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一般社団法人 日本トライボロジー学会 事務局 常務理事 事務局長 中 道治 氏
≪ご専門≫トライボロジー,潤滑剤
<所属>
一般社団法人日本トライボロジー学会 常務理事 事務局長
一般社団法人潤滑油協会 監事
<学歴>
1974年 京都工芸繊維大学 工芸学部 工業化学科 卒業
1976年 京都工芸繊維大学大学院 工芸学研究科 工業化学専攻 修士課程修了
2001年 九州大学大学院 工学研究科 機械エネルギー工学専攻 博士課程修了
博士(工学)
<職歴>
1976年4月 日本精工株式会社 入社
1976年4月~2005年7月 製品技術研究所,総合研究所,基盤技術研究所
化学研究室長,エグゼクティブ・チーフエンジニア
研究所において28年間 潤滑グリース,防錆油の研究開発に従事
特に,NSK専用の軸受用グリースを多数製品化
1990年~1995年 フッ素系,塩素系溶剤に代わる洗浄方法の開発
1993年~2004年 地球環境保全委員会 製品化学物質部会 事務局長
2004年~2005年 化学物質対策プロジェクトチーム マネジャー
2005年7月~2010年10月 総合環境部長
環境管理部を総合環境部に改組し,環境管理室と化学物質管理室を設置
2010年10月31日 日本精工株式会社 定年退職
2010年11月~2015年10月 日本精工株式会社 再雇用
総合環境部 Mシニア
兼 品質保証本部 DRエキスパート
兼 NSK インスティチュート オブ テクノロジー 専任講師
2016年4月~ 現職
2020年11月 NSK インスティチュート オブ テクノロジー 専任講師退職
<学会活動>
日本トライボロジー学会 理事4年,常務理事8年
実行委員長(東京大会),出版委員長,増強委員長,表彰委員長
WTCⅣ(国際トライボロジー会議2009)財務小委員会委員長
編集委員,増強委員,教育講習委員,選挙管理委員,技術賞選考委員など
第2種研究会グリース研究会に16年間所属し,「潤滑グリースの基礎と応用」共同執筆
機械状態監視診断技術者資格認定 トライボロジー技術委員会委員(機械学会)
<工業会活動>
日本ベアリング工業会 地球環境対策委員会委員長(2005年度)
自動車部品工業会 環境委員会委員(2005年~2010年)
非会員:
55,000円
(本体価格:50,000円)
会員:
49,500円
(本体価格:45,000円)
学生:
55,000円
(本体価格:50,000円)
会員の方あるいは申込時に会員登録される方は、受講料が1名55,000円(税込)から
・1名 49,500円(税込)に割引になります。
・2名申込の場合は計55,000円(2人目無料)になります。両名の会員登録が必要です。
会員登録とは? ⇒
よくある質問
・こちらは
5/30(金)実施WEBセミナーのアーカイブ(録画)配信です。
・配信開始日までにセミナー資料(PDF形式)、閲覧用URL(※データの編集は行っておりません)をお送りします。
・セミナー資料の無断転載、二次利用や講義の録音、録画などの行為を固く禁じます。
・特に予備知識は必要ありません。基礎から解説いたします。
・潤滑グリースについての概要を習得できる.
・潤滑グリースの正しい取り扱いを習得できる.
潤滑グリースは,高速回転性能,耐摩耗性などその性能は潤滑油と比べて劣ることが多い.しかし油タンク,循環装置,冷却装置,フィルターなどが無くても使用可能となるため,機械や設備の小型軽量化に適して、その使い勝手の容易さから転がり軸受や歯車では主流の潤滑剤・潤滑方法となっている.潤滑グリースの流動性能が,摩擦トルク,音響性能,寿命等を支配することが多いため,その選定や使用においては実績を重視しなければならない.
本講座では潤滑グリースについての基礎から応用まで詳細な解説を行う.受講生の方々が潤滑グリースについての知見や経験を増すことによって,潤滑グリースの開発や性能向上,その選定や使用が正しく行われ,機械や設備の性能向上に貢献できることを期待する.
1.潤滑剤の分類
液体潤滑剤,半固体潤滑剤,固体潤滑剤
2.グリースの定義
油潤滑とグリース潤滑の特徴と比較
3.グリースの構成物
増ちょう剤の種類と特徴,基油の種類と特徴,添加剤の種類と特徴
4.グリースの製造方法
5.グリースの流動性能
レオロジー,チキソトロピー
6.グリースの実用性能
摩擦トルク,高速回転性能,低速回転性能,酸化安定性,熱安定性,
離油特性,低温性,音響特性,耐摩耗性,発塵性能,導電特性
7.グリースの性状・性能評価方法
JIS-K2220,摩擦摩耗試験
8.グリースの劣化と寿命
化学的劣化,物理的劣化,異物の侵入,焼付き寿命予測
9.グリースの使用・保管上の注意点
10.グリースを構成する基油,添加剤
【質疑応答】
潤滑グリース,潤滑剤,性能,評価方法,劣化,寿命,セミナー,講演,研修