☆外国人が違和感なく自然に読める実務英文(特に科学・技術系の英文)を書けるようになるためのポイントを、ライティングの各段階を追って、特に日本人の弱点を中心に解説!
1.導入
1.1 実務英語の概要: 定義、特徴および目的
1.2 日本文と英文の構造的違い
1.3 実務英語ライティングの要件
Readable ということ
1.4 実務英語ライティングで必要とされる姿勢
2.文法・語法のおさらい(日本人の弱点を中心に)
2.1 句読法(含用字法)
2.2 名詞(可算/不可算を中心に)
2.3 冠詞
2.4 前置詞および前置詞句
2.5 動詞
3.単語/フレーズ/図表レベルのガイドライン
3.1 明快な言葉の使用
3.2 数量や単位の扱い
3.3 コロケーション
3.4 日本的語法/用法からの脱却
3.5 法律的留意点
3.6 その他の単語/フレーズレベルの留意点
[演習問題]
4.文レベルでの考慮事項およびガイドライン
4.1 基本原則: “1 idea/sentence”
4.2 文の論理的構成に関する諸原則
4.3 文体/スタイルに関する諸原則
4.4 文頭の忌避事項
4.5 活用したい一歩進んだ構文
5.パラグラフィング
5.1 パラグラフの要件
5.2 パラグラフの構成
5.3 パラグラフ分けの単位と主題文
5.4 パラグラフを書くプロセス
5.5 論理の流れと修辞
[演習問題]
6.まとまった文章/文書の作成
6.1 修辞と構成
6.2 エッセイ
6.3 技術報告書
6.4 科学・技術論文
6.5 マニュアル
6.6 社会的および法的配慮
6.7 テクニカルライティングと日英翻訳の相違
7.Eメール
7.1 基本的事項
7.2 人間関係・ビジネス関係の配慮
7.3 一歩進んだEメールの書きかた
[演習問題]
■付録
・実務英語ライティング参考書一覧
・読みやすさ(狭義の“readability”)の尺度
・日本人に多い句読点の間違い
・不可算名詞の数え方/測り方; 数量形容詞[句]
・同格の接続詞 that を伴うことができる主な名詞
・不定代名詞・不定形容詞と、定冠詞・定冠詞相当語句の組み合わせ
・冠詞の使いかた要約--冠詞の大まかな使い分け
・日本語の「... の」に対応する英語
・目的語としての動名詞と不定詞の使い分け
・他者に行動を起こさせる動詞の構文形
・説明や情報伝達によく使われる動詞とその構文
・議事録や報告書でよく使う、say に相当する語(主として動詞)
・Difference between Failure and Fault
・主な単位の表記法
・べき乗を表す接頭語
・寸法の言い表し方
・数量に関する形容詞: 日常英語 vs. 科学・技術英語
・前置詞と他の品詞の代表的コロケーション
・コンコーダンス・ツール
・日本式表現と欧米式表現 (1) 語法・用法
・日本式表現と欧米式表現 (2) 図表
・避けたい冗長なフレーズ
・遷移や論理展開の語句
・パラグラフの例: RAS
・安全警告表示
・文化的背景の相違による外国人との摩擦
・ビジネス通信文における要注意英語表現
・依頼の英語表現
・Eメール、SNSなどでよく使われるカジュアルな表現