☆接着接合の強度に対する基礎知識から、特異応力場のメカニズムと解析手法が理解できます

接着・接合の強度評価および強度向上のための破壊力学【アーカイブ配信】
~接着接合部における特異応力場の解析と実践的な強度向上手法~

こちらは4/18実施WEBセミナーのアーカイブ(録画)配信です。期間中何度でも視聴できます

セミナー概要
略称
接着・接合【アーカイブ配信】
セミナーNo.
250481A
配信開始日
2025年08月08日(金)
配信終了日
2025年08月21日(木)
主催
(株)R&D支援センター
問い合わせ
Tel:03-5857-4811 E-mail:info@rdsc.co.jp 問い合わせフォーム
講師
大分大学理工学部理工学科機械工学プログラム 教授 博士(工学) 小田 和広 氏

【専門】
材料力学,破壊力学

【略歴】
日本材料学会理事(2020~2024)
著書:異種接合材の設計のための破壊力学,コロナ社(2023)
   演習で学ぶ材料の力学,コロナ社(2022)
価格
非会員:  49,500円 (本体価格:45,000円)
会員:  46,200円 (本体価格:42,000円)
学生:  49,500円 (本体価格:45,000円)
価格関連備考
会員(案内)登録していただいた場合、通常1名様申込で49,500円(税込)から
 ★1名で申込の場合、46,200円(税込)へ割引になります。
 ★2名同時申込で両名とも会員登録をしていただいた場合、計49,500円(2人目無料)です。
■会員登録とは? ⇒ よくある質問
備考
・こちらは4/18(金)実施WEBセミナーのアーカイブ(録画)配信です。
・配信開始日までにセミナー資料、閲覧用URL(※データの編集は行っておりません)をお送りします。
・セミナー資料の無断転載、二次利用や講義の録音、録画などの行為を固く禁じます。
講座の内容
受講対象・レベル
・接着接合の強度評価業務をはじめる方,またはある程度の経験を経た方
・接着接合の設計,製造に携わっているが正確な評価が必要な方
・特異応力場のFEM解析に興味のある方
必要な予備知識
・応力とひずみから解説しますので,予備知識は必要ありません。
材料力学を学んだ経験があると,より理解しやすいと思います。
習得できる知識
・接着接合の強度に対する基礎知識(最大接着強度や最小接着強度)が理解できる
・接着接合部の特異応力場パラメータを精度よく解析し,それを用いた強度評価法を習得できる
・接着接合の強度向上に関する考え方(応力集中の低減法)が理解できる
趣旨
接着接合は、航空機、自動車、電子機器をはじめ、あらゆる産業でキーテクノロジーとなっており、その強度および信頼性を向上させることは急務となっています。しかし、接着強度は接着層厚さや接着界面端部形状などに依存するため、試験条件によって異なる強度が得られるという不都合が存在します。これは、接着接合部に、常に応力集中(特異応力場)が生じることに起因しています。本セミナーでは、孔や切欠きの応力集中とき裂の応力集中(特異応力場)の違い等の破壊力学の基礎的事項から、特異応力場を表す評価パラメータの解析方法ならびに特異応力場に注目した接着接合部の強度評価法について解説します。さらに、突合せ継手の応力集中が無い場合の接着強度はどうなるのか、最小の接着強度はどう考えるか,等の問題について特異応力場の観点から答えます。さらに、切欠きの干渉効果を利用した応力集中の低減方法と最大接着強度を得る方法について最新の研究成果を踏まえながら解説します。
プログラム

1.材料強度の基礎と強度評価パラメータ
 1-1 応力とひずみ
 1-2 孔や切欠きの応力集中と応力集中係数
 1-3 き裂の応力集中と応力拡大係数
 1-4 切欠きやき裂の干渉効果
 1-5 接着界面の力学と特異応力場の強さ

2.接着接合部の応力解析
 2-1 界面端部の特異応力場の強さ(ISSF)とその解析法
 2-2 界面き裂の応力拡大係数(SIF)とその解析法

3.接着接合部の接着強度と破壊力学的評価法
 3-1 突合せ継手の接着強度
 3-2 重ね合わせ継手の接着強度
 3-3 破壊力学的強度評価
  (1)ISSF法による接着強度評価
  (2)仮想き裂法による接着強度評価

4.特異応力場を低減した接着接合の高強度化
 4-1 応力集中が無い場合の接着強度
  (1) 突合せ継手の最大接着強度と最小接着強度
  (2) 最大接着強度の推定手法
 4-2 切欠き干渉効果を利用した接着強度向上法

キーワード
接着,接合,強度評価,応力解析,破壊力学,材料力学,講演,セミナー,研修
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