専門家活動実績
 表彰歴:TTC表彰(1996年11月)、日本ITU協会賞『国際活動奨励賞』(2002年5月)
 著書(共著):映像情報メディア学会編「ディジタルメディア規格ガイドブック」オーム社
 大久保榮/川島正久監修、MCR編「H.323/MPEG-4教科書」IEインスティテュート
 丹康雄監修、宅内情報通信放送高度化フォーラム編「ユビキタス技術 ホームネットワークと情報家電」オーム社
価格
[一般価格]
1名で受講した場合:  55,000円 (本体価格:50,000円)
2名で受講した場合:  99,000円 (本体価格:90,000円)
3名で受講した場合:  132,000円 (本体価格:120,000円)
4名以上で受講した場合の1名あたり追加金額:  44,000円 (本体価格:40,000円)

[会員価格]
1名で受講した場合:  44,000円 (本体価格:40,000円)
2名で受講した場合:  55,000円 (本体価格:50,000円)
3名で受講した場合:  66,000円 (本体価格:60,000円)
4名以上で受講した場合の1名あたり追加金額:  22,000円 (本体価格:20,000円)
価格関連備考
※請求書はお申し込みを受理次第、発送させていただきます。
スケジュール
7月22日(金) テキスト配本。学習開始。
8月23日(火) 第1講の演習問題提出締切り。第2講の学習開始。
9月22日(木) 第2講の演習問題提出締切り。第3講の学習開始。
10月24日(月) 第3講の演習問題提出締切り。
11月14日(月) 修了書送付(第3講まで解答提出された方のみ)
<受講にあたって>
※テキストは1~3講とも郵送しますが、回答は、Microsoft WordもしくはExcel形式で、電子メールにて提出していただきます。
※各講の添削結果や模範解答なども、弊社から随時電子メールにて返信させていただきます。
趣旨
 研究者・技術者だから論理的であり、ロジカルに考えるのは当然であろう。しかし、説明が難解で分かりにくいと言われたことはないだろうか。実は研究者・技術者は論理的な思考に優れているとの常識には誤解がある。
 変化が激しく不確実な時代になり、思考法の基礎となるロジカルシンキングが改めて注目されている。科学・工学の分野では原理や法則、知識や経験が暗黙の思い込みとなって、問題の本質を見逃していることには気が付きにくい。これからの社会に必須のスキルであるロジカルシンキングを習得すれば、客観的で柔軟な発想を手に入れることができる。
 本通信講座では、変化の時代に最も重要なロジカルシンキングを基礎から徹底して学び、実践に応用できるスキルを習得する。基本を学んだ上で、全体を俯瞰して問題の本質や新たなアイデアを発見する手法を学ぶ。自分の考えを報告・提案、相手と交渉する場面での実践方法も紹介する。自分の考え方の偏りや思い込みへの気付きを促し、正しく考えて適切な答えを導くスキルの習得を目指す。
プログラム

第1講「ロジカルシンキングが注目される理由」    


1.はじめに

2.ロジカルシンキングが必要な理由
 2-1 VUCAの時代に向き合うために
 2-2 複雑な問題と思考停止
 2-3 思考の柔軟性とアイデア発想
 2-4 木を見る前に森を見る 鳥の目・虫の目
 2-5 ロジカルシンキングで解決できること

3.技術者・研究者とロジカルシンキング
 3-1 「伝わる」ということを考える
 3-2 人が情報を理解する仕組み
 3-3 屁理屈にならない組み立て方
 3-4 論理の飛躍は伝わらない
 3-5 「伝わる」説明のストーリー

4.ロジカルシンキングとは
 4-1 「わかりやすい」とはどういうことか
 4-2 ロジカルシンキングの定義
 4-3 論理学について振り返る
 4-4 データから結論を導く帰納法
 4-5 仮説を検証する演繹法
 4-6 三角ロジックと三段論法

