長年の特許実務経験を有する講師が、近年の実務傾向も踏まえつつ、多くの具体例を基に「あるべき明細書」について、単なる教科書的な知識を超えた、幅広い視点と考えるヒントを提供します!
こちらは2025/10/10実施WEBセミナーのアーカイブ(録画)配信です。期間中何度でも視聴できます。
1. はじめに –「強い特許」について
1-1. 特許は「早い者勝ち・出した者勝ち」
1-2. なぜ「強い特許」が求められるのか
1-3. そもそも「強い特許」とは
1-4. 特許を「活用」することの意味
1-5. 特許の個別最適と全体最適
2. 「強い特許」の作成を実践するために
2-1. 特許出願までの業務フローを考える
2-2. 権利化までに起こりうる出来事を考える
2-3. 補正の「新規事項」のルールと運用を考える
2-4. グローバルに考える
3. 「強い特許クレーム」作成のポイント
3-1. 妥当なクレーム数の設定
3-2. 多面的・重層的なクレーム作成
3-3. 発明の本質を捉えるということ
3-4. 特許的に「明確」な表現とは
3-5. 他社品を基準に表現すること
3-6. サプライチェーンを意識すること
4. 「強い特許明細書」作成のポイント
4-1. 背景技術
(1) 引用公報の選定と説明の要点
(2) ネガティブ記載とポジティブ記載
4-2. 解決課題と効果
(1) 解決課題の設定が成否を分ける
(2) 解決課題と効果の表裏一体性について
(3) 効果を生む理論/機序を記載すべきか
4-3. 他の一般記載
(1) クレームのサポート記載の役割
(2) 用語の定義と測定・評価条件
(3) 中位概念を多重に設定する重要性
(4) 任意的成分・構成の記載目的について
4-4. 実施例
(1) 効果実証データ取得の考え方
(2) 適正なデータ量と効果の表現の仕方
(3) 実施例の実施可能性について
4-5. 図面について
5. 「強い特許網」構築へのポイント
5-1. 全般的な留意点
5-2. 戦略的分割出願の可能性の考慮
5-3. 先願後願/関連出願の関係性の考慮
6. おわりに – 知財の「目利き」になろう