2025年05月26日(月)
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(株)IBLC(元AGC) 顧問技術
横浜国立大学 理工学部 工学博士 桜井 宏巳 氏
【ご専門】
応用光学、半導体工学
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ください。
・ホログラム技術やHUDシステムに関心のある若手および中堅技術者
・特に予備知識は必要ありません。基礎から解説させていただきます。
・ホログラムの基本原理と作製法、および光学素子としての幅広い応用が理解できる。
また、HUDシステムの基本構成や技術トレンドの概略を把握できる。
2010年代に入ってから、産業分野におけるAR/VR技術の活用の進展伴い、ヘッドアップディスプレイ(HUD)やヘッドマウントディスプレイ(HMD)の製品開発が非常に盛んになってきている。それに伴い、ホログラム技術に基づく開発成果が数多く報告されてきている。ホログラム技術の歴史は古く、1940年代に研究が始まり、当初はグラフィックアートに代表される立体像を記録した製品を中心に広く知られるようになってきた。その後、60年を超える開発期間を経て、セキュリティ用途などの応用製品に発展し、最近はソニー社や米国デジレンズ社の導光板への適用などを始め、国内外において各種光学素子の実用化が進展している。
自動車用HUDシステムについても、従来は高級車のみへの搭載だったが、最近は軽自動車を含めた一般車においても標準搭載やオプション設定による搭載が広がってきており、一般への認知度が非常に高くなってきている。
講座では、ホログラム技術の基本原理や特徴を一通り紹介し、これらの技術を応用したHUDの開発状況および ホログラムHUDの実用化に向けた課題、さらに最近のHUD関連の話題や今後の展望について解説する。
1. ホログラム技術の基礎
1-1.ホログラフィとは
1-2.記録再⽣の基本原理と特徴
1-3.ホログラム作製技術
2.ホログラム記録材料
2-1.材料に求められる性能
2-2.代表的な記録材料
2-3.実⽤化に向けた材料開発課題
3. HUD実⽤化の意義
3-1.⾞載ディスプレイの課題
3-2.HUDシステムの有効性と市場動向
3-3.⾞載HUDの制約条件と技術課題
4. ホログラムHUDの光学設計と⾞載実装
4-1.HUDの基本構成と仕様
4-2.ホログラムHUD特徴と実装課題
4-3.HOEの光学設計技術
5. HUDの開発動向と今後の展望
5-1.HUDの最新開発動向と話題(SID2024,CES2025他)
5-2.ホログラムHUD実⽤化に向けた課題と解決策
5-3.今後の展望
6.質疑応答
ホログラム,ヘッドアップディスプレイ,HUD,AR,VR,光学設計,セミナー,講演