◆本講座は3ヶ月コースの通信教育講座です。
 弊社より毎月(計3回)テキストを郵送します。

◆テキストに付属する演習問題に解答していただければ、その解答用紙を講師が添削します。
 模範解答と一緒に添削が終わった解答用紙を弊社からご返送します。
 解答用紙の送付・返送やお問い合わせは基本的に全てEメールでやり取りさせていただきます。

特許を使った先行技術調査、競合他社調査、技術テーマ調査の進め方
~研究開発テーマの模索に活かすために!研究開発成果を特許で守るために!侵害を未然に防ぐために!~

通信講座概要
略称
先行・競合特許調査
通信講座No.
ce240502
開催日
2024年05月24日(金)
講師
(株)IP調査塾 代表 特許情報活用コンサルタント 松尾 健司 氏
価格
[一般価格]
1名で受講した場合:  55,000円 (本体価格:50,000円)
2名で受講した場合:  99,000円 (本体価格:90,000円)
3名で受講した場合:  132,000円 (本体価格:120,000円)
4名以上で受講した場合の1名あたり追加金額:  44,000円 (本体価格:40,000円)

[会員価格]
1名で受講した場合:  44,000円 (本体価格:40,000円)
2名で受講した場合:  55,000円 (本体価格:50,000円)
3名で受講した場合:  66,000円 (本体価格:60,000円)
4名以上で受講した場合の1名あたり追加金額:  22,000円 (本体価格:20,000円)
価格関連備考
※申込時に会員登録(入会金・年会費など一切かかりません)ができます。
※請求書はお申し込みを受理次第、郵送させていただきます。
スケジュール
5月24日(金) 開講 第1講テキスト発送
6月24日(月) 第1講 演習問題回答締切(必着) 第2講テキスト発送
7月24日(水) 第2講 演習問題回答締切(必着) 第3講テキスト発送
8月26日(月) 第3講 演習問題回答締切(必着)
9月17日(火) 修了書送付予定

<受講にあたって>
※テキストは開講時に郵送しますが、回答は、Microsoft Wordで、電子メールで提出していただきます。
※各講の添削結果や模範解答なども、弊社から電子メールにて返信させていただきます。
趣旨
 モノづくり企業がオリジナル商品を手掛けるときに、特許に対するケアは必須です。事業を安全に進めるために、自社商品を特許で保護するとともに、競合他社の特許権への権利侵害を防ぐことが必要です。また、商品開発のヒントにもなる特許情報を研究開発活動にうまく活用しない手はありません。
 この通信教育講座では、特許調査の基本について解説するとともに、先行する特許出願の状況を把握するための「先行技術調査」と、自社開発商品を製造販売するにあたり競合他社が保有する障害となる特許を漏れなく把握する「競合他社調査」、さらに、研究開発テーマに関連する特許を集めて見える化(全体俯瞰)する「技術テーマ調査」のやり方について解説しています。検索式立案実習を含む、演習課題の添削フィードバックを通じて研究開発技術者の方々に必要な特許調査スキルを習得いただけます。
プログラム

【第1講】
 「特許調査の基本」

<趣旨>
 正確で効率的な特許調査を実施するためには、適切な実施ステップに則り、特許調査プロセスを実行していく必要があります。
 第1講では、特許調査と検索の実施プロセスについて説明しながら、特許検索の基本となる、「特許分類検索」と「キーワード検索」について、検索事例を交えながら詳しく解説します。

<プログラム>
 1.特許調査の種類と情報検索の考え方
 2.特許検索を始める
  ・番号から調べる
  ・キーワードを使って調べる
  ・調査モレを防ぐ類義語展開
 3.検索タームとしての特許分類
  ・国際特許分類(IPC)
  ・FI(ファイルインデックス)
  ・Fターム(File Forming Term)
  ・特許・実用新案分類照会(PMGS)
  ・特許分類とキーワードを掛け合わせる
 4.検索式の考え方と特許調査の基本手順
  ・演算子とベン図で検索の考え方を表す
  ・J-PlatPatでの検索例
  ・特許調査の基本手順
≪演習問題≫

 

【第2講】
 「先行技術調査と競合他社調査(侵害防止調査)について」

<趣旨>
 研究開発を進めているテーマに関する過去の特許を対象に、発明アイデアの新規性を確認するための「先行技術調査」と、自社商品を製造販売するにあたり、障害となる競合他社が保有している特許を漏れなく調べる「競合他社調査(侵害防止調査)」について解説します。
 それぞれの特許調査を実施する際の注意点を紹介するとともに、演習課題としての検索式立案実習にチャレンジしていただきます。

<プログラム>
 1.先行技術調査の進め方と注意点について
  ・発明アイデアの概要を「ひと言要約」で表す
  ・Fタームを効果的に活用する
  ・全文を対象に近傍検索で絞り込む
 2.競合他社調査(侵害防止調査)の進め方と注意点について
  ・特許請求の範囲の読み方
  ・死滅特許は検索対象から除外する
  ・障害となる特許の審査経過書類を確認する
  ・クレーム対比表について
≪演習問題≫

 

【第3講】
 「技術テーマ調査からパテントマップの作成まで」

<趣旨>
 特定の技術テーマに関連する特許を集めて見える化(全体俯瞰)するための「技術テーマ調査」のやり方について解説しています。
 第3講では、技術分類を設定しながら関連する特許を層別体系化して関連特許一覧表を作成するにあたり、技術分類を設定するやり方や、全体像を俯瞰するための技術系統分布図や時系列流れ図の活用について解説します。

<プログラム>
 1.関連特許一覧表を作成する
  ・関連特許一覧に課題と解決手段の一文要約を加える
 2.技術層別して体系化項目(分類項目)を検討する
  ・カード化とKJ法による技術層別
 3.要素技術の分布を把握するための「技術系統分布図」
  ・作成例
  ・活用場面
 4.技術のトレンドを把握するための「時系列流れ図」
  ・作成例
  ・活用場面
 5.特許情報を活用した研究開発テーマの模索
≪演習問題≫

キーワード
特許,情報,分析,解析,活用,パテント,知財,知的財産,競合,先行,通信教育,通信講座
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