★セミナーで大好評の実験計画法講座が、通信教育講座(演習問題+解説付き)になりました!

技術者・研究者のための実験計画法入門
◆本講座は3ヶ月コースの通信教育講座です。
 弊社より毎月(計3回)テキストを郵送します。

◆テキストに付属する演習問題に解答していただければ、その解答用紙を講師が添削します。
 模範解答と一緒に添削が終わった解答用紙を弊社からご返送します。
 解答用紙の送付・返送やお問い合わせは基本的に全てEメールでやり取りさせていただきます。

※受付を終了しました。

通信講座概要
略称
実験計画法
通信講座No.
ce240401
開催日
2024年04月19日(金)
講師
著述家 高橋 信 氏

<ご専門>
 統計学・マーケティングリサーチ

<学協会>
 日本統計学会

<ご略歴等>
 ロングセラーであり、海外で数多く翻訳されてもいる、「マンガでわかる統計学」シリーズの著者。
 1972年新潟県生まれ。九州芸術工科大学(現・九州大学)大学院芸術工学研究科情報伝達専攻修了。民間企業でデータ分析業務やセミナー講師業務などに従事した後、大学非常勤講師や非常勤研究員などを務めた。現在は、著述家として活動する傍ら、企業や大学などでの講演活動にも精力的に取り組んでいる。
 主要な著書に『データ分析の先生!文系の私に超わかりやすく統計学を教えてください!』(かんき出版)や『マンガでわかるベイズ統計学』(オーム社)などがある。著書の多くが、英語や韓国語やイタリア語などに翻訳されてもいる。
価格
[一般価格]
1名で受講した場合:  55,000円 (本体価格:50,000円)
2名で受講した場合:  99,000円 (本体価格:90,000円)
3名で受講した場合:  132,000円 (本体価格:120,000円)
4名以上で受講した場合の1名あたり追加金額:  44,000円 (本体価格:40,000円)

[会員価格]
1名で受講した場合:  44,000円 (本体価格:40,000円)
2名で受講した場合:  55,000円 (本体価格:50,000円)
3名で受講した場合:  66,000円 (本体価格:60,000円)
4名以上で受講した場合の1名あたり追加金額:  22,000円 (本体価格:20,000円)
価格関連備考
※請求書はお申し込みを受理次第、発送させていただきます。
スケジュール
●4月19日(金) テキスト配本。学習開始。
●5月20日(月) 第1講の演習問題提出締切り。第2講の学習開始。
●6月20日(木) 第2講の演習問題提出締切り。第3講の学習開始。
●7月22日(月) 第3講の演習問題提出締切り。
●8月16日(金) 修了書送付(第3講まで解答提出された方のみ)

<受講にあたって>
※テキストは開講時に郵送しますが、回答は、Microsoft Word、 Excel(Microsoft Office2010~2019)形式で、電子メールで提出していただきます。
※各講の添削結果や模範解答なども、弊社から電子メールにて返信させていただきます。
趣旨
 実験計画法は、工学や心理学やマーケティングリサーチや実験関係全般など、さまざまな分野のデータを活用するうえで重要な考え方です。もう少し具体的に言うと、変数間の因果を検討する方法です。
 この講座は、以下のような方々におすすめです。
・実験計画法を学ぶ意義を知りたい方
・これから実験計画法を勉強しようと考えている方
・実験計画法の勉強を始めたはいいものの、よくわからなくて困っている方
・会社で分析業務を任されてはいるけれど、実は知識に自信がなくて、毎日ヒヤヒヤしている方
 この講座の解説では、数学的な事柄も扱います。とはいっても難しそうな記号を使った説明が延々と続くわけではないので、安心してください。数学的に深入りしすぎず、その一方であまりにブラックボックスにならない程度に、しっかりわかりやすく解説します。
 実験計画法は、学ぼうと思えばいくらでも学べる、奥の深い世界です。だからと言ってこの講座に何でもかんでも盛り込み、皆さんが息切れしたり投げ出したりしてしまうようなことがあってはいけません。「これだけ知っていればひとまず大丈夫」という内容になるように努めています。
 
