こちらは5/14実施WEBセミナーのアーカイブ(録画)配信です。
【視聴期間:5/15~5/23】期間中何度でもご視聴いただけます。
1.はじめに
1-1.はじめに
1-2.「減率乾燥」と「限界含水率」
1-3.塗工と乾燥(開発とパイロットと量産)
1-4.フィルムが利用されている製品は?
1-5.製品に占めるフィルム要素
1-6.フィルムの構成要素~厚みと層数~
1-7.塗る~溶かした液を塗る(Dry厚÷濃度=Wet膜厚)
1-8.開発のステップ
1-9.実験室とRollToRollの違い
1-10.乾かし方も色々
1-11.日常生活で関わる乾燥
1-12.家庭の乾燥機器
1-13.乾燥の支配因子
1-14.このセミナーの進め方
2.【基礎編】乾燥設備と溶媒の寄与
2-1.乾燥風の供給方法(並列と直列)
2-2.乾燥風の供給方法(並行流)
2-3.乾燥風の吹き出し方式(二次元ノズル)
2-4.乾燥風の吹き出し方式(多孔板)
2-5.乾燥風の吹き出し方式(浮上系)
2-6.溶媒の寄与(水と他の溶媒の違い)
2-7.乾燥に関わる物性値
2-8.水系の乾燥速度
2-9.塗膜の表面温度は湿球温度(空気線図)
2-10.比エンタルピー(=潜熱+顕熱)
2-11.水と他の溶媒との違い(1)蒸発潜熱
2-12.他の溶媒との違い(2)飽和蒸気圧
2-13.他の溶媒との違い(3)飽和蒸気圧と温度
2-14.各溶媒の空気線図
2-15.等湿球温度線(1)水はLewis近似式
2-16.等湿球温度線(2)Colburn-Chiltonの相関
2-17.物質と熱の拡散(ルイス数)
2-18.乾燥に関わる物性値(蒸発潜熱の見積もり)
2-19.飽和蒸気圧の温度依存性(アントワンの式)
2-20.アントワン式の定数A,B,Cは沸点と飽和蒸気圧(常温)で見積もる
2-21.アントワンの式による推算例(NMP,DMF,DMA,DMSO)
2-22.有機溶剤系のガス濃度:爆発下限界(LowerExplosiveLimit)基準
2-23.LEL基準ガス濃度による膜面温度の見積もり(エタノール,NMP,DMF,DMA,DMSO)
3.定率期間と減率期間
3-1.限界含水率と固形分濃度
3-2.乾燥中の膜内の溶媒移動
3-3.減率乾燥の実測(水~PVA)
4.【演習】乾燥計算の練習(第1ラウンド)
4-1.風量の影響
4-2.湿度の影響
4-3.風温の影響
4-4.溶媒の影響
5.減率乾燥速度
5-1.簡易計算法(乾燥係数N=1/2~2/3)
5-2.乾燥係数をN=1にすると?(収束しない)
5-3.減率乾燥を実測で見積もるために
5-4.減率乾燥を実測で見積もる手順
5-5.水系の限界点・仮想点・乾燥点(PVA水溶液)
5-6.単溶剤系の乾燥速度(親水/疎水性と湿度)
5-7.2成分系の減率乾燥(MEK+トルエン)
5-8.2成分系の室温乾燥(MEK+シクロヘキサノン)
5-9.2成分系の溶媒比率(MEK+EB)
5-10.2成分系の乾燥挙動
5-11.2成分系の乾燥見積もり
5-12.粒子~高分子の混合系(SiO2+PVA)
5-13.共沸混合物の乾燥
6.乾燥設備
6-1.一般的な構成(予熱・加熱・絶乾・冷却)
6-2.乾燥方式と伝熱係数
6-3.各方式の能力比較
6-4.乾燥効率の支配因子(噴流)
6-5.噴流の距離と減衰
6-6.多孔板と二次元ノズル(軸対象とスリット)
6-7.多孔板と二次元ノズルの乾燥計算
6-8.多孔板の孔形状
6-9.幅要因(どこで排気するか?)
6-10.風の分配と風向(傾斜ノズル)
6-11.フローティング(浮上系)
6-12.風の取り回し(直列と並列)
6-13.風の取り回し(品質と省エネと投資)
7.【演習】乾燥方式と必要な炉長(第2ラウンド)
7-1.並行流
7-2.二次元ノズル
7-3.多孔板
7-4.複合ゾーン
8.乾燥起因の面状トラブルと対策
8-1.ベナールセル(ゆず肌)
8-2.ベナールセル(マランゴニ効果に影響する物性)
8-3.ベナールセル(マランゴニ数による診断)
8-4.ハジキ(メカニズム)
8-5.クリーン化による異物対策
8-6.クリーン度を維持する換気と風速
8-7.塗工室の換気が誘発する風ムラ
8-8.レベリングの理論(Orchard式)
8-9.塗工室の換気による風ムラのレベリング
8-10.塗工室のクリーン化に必要な換気頻度
8-11.工程クリーン度の診断
8-12.工程クリーン度の診断例
8-13.塗工室と前後ゾーンの圧力バランス
8-14.塗工室の気流の数値解析
8-15.塗工室内の要因と気流のシミュレーション
8-16.塗工室前後の差圧の影響
8-17.気流の履歴
8-18.数値計算結果まとめ
8-19.乾燥初期の風ムラ(風速の影響)
8-19.乾燥初期の風ムラ(風速の影響)
8-20.乾燥初期の風ムラ(風温の影響)
8-21.風ムラ対策(遮風)
8-22.下向き塗工面による風ムラ対策(密度流)
8-23.レベリング(基板の凹凸ムラ)
8-24.乾燥中の発泡トラブル対策
8-25.白化現象の原因と対策
8-26.マイグレーションによる白化(封止層)
8-27.マイグレーションによる白化(鹸化工程)
8-28.不相溶による白化(表面保護フィルム)
8-29.延伸による白化(ボイド)
9.調湿(膜中の残留溶媒の調整)
9-1.残留溶媒の調整(絶乾と調湿)
9-2.調湿時の含水率履歴
9-3.調湿曲線の表現方法
9-4.平衡含水率と湿度
9-5.調湿の支配因子(風速に依存せず)
9-6.調湿の支配因子(湿度と温度)
9-7.表面抵抗による簡易評価
9-8.乾燥炉内の調湿
10.赤外線乾燥
10-1.赤外線の分類
10-2.LIB生産効率の課題
10-3.熱風との比較
10-4.RollToRoll工程への適用例
10-5.近赤外線波長制御ヒータ(NIR型)
10-6.波長制御乾燥炉
10-7.近赤外線乾燥の水の低温乾燥
10-8.赤外線乾燥炉の特許事例
11.実験室のホットプレート乾燥
11-1.ホットプレートの加熱助走時間
11-2.ホットプレート(ヒートロール)におけるバッチ乾燥
11-3.接触熱抵抗の影響(数値計算の例)
11-4.橘・佐野川の式による接触熱抵抗の見積もり
11-5.接触熱抵抗の文献値
11-6.ホットプレートの乾燥試算(DMFで試算)
11-7.熱風でホットプレート同様に100℃乾燥すると?(DMFで試算)