◆本講座は3ヶ月コースの通信教育講座です。
 弊社より毎月(計3回)テキストを郵送します。

◆テキストに付属する演習問題に解答していただければ、その解答用紙を講師が添削します。
 模範解答と一緒に添削が終わった解答用紙を弊社からご返送します。
 解答用紙の送付・返送やお問い合わせは基本的に全てEメールでやり取りさせていただきます。

スキンケア化粧品における処方設計講座
☆処方設計開発から製造・品質管理における一連の流れについての知識を習得できます!

通信講座概要
略称
スキンケア化粧品
通信講座No.
開催日
2025年11月20日(木)
講師
国内化粧品企業 開発部 課長 杉原 としひこ 氏
講師の経歴
《専門》
有機合成化学、計算化学

《略歴》
2011年 国内化粧品企業開発部入社、新規性商品検討・原料管理 現在在中
《活動等》
・資格:エコ検定、生産マイスター3級、危険物取扱者甲種、ITパスポート、QC検定2級、コスメ薬事法管理者
・所属:日本化粧品技術者会、コスメ倶楽部、日本防菌防黴学会会員
価格
[一般価格]
1名で受講した場合:  55,000円 (本体価格:50,000円)
2名で受講した場合:  99,000円 (本体価格:90,000円)
3名で受講した場合:  132,000円 (本体価格:120,000円)
4名以上で受講した場合の1名あたり追加金額:  44,000円 (本体価格:40,000円)

[会員価格]
1名で受講した場合:  44,000円 (本体価格:40,000円)
2名で受講した場合:  55,000円 (本体価格:50,000円)
3名で受講した場合:  66,000円 (本体価格:60,000円)
4名以上で受講した場合の1名あたり追加金額:  22,000円 (本体価格:20,000円)
価格関連備考
※請求書はお申し込みを受理次第、発送させていただきます。
スケジュール
11月20日(木) 開講 第1講テキスト発送
12月22日(月) 第1講 演習問題回答締切(必着) 第2講テキスト発送
1月20日(火) 第2講 演習問題回答締切(必着) 第3講テキスト発送
2月20日(金) 第3講 演習問題回答締切(必着)
3月17日(月) 修了書送付予定

<受講にあたって>
※テキストは開講時に郵送しますが、回答は、Microsoft Wordで、電子メールで提出していただきます。
※各講の添削結果や模範解答なども、弊社から電子メールにて返信させていただきます。
趣旨
処方設計者にとって、スキンケア化粧品の処方設計は、単なる成分配合ではありません。
 肌の生理機能に基づき、有効成分が最大限の効果を発揮できるよう、厳選したベース成分の選定やや安定性を追求していく必要があります。
 皮膚の構造と機能について説明し、主要原料の機能や薬理作用を考えて原料選定の方法のポイントについて解説していきます。
 処方設計開発から製造・品質管理における一連の流れについての知識を習得できます。
プログラム

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第1講:スキンケア化粧品の基礎と処方設計の原則
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【趣旨】
 ​​​​​​ ​スキンケア化粧品の基本的な情報(定義・分類、市場情報、皮膚について、処方設計、法規制)について、説明していきます。
  知識を定着するように、演習問題も用意し、スキンケア化粧品の商品開発で重要な知識を習得することができます。

【プログラム】 

 1.1 スキンケア化粧品の定義/概要・分類
  1.1.1 スキンケア化粧品の市場動向
  1.1.2 皮膚の構造と機能:化粧品が作用するメカニズム
  1.1.3 皮膚タイプと状態:肌質に合わせたアプローチの重要性

 1.2 処方設計の基本アプローチ
  1.2.1 製品コンセプトとターゲット設定:市場と顧客ニーズの把握
  1.2.2 処方設計における安全性と安定性:品質確保の要点
  1.2.3 法規制と表示:化粧品製造・販売における法的遵守事項

 1.3 演習問題

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第2講:主要原料の機能と選択
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【趣旨】
  主要原料の性質(親水、親油、両親媒)について、新しい視点で説明します。
  そして、スキンケアで重要な機能性(保湿、美白、抗シワ、抗炎症、紫外線防御等)について、説明します。
  原料の基本の知識を習得することができます。

【プログラム】

 2.1 基剤成分とその役割
  2.1.1 親水性成分:化粧品の骨格を形成する水と親水性成分
  2.1.2 親油性成分:保湿、エモリエント効果をもたらす多様な親油性成分
  2.1.3 両親媒性成分:乳化、可溶化、洗浄における働き、その他の機能

 2.2 保湿・機能性成分
  2.2.1 保湿成分:肌の潤いを保つためのキー成分
  2.2.2 美白成分:シミ・くすみ対策の有効成分
  2.2.3 抗シワ・エイジングケア成分:肌のハリと弾力を保つ成分
  2.2.4 その他の機能性成分:抗炎症、紫外線防御など

 2.3 補助成分と製品の安定性
  2.3.1 増粘剤・ゲル化剤:テクスチャーと安定性の調整
  2.3.2 防腐剤:微生物汚染からの製品保護
  2.3.3 pH調整剤、キレート剤、香料、着色料など

 2.4 演習問題



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第3講:剤形別処方設計と評価・品質管理
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【趣旨】
  化粧水、乳液・クリーム、美容液・ジェル、洗顔料・クレンジング、シートマスク・パックの設計ポイントや処方例と解説を説明いたします。
 また、処方設計の評価や品質管理について説明していきます。
 市場トラブルを生じないような考え方について知識を習得することができます。 


【プログラム】

 3.1 主要剤形ごとの処方設計
  3.1.1 化粧水・ローション:浸透性と使用感を追求した設計
  3.1.2 乳液・クリーム:乳化技術を応用したテクスチャーと機能性
  3.1.3 美容液・ジェル:高機能性成分の配合と浸透性
  3.1.4 洗顔料・クレンジング:洗浄力と肌への優しさの両立
  3.1.5 その他の剤形:シートマスク、パックなど

 3.2 処方品の評価と品質管理
  3.2.1 官能評価:使用感とユーザー満足度の測定
  3.2.2 機器評価:客観的な効果測定とデータ解析
  3.2.3 安定性試験:製品寿命と品質維持の確認
  3.2.4 安全性試験:皮膚刺激性、アレルギー反応の評価
  3.2.5 品質管理体制:製造から出荷までの品質保証

 3.3 演習問題

キーワード
化粧品,スキンケア,開発,研究,研修,講習会,
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