◆本講座は3ヶ月コースの通信教育講座です。
開講日から弊社より毎月(計3回)テキストを郵送します。
◆テキストに付属する演習問題に解答していただければ、その解答用紙を講師が添削します。
模範解答と一緒に添削が終わった解答用紙を弊社からご返送します。
解答用紙の送付・返送やお問い合わせは基本的に全てEメールでやり取りさせていただきます。
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第1講 : 核酸医薬品・メッセンジャーRNA医薬品
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1 核酸医薬品の分類
1.1 アンチセンスオリゴヌクレオチド
1.1.1 Gapmer型アンチセンスオリゴヌクレオチド
1.1.2 スプライシング制御型アンチセンスオリゴヌクレオチド
1.2 Small interfering RNA
1.3 核酸アプタマー
1.4 CpGオリゴデオキシヌクレオチド
1.5 その他の核酸医薬品候補
2 核酸医薬品の作用機序
2.1 メッセンジャーRNA分解
2.2 スプライシング制御
2.2.1 エクソンスキッピング
2.2.2 エクソンインクルージョン
2.3 タンパク質機能制御
2.4 Toll-like receptor 9刺激
3 核酸医薬品の構造
3.1 全体構造(1本鎖・2本鎖)
3.2 核酸の種類・化学修飾
3.2.1 リン酸部修飾
3.2.2 糖部修飾
3.2.3 塩基部修飾
3.2.4 リガンド修飾(第3講で詳述)
4 メッセンジャーRNA医薬品
4.1 メッセンジャーRNAの作用機序
4.2 メッセンジャーRNAの構造
【演習問題】
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第2講:核酸医薬品の体内動態・細胞との相互作用
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1 核酸医薬品の体内動態
1.1 吸収
1.1.1 消化管からの吸収
1.1.2 皮下組織からの吸収
1.2 分布
1.2.1 血漿タンパク結合
1.2.2 毛細血管壁透過
1.3 代謝
1.4 排泄
2 核酸医薬品の細胞との相互作用
2.1 細胞取り込みに関わる細胞膜タンパク質
2.1.1 スカベンジャーレセプター
2.1.2 Stabilins
2.1.3 その他のレセプター・膜タンパク質
3 核酸医薬品の細胞内での相互作用
3.1 RNase H
3.2 RISC
3.3 パラスペックル構成タンパク質
3.4 Toll-like receptors
3.5 その他のタンパク質
【演習問題】
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第3講 : 核酸医薬品・メッセンジャーRNA医薬品に適用されるDDS技術
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1 ドラッグデリバリーシステム
1.1 吸収改善
1.2 放出制御
1.3 標的指向化
2 標的指向化に用いられる技術
2.1 局所投与
2.1.1 硝子体内投与
2.1.2 髄腔内投与
2.2 N-アセチルガラクトサミン修飾
2.2.1 3分岐型糖鎖
2.2.2 その他の構造のN-アセチルガラクトサミン修飾
2.3 脂質修飾
2.4 脂質ナノ粒子
2.4.1 静脈内投与される脂質ナノ粒子(核酸医薬品)
2.4.2 局所投与される脂質ナノ粒子(メッセンジャーRNA医薬品)
2.5 DNAナノテクノロジー
3 DDSを利用した標的拡大
3.1 固形がん
3.2 脳・中枢神経
3.3 膵細胞
3.4 その他の標的
【演習問題】