★科学技術英語で不可欠な、適切な語の選択法、基本的なルール、日本人が犯しやすい問題点と解決法を学ぶ!
★例文を明示して科学技術文書における論理構成の原則を分かりやすく解説します!

技術者・研究者のための英文ライティング講座

※受付を終了しました。

通信講座概要
略称
英文ライティング
通信講座No.
ce230101
開催日
2023年01月20日(金)
講師
昭和女子大学 名誉教授 金徳多恵子 氏
(早稲田大学 理工学術院 非常勤講師、日本大学 理工学部 非常勤講師)

<ご専門>
 ビジネス・テクニカルコミュニケーション

<学協会>
 日本実用英語学会理事
 早稲田大学ビジネス・テクニカルコミュニケーション研究員

<主な著書>
 『効果的な英語コミュニケーション技法』(南雲堂)
 『英文コミュニケーション作法』(南雲堂フェニックス)
 『科学技術の英語-IT時代の英語の読み方・書き方』(早稲田大学出版)『実用英語の地平』(南雲堂)
 『科学・ビジネス英語ハンドブック』(研究社出版)
 『科学・ビジネス英語活用辞典』(研究社出版)他
講師の経歴
 ・テンプル大学言語教育博士課程満期退学。
 ・ミシガン大学にて「テクニカル・コミュニケーション」
  夏期講座(1978~1982,1999~2003の10回)を修学。
 ・州立ワシントン大学にて「テクニカル・コミュニケーション」夏期講座 (1982) を修学。
 ・社員研修:デンソー、東洋エンジニアリング、日本無線、新日本無線はじめ、多くの企業で、ビジネス・テクニカル ライティングを30年以上指導。
備考
■予備知識:(本講座を受講するために必要な知識・レベル)
4年制大学の基礎英語レベル  
 
価格
[一般価格]
1名で受講した場合:  55,000円 (本体価格:50,000円)
2名で受講した場合:  99,000円 (本体価格:90,000円)
3名で受講した場合:  132,000円 (本体価格:120,000円)
4名以上で受講した場合の1名あたり追加金額:  33,000円 (本体価格:30,000円)

[会員価格]
1名で受講した場合:  44,000円 (本体価格:40,000円)
2名で受講した場合:  55,000円 (本体価格:50,000円)
3名で受講した場合:  66,000円 (本体価格:60,000円)
4名以上で受講した場合の1名あたり追加金額:  22,000円 (本体価格:20,000円)
価格関連備考
※請求書はお申し込みを受理次第、発送させていただきます。
スケジュール
1月20日(金) 開講 第1講テキスト発送
2月20日(月) 第1講 演習問題回答締切(必着) 第2講テキスト発送
3月20日(月) 第2講 演習問題回答締切(必着) 第3講テキスト発送
4月20日(木) 第3講 演習問題回答締切(必着)
5月15日(月) 修了書送付予定

<受講にあたって>
※テキストは開講時に郵送しますが、回答は、Microsoft Wordで、電子メールで提出していただきます。
※各講の添削結果や模範解答なども、弊社から電子メールにて返信させていただきます。
プログラム

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第1講:英文テクニカルライティングの基本ルール
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【趣旨】
 学校英語を修了した後、自己流だけでは、正しく伝わる英語文書を作成するのは不可能といえます。科学技術文書では、語句の使い方を僅かに間違えただけで、文書全体の信頼性や、企業への信用を失うことがあるので、作成には十分注意しなければなりません。
 本講では、科学技術英語で不可欠な適切な語の選択法、守らなければならない数字の基本的なルールなどを説明します。

【プログラム】
1.適切な語の選択法
 1.1 具体的な語を選ぶ
 1.2 語と語の相性を考える
 1.3 多義語は避ける
 1.4 不要な名詞化を避ける
 1.5 1語の格式動詞を使う
 1.6 不要語に注意する
 1.7 数値データを効果的に使う
 1.8 和製英語に注意する

2.算用数字の適切な用法
 2.1 10からは算用数字であらわす
 2.2 1文に2つ以上の数は算用数字であらわす
 2.3 比率や百分率は算用数字であらわす
 2.4 ページ・図・表・章・巻は算用数字であらわす
 2.5 単位を伴うときは算用数字であらわす
 2.6 小数は算用数字であらわす
 2.7 文の始めの数は綴り字であらわす
 2.8 日付の月は綴り字であらわす

 《演習問題》
 

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第2講:英文テクニカルライティングの文書作成法
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【趣旨】
 科学技術文書は、正確、明確、簡潔に情報を伝えることが大切です。伝える内容が曖昧だったり、回りくどい表現になるのは文章の構築法を知らないことが大きな原因といえるでしょう。
 本講では、日本人が犯しやすい問題点をあげ、その解決法を取り上げます。また、英語文書に不可欠な論理構成として守るべき順序や「話す英語」と「書く英語」との違いに焦点をあてながら、英語文書を構築するルールを取り上げます。さらに、日本人が苦手とされる句読法の基本的な扱い方を解説します。

【プログラム】
1.文章の構築法
 1.1 主要語を主語にする
 1.2 不要な関係代名詞は削除する
 1.3 意味のない重文は避ける
 1.4 無視できない原因・結果の関係を使う
 1.5 順序を重視する
 1.6 パラレリズムを使う
 1.7 能動態と受動態の使い分けをする

2.日本人が苦手とされる句読法の基本用法(1)
 2.1 ピリオド
 2.2 コロン
 2.3 セミコロン
 2.4 コンマ

 《演習問題》


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第3講:英文テクニカルライティングの論理構成
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【趣旨】
 適切な語の選択法、そして文の構築法を習得した次のステップは、相手に伝わる「英語文書」を書くための論理構成を学ぶことです。効果的にコミュニケーションするためには目的(purpose)と対象(audience)を適切に捉えることが大切です。それによって、情報の提示の仕方、つまり、論理構成が変わってくるからです。
 本講では、科学技術文書における論理構成の原則を説明し、例文を明示します。また、読み手の理解を助け、情報を明瞭に効果的に伝えるために、句読法・大文字・略語・記号の基本的な役割と使用法を解説します。


【プログラム】
1.英語文書の骨格を作るパラグラフ構成
 1.1 One Paragraph/One Topicの原則
 1.2 パラグラフにおけるTopic sentenceの重要性
 1.3 効果的なパラグラフの展開法
 1.4 効果的なTransitional words (つなぎ言葉)の利用

2.英語文書の論理構成
 2.1 論理的なMessageの伝達
 2.2 正確で、明確なMessageの伝達
 2.3 簡潔で、率直なMessageの伝達

3.句読法(2)・大文字・略語・記号の扱い方
 3.1 ハイフン
 3.2 丸カッコ
 3.3 ダッシュ
 3.4 スラッシュ;斜線
 3.5 大文字
 3.6 略語
 3.7 記号

《演習問題》

キーワード
科学、技術、英語、テクニカル、ライティング、文書、論文、構成、ルール
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