LIVE限定のセミナーとなりますのでご注意ください
■第一部
「新輝不老反応が拓くペプチド合成の革新」
【習得できる知識】
マイクロフロー合成の基礎知識、ペプチド合成とマイクロフローペプチド合成の最新技術
【受講対象】
大学学部レベルの有機化学についての基礎知識があることが望ましいです。
【趣旨】
微小な流路を反応場とするマイクロフロー合成法を活用することで、これまでペプチド合成の分野では副反応のリスクの高さから使用しにくかった、安価で反応性の高く、廃棄物量の少ない試薬を用いることが可能となる。これにより、低コスト、低廃棄物量、短時間でのペプチドの合成が実現する。
【プログラム】
1. マイクロフロー合成の基礎知識
2. ペプチド医薬品の基礎知識
3. ラセミ化しやすいアミノ酸残基を含むペプチドのマイクロフロー合成
4. 嵩高いアミノ酸残基を含むペプチドのマイクロフロー合成
5. 環状ペプチドのマイクロフロー合成
6. ワンフロー多成分連結法を駆使する高速マイクロフローペプチド合成
7. ペプトイドのマイクロフロー合成
8. C,N末遊離の嵩高いアミノ酸の連結によるC末遊離ペプチドのマイクロフロー合成
■第二部
「高純度ペプチドを効率よく得るための具体的な施策」
【習得できる知識】
HPLCの基礎知識
【受講対象】
製造プロセスの効率化を目指している方
ペプチド合成に興味をお持ちの方
【趣旨】
コスモ・バイオ株式会社は、ライフサイエンスを支援する商社でありながらメーカー機能を兼ね備えた企業へ変貌を遂げようとしており、中でもペプチド合成ビジネスに力を入れています。
本講演では、ペプチド合成や精製工程ごとの課題や、その改善活動についての紹介をさせて頂きます。
【プログラム】
1.コスモ・バイオの紹介
1.1 コスモ・バイオについて
1.2 コスモ・バイオのビジネス
1.3 コスモ・バイオの強み
1.4 次のステージに向かって
2.合成プロセスの課題と対策
2.1 コスモ・バイオのペプチド合成設備の紹介
2.2 合成プロセスの課題
2.3 課題の解決と効率化に向けた取り組み
3.精製プロセスの課題と対策
3.1 コスモ・バイオのペプチド精製設備の紹介
3.2 製造のボトルネックは精製
3.3 精製プロセスの課題
3.4 課題の解決と効率化に向けた取り組み
3.5 ChromaJean社の精製プラットフォームの導入効果
4.今後目指すところ
4.1 コスモ・バイオの現在の製造技術
4.2 これから獲得していきたい技術
5.まとめ
□質疑応答□
■第二部
「世界最先端の精製技術によって、ペプチド化合物群を斬って斬って、斬りまくる」
【習得できる知識】
◆研究現場における新技術開発ストーリーの作成
◆クロマトグラフィー工程の「仕組み化」の設計
【趣旨】
ペプチドを高純度で精製することは、低分子化合物に比べて圧倒的にハードルが高い。そのためペプチド研究者は、実に多くの時間を精製に割いており、疲弊している。
武田薬品から独立したChromaJeanは、分離精製に特化したプロ集団としてこの問題を解決した。「事前に化合物の質量を入力するだけ」で、PC画面上で「たった数回のクリック作業だけ」で、クロマトグラフィー(分析、分取、濃縮)工程を一気通貫できる。
本技術は、2024年度だけでもキッセイ薬品(低分子)、コスモ・バイオ(ペプチド)、ジーンデザイン(オリゴ核酸)において、すべて著しい導入効果が認められた。
発表当日は、ペプチド精製においてハラを決めて「けものみち」に分け入り、「誰もが迷わず通れる一本みち」を切り拓いた軌跡と、それを支えた技術革新について紹介する。
去るCPHI2025において、定員200名の2倍を超える応募数で「プラチナチケット化」した、セミナー企画のリバイバルを含む最新情報をお届けする。
【プログラム】
1. 医薬品産業の至上命題は、生産性向上
2. 創薬探索研究(ペプチド)のペインポイント
3. 一般的な精製自動化技術の限界、惨状
4. クロマトプロセス「仕組み化」のススメ
5. クロマトプロセス「仕組み化」の威力
6. クロマトプロセス「仕組み化」の発展形