5.ロジカルシンキングの基本を知る
 5-1 ロジカルシンキングを身につけるための基本
 5-2 事実と判断をはっきり分ける
 5-3 陥りやすい思考停止の罠
 5-4 情報を「整理」「着想」「発信」する3段階
 5-5 説得力を高めるストーリーの組み立て方

[演習問題]

 


第2講「ロジカルシンキングの手法と使い方」    


1.ロジカルシンキングの手法
 1-1 2つの役割:情報の整理と情報の分析
 1-2 ロジカルシンキングで使うツール
  1-2-1 ピラミッドストラクチャー
  1-2-2 MECE(漏れなくダブりなく)
  1-2-3 ロジックツリー
 1-3 フレームワーク(枠組み)とロジックツリー
 1-4 論点(イシュー)と結論(メッセージ)を明確にする
 1-5 視座と視点と論点

2.ロジカルシンキングで情報を整理して分析する
 2-1 準備する段階の大切さ
 2-2 情報収集の目的を明確にする
 2-3 多様な情報を収集する
 2-4 情報を整理して構造化する
 2-5 発見(インサイト)とメッセージを導き出す

3.問題を解決するロジカルシンキング
 3-1 現象と問題の違い
 3-2 本質的な問題の要因を見つける
 3-3 問題発見のロジックツリー
 3-4 解決策立案のロジックツリー
 3-5 問題発見と問題解決における使い方のまとめ

4.思考の幅を広げる思考法
 4-1 ロジカルシンキングに限界はあるのか
 4-2 前提と思い込みのバイアスに気付く
 4-3 思考の枠を外して幅を広げる
 4-4 ラテラルシンキングとロジカルシンキング
 4-5 クリティカルシンキングとロジカルシンキング

5.さまざまな思考法への展開
 5-1 飛躍しない論理と矛盾しない論理
 5-2 推論と推定
 5-3 論点思考
 5-4 仮説思考
 5-5 不足する情報からロジックを組み立てる

[演習問題]

 


第3講「ロジカルシンキングの実践と習得」


1.ロジカルシンキングの実践と活用
 1-1 ロジカルシンキングを活用する場面と事例
  1-1-1 事実やデータから知見を得る
  1-1-2 自分の考えを整理する
  1-1-3 結論やアイデアを検証する
  1-1-4 さまざまな問題解決に応用する
 1-2 技術開発・商品開発の場面に活用する
 1-3 実現したい目的は何かを再考する

2.「伝わる」伝え方を実践する
 2-1 導入部分で興味を引く大切さ
 2-2 伝え方のフレームワーク
  2-2-1 基本的な構成と5W1H
  2-2-2 サンドイッチ法(SDS法とPREP法)
 2-3 空・雨・傘のフレームワーク
 2-4 伝わるストーリーの作り方
 2-5 相手の共感を得るプレゼンの基本

3.交渉・提案におけるロジカルシンキング
 3-1 交渉や提案の場面を考える
 3-2 納得と説得の違いに気付く
 3-3 自分の論理と相手の論理
 3-4 ツールを使えばロジカルシンキングという誤解
 3-5 提案のスキルと交渉のテクニック

4.ロジカルシンキングのスキルを高める
 4-1 仮説検証型のアプローチに応用する
 4-2 推論と因果関係
 4-3 調査結果からインサイトを獲得する
 4-4 思考停止の罠から逃れる
 4-5 理論派と感覚派の二者択一という誤解

5.変化する時代とロジカルシンキング
 5-1 研究開発とロジカルシンキング
 5-2 イノベーションとロジカルシンキング
 5-3 ビジネス設計とロジカルシンキング
 5-4 これからの技術者・研究者に期待されること
 5-5 スキルを高めるためのヒント

6.まとめと振り返り

[演習問題]

キーワード
ロジカルシンキング,論理的思考,技術者,研究者,開発者,問題,解決,通信教育,通信講座
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