セルロースナノファイバーの物性や調製方法といった基礎から、ナノレベルでの均一複合化技術、
複合材料の物性、CNF系材料の特性制御につながるCNF1本の構造解析技術まで。
CNFの樹脂補強材料としての応用に向けた、複合化技術・構造解析手法について解説します。
1.緒言
1.1 天然セルロース
1.2 セルロースナノファイバー(CNF)の物性
1.3 CNF/高分子複合材料
1.4 CNFの調製方法
1.5 TEMPO触媒酸化
1.6 TEMPO酸化CNF
1.7 TEMPO酸化CNFを用いた材料開発検討
2.TEMPO酸化CNF/高分子複合材料
2.1 光学的物性
2.2 力学物性
2.3 熱機械物性
3.表面修飾CNF/高分子複合材料
3.1 光学的性質
3.2 力学的性質
3.3 熱物性およびCNFの結晶核剤効果
4.計算科学を用いたCNF1本の構造解析
4.1 TEMPO酸化CNFの構造
4.2 TEMPO酸化CNFの乾燥過程での構造変化
4.3 表面グラフト化CNFの構造
4.4 表面グラフト化CNFの乾燥過程での構造変化
5.まとめ
□質疑応答□