プログラム

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第1講:実験計画法の基礎知識
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<講座趣旨>
 第1講では、実験計画法そのものというよりも、実験計画法を学ぶための基礎知識を解説します。少しでも早く実験計画法をマスターしたい人にはちょっと退屈に感じられるかもしれません。でも、「急がば回れ」です。あせらずじっくりやっていきましょう。

<プログラム>

第1章 実験計画法とは?
  1.実験計画法
    1.1 実験計画法の感覚的な定義
    1.2 実験計画法のしっかりした定義
  2.データ分析の取り組み方
    2.1 「探索型」と「検証型」
    2.2 データ分析の取り組み方と実験計画法

第2章 統計学の基礎知識
  1.統計学
    1.1 母集団と標本
    1.2 推測統計学と記述統計学
  2.データの分類
  3.平方和と分散と標準偏差
    3.1 平方和と分散と標準偏差
    3.2 標準偏差の存在意義
  4.確率密度関数
    4.1 確率密度関数
    4.2 正規分布
    4.3 面積=割合=確率
    4.4 t分布
    4.5 F分布

第3章 統計的仮説検定
  1.統計的仮説検定
    1.1 統計的仮説検定
    1.2 注意
    1.3 統計的仮説検定の手順
  2.帰無仮説と対立仮説
    2.1 統計的仮説検定の種類と帰無仮説と対立仮説
    2.2 注意
  3.母平均の差の検定
  4.「帰無仮説は誤っているとはいえない」
  5.P値と統計的仮説検定の手順

【演習問題】

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第2講:この変数が因果の「因」と言えるか確かめたい ~分散分析~
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<講座趣旨>
 第2講では、実験計画法の基本といえる、一元配置分散分析と二元配置分散分析を主に解説します。第1講よりも数学的な水準が上がります。とはいえ第1講をしっかり学んでいれば、それほど難しくは感じられないはずです。安心してください。

<プログラム>

第4章 一元配置分散分析
  1.一元配置分散分析
  2.具体例
    2.1 具体例
    2.2 検定統計量の値の計算方法
    2.3 P値の計算方法
    2.4 分散分析表
  3.その後の分析
    3.1 最良の水準
    3.2 母平均についての推定

第5章 二元配置分散分析
  1.二元配置分散分析
  2.繰り返しのない場合の具体例
    2.1 具体例
    2.2 検定統計量の値の計算方法
    2.3 分散分析表
    2.4 その後の分析
  3.繰り返しのある場合の二元配置分散分析
    3.1 具体例
    3.2 検定統計量の値の計算方法
    3.3 分散分析表
    3.4 その後の分析
  4.プーリング
    4.1 プーリング
    4.2 注意

第6章 実験の望ましい順番
  1.実験の原則
  2.乱塊法と分割法
    2.1 乱塊法
    2.2 分割法
  3.フィッシャーの3原則

【演習問題】

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第3講:因果の「因」に相当する変数を見つけたい ~直交配列表実験~
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<講座趣旨>
 第3講では、探索型のデータ分析に対応する、直交配列表実験を解説します。

<プログラム>

第7章 直交配列表実験
  1.直交配列表実験
  2.直交配列表
    2.1 直交配列表の種類
    2.2 直交配列表という名称の由来
    2.3 直交配列表の利用方法
  3.直交配列表実験の難点
    3.1 直交配列表実験の難点
    3.2 変数を割り付けてはいけない列の確認
    3.3 直交配列表の数学的特徴
  4.具体例

付録1 回帰分析と重回帰分析

付録2 応答曲面法

付録3 多重比較法

【演習問題】

キーワード
実験計画法、統計、直交配列表、分散分析、回帰分析、重回帰分析、教育、講座
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