◆本講座は3ヶ月コースの通信教育講座です。
弊社より毎月(計3回)テキストを郵送します。
◆テキストに付属する演習問題に解答していただければ、その解答用紙を講師が添削します。
模範解答と一緒に添削が終わった解答用紙を弊社からご返送します。
解答用紙の送付・返送やお問い合わせは基本的に全てEメールでやり取りさせていただきます。
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第1講:スキンケア化粧品の基礎と処方設計の原則
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【趣旨】
スキンケア化粧品の基本的な情報(定義・分類、市場情報、皮膚について、処方設計、法規制)について、説明していきます。
知識を定着するように、演習問題も用意し、スキンケア化粧品の商品開発で重要な知識を習得することができます。
【プログラム】
1.1 スキンケア化粧品の定義/概要・分類
1.1.1 スキンケア化粧品の市場動向
1.1.2 皮膚の構造と機能:化粧品が作用するメカニズム
1.1.3 皮膚タイプと状態:肌質に合わせたアプローチの重要性
1.2 処方設計の基本アプローチ
1.2.1 製品コンセプトとターゲット設定:市場と顧客ニーズの把握
1.2.2 処方設計における安全性と安定性:品質確保の要点
1.2.3 法規制と表示:化粧品製造・販売における法的遵守事項
1.3 演習問題
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第2講:主要原料の機能と選択
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【趣旨】
主要原料の性質(親水、親油、両親媒)について、新しい視点で説明します。
そして、スキンケアで重要な機能性(保湿、美白、抗シワ、抗炎症、紫外線防御等)について、説明します。
原料の基本の知識を習得することができます。
【プログラム】
2.1 基剤成分とその役割
2.1.1 親水性成分:化粧品の骨格を形成する水と親水性成分
2.1.2 親油性成分:保湿、エモリエント効果をもたらす多様な親油性成分
2.1.3 両親媒性成分:乳化、可溶化、洗浄における働き、その他の機能
2.2 保湿・機能性成分
2.2.1 保湿成分:肌の潤いを保つためのキー成分
2.2.2 美白成分:シミ・くすみ対策の有効成分
2.2.3 抗シワ・エイジングケア成分:肌のハリと弾力を保つ成分
2.2.4 その他の機能性成分:抗炎症、紫外線防御など
2.3 補助成分と製品の安定性
2.3.1 増粘剤・ゲル化剤:テクスチャーと安定性の調整
2.3.2 防腐剤:微生物汚染からの製品保護
2.3.3 pH調整剤、キレート剤、香料、着色料など
2.4 演習問題
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第3講:剤形別処方設計と評価・品質管理
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【趣旨】
化粧水、乳液・クリーム、美容液・ジェル、洗顔料・クレンジング、シートマスク・パックの設計ポイントや処方例と解説を説明いたします。
また、処方設計の評価や品質管理について説明していきます。
市場トラブルを生じないような考え方について知識を習得することができます。
【プログラム】
3.1 主要剤形ごとの処方設計
3.1.1 化粧水・ローション:浸透性と使用感を追求した設計
3.1.2 乳液・クリーム:乳化技術を応用したテクスチャーと機能性
3.1.3 美容液・ジェル:高機能性成分の配合と浸透性
3.1.4 洗顔料・クレンジング:洗浄力と肌への優しさの両立
3.1.5 その他の剤形:シートマスク、パックなど
3.2 処方品の評価と品質管理
3.2.1 官能評価:使用感とユーザー満足度の測定
3.2.2 機器評価:客観的な効果測定とデータ解析
3.2.3 安定性試験:製品寿命と品質維持の確認
3.2.4 安全性試験:皮膚刺激性、アレルギー反応の評価
3.2.5 品質管理体制:製造から出荷までの品質保証
3.3 演習問題