2025年12月18日(木)
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(株)島津総合サービス リサーチセンター 技術顧問 三上 博久 氏
専門:分析化学、HPLC応用技術開発
・元(株)島津製作所 HPLC応用技術開発グループマネージャー
・(公社)日本分析化学会認証 液体クロマトグラフィー分析士五段、LCマイスター
・2018年度「CERIクロマトグラフィー分析賞」受賞
・(公社)日本分析化学会液体クロマトグラフィー研究懇談会 運営委員(2003年度~)
・新アミノ酸分析研究会 幹事(2011年度~)
・クロマトグラフィー科学会 評議員(2002~2012年度、内2008~2011年度理事)
・「JIS K 0124:高速液体クロマトグラフィー通則」改正原案作成委員会 委員(2010年)
・「JIS K 0214:分析化学用語(クロマトグラフィー部門)」改正原案作成委員会 委員(2011年)
非会員: 44,000円(税込)
会員: 42,020円(税込)
学生: 44,000円(税込)
定 価 :1名につき 44,000円(税込)
会員価格:1名につき 42,020円 2名の場合 55,000円、3名の場合 82,500円(税込)
※上記会員価格は受講者全員の会員登録が必須となります。
※同一法人内(グループ会社でも可)による2名同時申込みのみ適用いたします。
※他の割引は併用できません。
※請求書は主催会社より代表者のメールアドレスにご連絡いたします。
※資料付
※講義中の録音・録画・撮影はご遠慮ください。
※開催日の概ね1週間前を目安に、最少催行人数に達していない場合、セミナーを中止することがございます。
【ライブ配信(Zoom使用)セミナー】
・本セミナーはビデオ会議ツール「Zoom」を使ったライブ配信セミナーとなります。
PCやスマホ・タブレッドなどからご視聴・学習することができます。
・お申し込み後、接続確認用URL
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・後日、別途視聴用のURLをメールにてご連絡申し上げます。
・セミナー開催日時に、視聴サイトにログインしていただき、ご視聴ください。
・HPLC分析実務の初級の方
・HPLC分析実務はある程度経験しているが、基礎をしっかり復習したい方
・HPLCで必要とされる基礎知識
・HPLCを日常分析の現場で上手に使うための実践知識
・HPLC分析のトラブルで慌てないための基本対処知識
高速液体クロマトグラフィー(HPLC)は、幅広い分野で不可欠な分離分析手法として活用されています。HPLCを日常分析で上手に使いこなすには、装置の操作に熟練することに加えて、HPLCについての基礎知識、手順書や試験法などに書かれていない実践ノウハウやよくあるトラブルへの対処法をしっかり習得しておくことが大切です。
本セミナーでは、HPLC分析実務に携われている方のために、HPLCの必須知識から日常分析の現場で役立つノウハウ、さらにはトラブル発生時に慌てないための基本対処法などについて、わかりやすく解説します。
第1部:知っておくべきHPLCの基礎
1.HPLCの原理と各種パラメーター
1.1 クロマトグラフィーとHPLC
1.2 クロマトグラムの読み方
1.3 基本パラメーターの定義とその意味
(保持係数、理論段数、理論段相当高さ、シンメトリー係数、分離係数、分離度)
2.HPLCにおける分離モード
2.1 物質の極性
2.2 強溶媒と弱溶媒
2.3 主な分離モード(吸着、分配、イオン交換、サイズ排除)
3.HPLC装置の基礎
3.1 送液部(送液ポンプ、脱気装置)
3.2 試料導入部(オートサンプラー、マニュアルインジェクター)
3.3 分離部(カラム、充塡剤、カラムオーブン)
3.4 検出部(吸光光度検出器、蛍光検出器、示差屈折率検出器他)
第2部:現場で役立つ実践ノウハウ
1.移動相に関するノウハウ
1.1 水や有機溶媒、緩衝液の選び方
1.2 移動相調製の留意点(調製方法、脱気)
2.試料調製と注入に関するノウハウ
2.1 試料溶媒の選び方
2.2 試料前処理の基本
3.分離に関するノウハウ
3.1 逆相における分離の最適化(充塡剤、移動相、温度)
3.2 グラジエント溶離とその留意点
4.検出に関するノウハウ
4.1 検出器の選び方
4.2 誘導体化検出法
4.3 検出器の留意点(吸光光度検出器、蛍光検出器他)
第3部:よくあるトラブルと対処のポイント
1.負荷圧の上昇
2.ノイズの増大とドリフト
3.保持時間の変動
4.ピーク面積の変動
5.不明ピークの出現
6.ピーク形状の異常
□ 質疑応答 □