プラスチックリサイクル技術における最新動向【LIVE配信】
・国内プラスチックリサイクル市場の展望
・自動車プラスチック部品における課題とリサイクル技術
・マテリアルズ・インフォマティクスによるプラスチックリサイクルの革新

※オンライン会議アプリzoomを使ったWEBセミナーです。ご自宅や職場のノートPCで受講できます。
※本セミナーのアーカイブ配信はございません。

セミナー概要
略称
プラスチックリサイクル【WEBセミナー】
セミナーNo.
251284
開催日時
2025年12月16日(火) 11:00~16:15
主催
(株)R&D支援センター
問い合わせ
Tel:03-5857-4811 E-mail:info@rdsc.co.jp 問い合わせフォーム
講師
■第一部
(株)矢野経済研究所
インダストリアルテクノロジーユニット 上席研究員
相原 光一氏

【ご専門】プラスチック、リサイクル

【ご経歴等】2001年の入社以降、プラスチックを中心とした各種素材産業やユーザー業界の資源循環等に関する分野を担当している。


■第二部
日産自動車(株)
生産技術研究開発センター エキスパート・リーダー
水谷 篤氏

【ご専門】プラスチック技術開発

【ご経歴等】1990年同志社大学 機械工学研究科にて自動車プラスチック材料の研究にて修了
同年 日産自動車株式会社入社 生産技術部門所属
1999年リサイクル推進室にて自動車リサイクルの技術開発を中心に従事
2012年自動車プラスチック部品の技術開発に従事し、2014年よりプラスチックエキスパートリーダー
2020年 日本大学 生産工学部 機械工学専攻で、自動車プラスチック材料と成形技術に関する研究で工学博士を取得 その他、プラスチック成形加工学会 理事を担務


■第三部
日本電気(株)
ビジネスイノベーション統括部 ディレクター 博士(農学)
田中 修吉氏

【ご専門】高分子材料学、マテリアルズ・インフォマティクス

【ご経歴等】2003年 東京工業大学 総合理工学研究科 化学環境学専攻 修了
同年 日本電気株式会社入社 中央研究所配属
以降バイオマスプラスチックの基礎開発、応用開発、事業化に従事
2017年 東京大学大学院 農学生命科学研究科 生物材料科学専攻 博士課程修了
博士(農学)取得
2020年 開発したセルロース系バイオ素材の製造・販売事業を
NEC プラットフォームズ株式会社にて立上げ
2023年 マテリアルズ・インフォマティクスを活用した高分子物性の予測技術に着手
2024年~ 新規事業立ち上げの部門に異動し、現職
    その他、高分子学会関東支部常任幹事も担務
価格
非会員:  55,000円 (本体価格:50,000円)
会員:  49,500円 (本体価格:45,000円)
学生:  55,000円 (本体価格:50,000円)
価格関連備考
会員(案内)登録していただいた場合、通常1名様申込で55,000円(税込)から
 ★1名で申込の場合、49,500円(税込)へ割引になります。
 ★2名同時申込で両名とも会員登録をしていただいた場合、計55,000円(2人目無料)です。
 ★3名以上同時申込は1名につき27,500円(税込)です。

◆◇◆10名以上で同時申込されるとさらにお得にご受講いただけます。◆◇◆
お申込みご希望の方は 【こちら】からお問い合わせください。

会員登録とは? ⇒ よくある質問
定員
30名 ※現在、お申込み可能です。満席になり次第、募集を終了させていただきます。
備考
【Zoomを使ったWEB配信セミナー受講の手順】
1)Zoomを使用されたことがない方は、こちらからミーティング用Zoomクライアントをダウンロードしてください。ダウンロードできない方はブラウザ版でも受講可能です。

2)セミナー前日までに必ず動作確認をお願いします。Zoom WEBセミナーのはじめかたについてはこちらをご覧ください。

3)開催日直前にWEBセミナーへの招待メールをお送りいたします。当日のセミナー開始10分前までに招待メールに記載されている視聴用URLよりWEB配信セミナーにご参加ください。

・セミナー資料は開催前日までにお送りいたします。
 無断転載、二次利用や講義の録音、録画などの行為を固く禁じます。
講座の内容
受講対象・レベル
・プラスチックやリサイクルにたずさわっている方
必要な予備知識
特に予備知識は必要ありません。基礎から解説いたします。
習得できる知識
・国内廃プラスチック排出量と国内プラスチックリサイクル市場の実態が把握できる
・廃プラスチックやリサイクルにまつわるグローバル政策や環境規制動向を把握できる
・マテリアルリサイクル、ケミカルリサイクル、サーマルリサイクルの技術に関する知見が得られる
・各リサイクル技術における国内外の主要プレーヤー(及び一部技術動向)を把握できる
・自動車リサイクルの現状と今後の課題が把握できる
・自動車リサイクルに関する国や企業などの取り組みや規制動向などを把握できる
・マテリアルリサイクルを中心にプラスチックのリサイクル技術の動向や技術の知見が得られる
プログラム

