技術者、研究者のためのコストマネジメント
事前原価計算の考え方・利益に貢献するコストダウンの実践法・ITツールを活用法などが習得できます!

通信講座概要
略称
コストマネジメント
通信講座No.
ce260501
開催日
2026年05月22日(金)
講師
(株)MEマネジメントサービス 顧問 技術士(経営工学) 小川 正樹 氏
講師の経歴
(株)MEマネジメントサービス 
<専門>全社的原価低減と品質改善
2009年~2015年 明治大学 専門職大学院会計専門職研究科 特任教授
備考
◆本講座は3ヶ月コースの通信教育講座です。
 弊社より毎月(計3回)テキストを郵送します。

◆テキストに付属する演習問題に解答していただければ、その解答用紙を講師が添削します。
 模範解答と一緒に添削が終わった解答用紙を弊社からご返送します。
 解答用紙の送付・返送やお問い合わせは基本的に全てEメールでやり取りさせていただきます。
価格
[一般価格]
1名で受講した場合:  55,000円 (本体価格:50,000円)
2名で受講した場合:  99,000円 (本体価格:90,000円)
3名で受講した場合:  132,000円 (本体価格:120,000円)
4名以上で受講した場合の1名あたり追加金額:  44,000円 (本体価格:40,000円)

[会員価格]
1名で受講した場合:  44,000円 (本体価格:40,000円)
2名で受講した場合:  55,000円 (本体価格:50,000円)
3名で受講した場合:  66,000円 (本体価格:60,000円)
4名以上で受講した場合の1名あたり追加金額:  22,000円 (本体価格:20,000円)
価格関連備考
※請求書はお申し込みを受理次第、発送させていただきます。
スケジュール
5月22日(金) 開講 第1講テキスト発送
6月22日(月) 第1講 演習問題回答締切(必着) 第2講テキスト発送
7月22日(水) 第2講 演習問題回答締切(必着) 第3講テキスト発送
8月24日(月) 第3講 演習問題回答締切(必着)
※講座終了時に修了書PDFを送付します。

<受講にあたって>
※テキストは開講時に郵送しますが、回答は、Microsoft Wordで、電子メールで提出していただきます。
※各講の添削結果や模範解答なども、弊社から電子メールにて返信させていただきます
趣旨
図面ができた時点では、もはや製品コストの80%以上は確定している状況です。顧客に価格のメリットを感じさせるためには、製品のコストマネジメントがポイントになり、その活動は技術者、研究者に委ねられています。
 本コースでは、技術者、研究者の方々を対象にコストマネジメントに必要な事前原価計算の考え方と具体的な方法、利益に貢献するコストダウンの実践方法やITツールを活用したコストダウンの手法を具体的に学びます。
プログラム

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第1講:技術者、研究者に必要な原価の基礎知識と原価計算
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【趣旨】
 ​​​​ 第1講では、技術者、研究者のコストマネジメントに必要な原価と原価計算のしくみについて学習します。
  さらに、良いものを安く作るために必要な事前原価計算の考え方やコストテーブルについても解説します。

【プログラム】 

1.原価の仕組みと原価の区分
 1-1 見ためごとに分類した原価、「材料費」「労務費」「製造経費」
 1-2 製品との関係で分類した原価、「直接費」と「間接費」
 1-3 仕事量(操業度)との関係で分類した原価、「変動費」と「固定費」
 1-4 管理責任で分類した原価、「管理可能費」と「管理不能費」

2.技術者、研究者に必要な事前原価計算
 2-1 目的によって変わる原価計算の体系を整理する
 2-2 技術者、研究者が必要とする原価
 2-3 事前原価計算に必要な技術情報は何か
 2-4 コストダウンに必要な「事前原価計算」のやり方

3.事前原価計算に必要なデータベース
 3-1 概算見積、基本見積に役立つ道具が「コストテーブル」
 3-2 コストテーブルの「作り方」をマスターしよう

 《演習問題》

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第2講:コストマネジメントのための事前原価計算
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【趣旨】
 第2講では、詳細見積による事前原価計算の考え方と具体的な方法を学習します。
 詳細見積では、材料費と加工費をそれぞれ『単価×消費量』で求めるので、事前にデータベースを作る必要があります。
 このデータベースの作成手順についても解説します。 

【プログラム】

1.材料費の計算に必要なデータベースと計算方法
 1-1 材料費の計算に必要な単価表とは
 1-2 材料単価表の作成
 1-3 部品の製造に必要な消費量を計算する
 1-4 図面を見ながら材料費を計算する

2.加工費の計算に必要なデータベース
 2-1 加工費の計算に必要な加工賃レートとは
 2-2 加工費の計算に必要な加工賃レートを計算する
 2-3 加工費の計算に必要な設備費レートを計算する
 2-4 金型・治工具費、開発設計費を計算する

3.加工時間の中身と加工費の計算
 3-1 部品の加工に必要な工数・時間を計算する
 3-2 図面を見ながら加工費を計算する

 《演習問題》

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第3講:技術者、研究者のコストマネジメント
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【趣旨】
 第3講では、技術段階のコストマネジメントシステムとしての原価企画について学習します。
 また、技術者、研究者がコストダウンを実践する道具として有効な『VE』『TRIZ』『品質工学』の特徴と活用ポイントを解説し、サイバー空間を利用した開発設計システムの事例を紹介します。


【プログラム】

1.技術段階のコストマネジメントは原価企画
 1-1 ライフサイクル・コストと原価企画
 1-2 目標売価、目標利益率の設定
 1-3 機能分析と改善余地の見つけ方
 1-4 目標原価の設定と割当

2.コストダウンと品質を両立する
 2-1 VEで機能からの発想力を高める
 2-2 TRIZで技術的矛盾を解決する
 2-3 品質工学でアイデアやコンセプトを評価する

3.コストダウン成果の評価
 3-1 技術部門のコストダウン成果を評価する
 3-2 目標原価達成率とコストダウン達成率とは
 3-3 コストを見える化しよう
 3-4 サイバー空間で原価を作り込む

《演習問題》

キーワード
コストダウン,見える化,マネジメント,VE,品質工学,,原価,計算,管理,成果,評価
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