2025年05月22日(木)
12:30~16:30
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睦月電機(株)
研究開発室 室長 齋 聖一氏
【所属】
プラスチック成形加工学会、日本接着学会
【学歴】
岩手大学工学部応用化学科
【研究分野】
金属と高分子材料との接合
【研究歴】
1996年:岩手大学森邦夫名誉教授、岩手県工業技術センター佐々木英幸氏の指導の基に、トリアジンチオールで処理した金属とABSやPA6とのインサート成形直接接合研究を始める。
2003年:インサート成形直接接合技術を用いた「トリアジンチオール成形接着技術を用いた電気二重層キャパシタ用高気密ケースカバーの開発」によりプラスチック成形加工学会「青木固」技術賞受賞
2019~2022年:金属によるレーザ粗面化技術と誘導加熱圧着直接接合技術を用いたサポイン事業「金属と樹脂との直接加圧溶着技術の高性能化と低コスト溶着装置開発」の研究責任者として技術開発を行い、睦月電機の「ALTIM」技術として構築
非会員:
49,500円
(本体価格:45,000円)
会員:
46,200円
(本体価格:42,000円)
学生:
49,500円
(本体価格:45,000円)
会員(案内)登録していただいた場合、通常1名様申込で49,500円(税込)から
・1名で申込の場合、46,200円(税込)へ割引になります。
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無断転載、二次利用や講義の録音、録画などの行為を固く禁じます。
特に予備知識は必要ありません。基礎から解説いたします。
金属と樹脂との直接接合技術に関する基礎とその応用について習得できる。
現在、環境負荷低減、省エネルギー、CO2削減等に関する要求から、自動車等移動機材の軽量化のため、異種材接合を応用した複合化技術が重要となっています。一方、近年自動車のEV化に伴い、過酷な状況にも耐えるコネクターやLiB部品などの気密性向上でも、金属と高分子材料との接合が重要となっています。従来工法は接着剤やリベット、パッキンや充填材等の、接合副資材を用いていました。これに対して接合副資材を使わない金属と樹脂との直接接合技術は、コスト削減や軽量化にメリットが有ることから多くの機関で研究開発が進められていますが、技術的に解明されていない点が多くあります。
本セミナーでは、金属と樹脂との直接接合技術について現状を把握するところから始まり、直接接合技術の原理を実験データや私見を交えながら紹介したいと思います。また、直接接合技術の応用として、最も多く用いられるインサート成形接合技術の問題点、及び解決方法について経験を交えて紹介したいと思います。これに加えて、弊社が事業展開を進めている、金属と樹脂との新規直接接合技術(ALTIM)について応用も交えて紹介したと思います。
1.はじめに
1-1.金属と樹脂との複合化技術について
1-2.既存の金属と樹脂との複合化技術
1-3.既存技術の問題点
1-4.まとめ
2.金属と樹脂との直接接合の原理
2-1.金属と樹脂との直接接合概論
2-1-1 接合界面での樹脂の濡れ広がり
2-1-2 接合界面での樹脂の化学的、物理的、機械的な固定
2-1-3 接合界面での樹脂強度
2-1-4 直接接合物の破壊
2-2.金属と樹脂との直接接合技術
2-2-1 直接接合における接合金属処理工程
2-2-2 直接接合における処理金属と樹脂との接合工程
2-3.まとめ
3.インサート成形技術への応用
3-1.インサート成形接合について
3-2.インサート成形接合の問題点と対策アプローチ
3-3.まとめ
4.加熱圧着接合技術への応用
4-1.加熱圧着直接接合
4-2.誘導加熱を用いた加熱圧着直接接合(ALTIM)について
4-3.まとめ
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