【第一部】国内プラスチックリサイクル市場の展望(11:00~12:00)

〈講演趣旨〉欧州の新資源循環行動計画(New Circular Economy Action Plan)をはじめとする各種施策や国連によるSDGsの採択、海洋プラスチック問題を踏まえ、日本でも2022年4月からプラスチック資源循環促進法が施行されました。こうした動きを受け、プラスチックリサイクル市場では、大手化学メーカーを中心にケミカルリサイクル技術の開発・実証が推進されており、その多くが2025年~2030年頃の事業化を目標に掲げています。

本セミナーでは国内における廃プラスチックの排出推移、マテリアルリサイクルの実態やケミカルリサイクル技術の開発動向について説明することで、国内プラスチックリサイクル市場の理解を深めることを目的としています。

〈プログラム〉
1.プラスチックリサイクル動向における環境規制・政策背景

2.国内における廃プラスチック状況の実態

3.プラスチックリサイクル市場動向

4.プラスチックリサイクル技術別動向
 4-1.マテリアルリサイクル
 4-2.ケミカルリサイクル
  4-2-1.モノマー化
  4-2-2.油化
  4-2-3.ガス化
 4-3.サーマルリサイクル

5.プラスチックリサイクル樹脂別動向
 5-1.オレフィン
 5-2.PET
 5-3.スチレン(PS)
 5-4.その他(PA、PC、PMMAなど)

6.プラスチックリサイクルユーザー動向
 6-1.自動車
 6-2.飲料メーカー
 6-3.日用品
 6-4.建築・建材

7.プラスチックリサイクル市場の展望
 

~~~~~~~【昼食休憩】(12:00~13:00)~~~~~~~

【第二部】自動車プラスチック部品における課題とリサイクル技術(13:00~14:30)

〈講演趣旨〉欧州の自動車リサイクル法の改正論議や国内の自動車工業会のガイドラインより、2030年以降を目途に、自動車プラスチック部品には、市中リサイクル材や使用済自動車から回収されたプラスチック部品をリサイクル材として、使用されていくことが求められている。そうした中、自動車メーカーのみならず、材料や再生メーカー、そして、自動車再資源化業者などが協力し、施策や技術開発などの検討が進んでいる。
 本セミナーでは、自動車リサイクルの現状と課題から、マテリアルリサイクルを中心としたプラスチックのリサイクル技術の動向について説明することで、今後の自動車プラスチックのリサイクルの課題と技術開発の理解を深めることを目的としています。

〈プログラム〉
1.自動車を取り巻く環境
 1-1 カーボンニュートラルとリサイクル
 1-2 自動車へのプラスチック適用状況

2.自動車の再資源化
 2-1 自動車リサイクル法と規制動向
 2-2 現状の再資源化フロー

3.自動車プラスチックのリサイクル技術
 3-1 プラスチックリサイクル
 3-2 CFRPリサイクル
 3-3 海外のリサイクル

4.まとめ
 

~~~~~~~【休憩時間】(14:30~14:45)~~~~~~~

【第三部】マテリアルズ・インフォマティクスによるプラスチックリサイクルの革新(14:45~16:15)

〈講演趣旨〉プラスチックの環境対応の大きな柱の一つであるリサイクルプラスチックの活用拡大は年々関心が高まっています。そのためには、再生プラスチックの価値向上が重要です。その手段の一つとして、データ活用、すなわちマテリアルズ・インフォマティクス(MI)による製造効率化が挙げられます。本セミナーでは、プラスチックリサイクルの全体像を把握し、特にその中で、現在熟練の作業者の経験に頼るところが大きいマテリアルリサイクルの配合最適化をMIを活用して効率化する取り組みを紹介し、プラスチックリサイクルの将来像について理解することを目的とします。

〈プログラム〉
1. プラスチックリサイクルの概要

 1-1.マテリアルリサイクル
 1-2. ケミカルリサイクル
 1-3. エネルギーリカバリ

2. マテリアルズ・インフォマティクス(MI)とは
 2-1. 経験と勘から、データを起点とする開発への変革
 2-2. 生成AIを活用した業務フローの変革

3. プラスチックリサイクルに関するNECの取り組み
 3-1. 長年のプラスチック環境対応への取り組み経緯
 3-2. マテリアルズ・インフォマティクスによるリサイクルプラスチックの製造効率化
 3-3. リアルタイム分析との組み合わせによるリサイクルプラスチック製造工程の革新への挑戦
 3-4. NECが目指すリサイクルプラスチック流通拡大の姿

キーワード
廃プラスチック,市場動向,自動車プラスチック部品リサイクル,マテリアルインフォマティクス
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