より精度の高いCAEを行う上で必要な考え方についての「勘所(ポイント)」を、身近な機器の簡易モデルを通じて説明!
製品開発において精度、品質、開発期間、開発費用にどのような効果をもたらすか、事例を交えてご紹介します!

設計者が一番気になるCAEの勘所~数値シミュレーションの使い方(応用編)~【LIVE配信】

※本セミナーはZOOMを使ったLIVE配信セミナーです。会場での参加はございません。

【アーカイブ配信:7/29~8/5(何度でも受講可能)】の視聴を希望される方は、こちらからお申し込み下さい。

【基礎編】は、こちらからお申し込み下さい。

セミナー概要
略称
CAE設計応用【WEBセミナー】
セミナーNo.
開催日時
2025年07月28日(月) 13:00~17:00
主催
(株)R&D支援センター
問い合わせ
Tel:03-5857-4811 E-mail:info@rdsc.co.jp 問い合わせフォーム
講師
神上コーポレーション株式会社 顧問 構造アナリスト
平池 学 氏

【ご経歴等】
・元(株)テクノプロ テクノプロデザイン社 札幌サテライト代表技術者
・元日本ピーマック(株) 技術部 主任

建築衛生設備(ビル用エアコン)から携帯電話,工場生産設備の設計を行っていた。特に携帯電話の設計についてはガラケー~スマホ・タブレットの開発全般に関わり、その中で強度解析(CAE)について多くの知見を得た。
価格
非会員:  49,500円 (本体価格:45,000円)
会員:  38,500円 (本体価格:35,000円)
学生:  49,500円 (本体価格:45,000円)
価格関連備考
会員(案内)登録していただいた場合、通常1名様申込で49,500円(税込)から
 ・1名で申込の場合、38,500円(税込)へ割引になります。
 ・2名同時申込で両名とも会員登録をしていただいた場合、
  49,500円(1名当たり 24,750円)(税込)です。

会員登録とは? ⇒ よくある質問
定員
30名 ※現在、お申込み可能です。満席になり次第、募集を終了させていただきます。
備考
【Zoomを使ったWEB配信セミナー受講の手順】
1)Zoomを使用されたことがない方は、こちらからミーティング用Zoomクライアントを
  ダウンロードしてください。ダウンロードできない方はブラウザ版でも受講可能です。
2)セミナー前日までに必ず動作確認をお願いします。Zoom WEBセミナーのはじめかたに
  ついてはこちらをご覧ください。
3)開催日直前にWEBセミナーへの招待メールをお送りいたします。当日のセミナー開始
  10分前までに招待メールに記載されている視聴用URLよりWEB配信セミナーにご参加
  ください。

・セミナー資料は開催前日までにお送りいたします。
 無断転載、二次利用や講義の録音、録画などの行為を固く禁じます。
講座の内容
受講対象・レベル
・開発機器・設備導入の担当者
・構造設計2~3年の実務経験者
・設計開発部門のマネージャー
習得できる知識
・開発現場におけるCAE手法意義の認識
・現時点における3D-CADの活用展開方法
・最先端デジタルプロセス導入
趣旨
 現在、製品開発のスピードが加速度的に速くなっている傾向にあります。同時に、開発現場においてはスケジュールや工数、人員に負荷がかかる状況が増加しています。その中で「設計品質」「製品品質」を確保する手段として「CAE検証」の活用の機会も広がってきています。3D-CADデータを用いた数値シミュレーションを行うことで、従来は現物で行ってきた評価や検証を開発の上流工程で行うことで、早期の課題抽出、解決を進めることができます。
 また、CAEが専門性の高い部署から設計者レベルへと移行している傾向にあります。この背景には、私たちが利用する3D-CADなどの汎用的な開発ツールに備わったCAEツールでも検証が実務的に満足できるレベルに向上している状況もあります。そして設計者レベルでCAEを活用することで工程全体の負荷改善も図ることが可能と考えています。
 今回は、より精度の高いCAEを行う上で必要な考え方についての「勘所(ポイント)」を、身近な機器の簡易モデルを通じて説明します。製品開発において精度、品質、開発期間、開発費用にどのような効果をもたらすか、事例を交えて説明させていただきます。
 皆さんの業務合理化と効率化、開発力推進の一助となれば幸いです。
プログラム

1. CAEの利用場面
   1-1. CAE利用は多岐にわたる
   1-2. 結果=設計根拠

2. 堅牢性解析
   2-1. 破壊の「原因」と「起因」を見分ける
   2-2. 改善効果を可視化する
   2-3. 例)スマートフォンの曲げ耐力(静解析)
   2-4. 例)スマートフォンの落下時障害(動解析)

3. 防水解析
   3-1. 目標の防水規格は決めよう
   3-2. 止水構造の弱点を探る
   3-3. 例)防水範囲の弱点探し(圧縮面積)
   3-4. 例)防水構造が規格を満たすか(圧縮荷重)

4. 熱解析
   4-1. 熱の伝わり方を可視化する!
   4-2. 冷やす!広げる!とどめる!
   4-3. 例)実装部品の熱を拡散させる(熱伝導)
   4-4. 例)発熱を送風部品で冷却する(熱伝達,対流)
   4-5. 例)熱輻射の度合を確認する(熱放射)

5. その他の解析
   5-1. 流体解析 ~風量・分流を整理・改善~
   5-2. 形状の最適化 ~部品を軽量化!~
   5-3. 射出成型シミュレーション ~不具合予測で仕損削減~
   5-4. ジェネレーティブデザイン ~形状を自動生成する!~

6. CAEの使いどころ
   6-1. 開発工程の「どのポイント」で活用するか
   6-2. 工程のフロントローディング
   6-3. CAEによる判断の意義

7. まとめ
   7-1. CAEで「設計者による客観的判断」
   7-2. 他手法との組み合わせで更なる品質向上へ
   7-3. 設計品質と製品品質
   7-4. 次の開発ステージへ


【質疑応答】

キーワード
CAE,設計,防水解析,熱解析,流体解析,数値シミュレーション,セミナー,講演,研修
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