2025年06月24日(火)
13:30~16:30
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兵庫県立大学 特任教授 金属新素材研究センター 副センター長 柳谷 彰彦 氏
【講師経歴】
1981年 山陽特殊製鋼㈱ 入社
2009年 同社 粉末事業部長
2009年 同社 取締役
2016年 同社 専務取締役
2018年 兵庫県立大学 特任教授(現在に至る)
2019年 山陽特殊製鋼㈱ フェロー
2021年 山陽特殊製鋼㈱ 退職、大阪大学 招聘教授(現在に至る) エスペック㈱ 外取締役(現在に至る) 兵庫県立大学 金属新素材研究センター 副センター長(現在に至る)
2014年~2019年 技術研究組合次世代3D積層造形技術総合開発機構(TRAFAM)理事
【活動歴】
山陽特殊製鋼の粉末事業の準備・立ち上げから関わり、多くの金属粉末製品の実用化を果たした。粉末冶金の世界を従来のニアネットの焼結部品から高機能材料へと取り組み、新たな市場創成を行い、高機能材料の分野において金属粉末の地位を切り拓き確立した。経産省プロジェクト TRAFAM の理事として金属3Dプリンタの技術開発・普及にも貢献した。現在、兵庫県立大学金属新素材研究センターにおいて金属粉末および金属3Dプリンタの研究、指導に努めるとともにひょうごメタルベルトコンソーシアムにおいて、企業との共同研究を通じて金属3Dプリンタおよびその周辺技術の普及にも努めている。
【所属学会】
日本AM学会、日本金属学会、日本鉄鋼協会、粉体粉末冶金協会、日本工学アカデミー会員
非会員: 44,000円(税込)
会員: 39,600円(税込)
学生: 44,000円(税込)
1名につき 44,000円(税込)※ 資料付
メール会員登録者は 39,600円(税込)
★【メール会員特典】2名以上同時申込かつ申込者全員がメール会員登録していただいた場合、1名あたりの参加費がメール会員価格の半額となります。
★ セミナーお申込み後のキャンセルは基本的にお受けしておりません。ご都合により出席できなくなった場合は代理の方がご出席ください。
※セミナー請求書は代表者のメールアドレスにPDFデータを添付しお送りいたします。
※ 本セミナーは、当日ビデオ会議ツール「Zoom」を使ったライブ配信セミナーとなります。
お申し込み前に、下記リンクから視聴環境をご確認ください。
→ https://zoom.us/test
・金属3Dプリンタに興味のある方、金属粉末について興味のある方。
1. 金属粉末についての基礎知識、製法、評価、諸特性、産業実用化例
2. AM ( Additive Manufacturing )における金属粉末について、その種 類、使い方、用途
3. 金属3D積層造形における実用例、産業応用および諸特性
金属3D積層造形(Additive Manufacturing,AM)技術は、航空・宇宙、生体材料、金型はじめ様々な分野で実用化が進展しています。デジタル技術による身近な革新的ものづくりとして関心がもたれる一方で、最近のプリンタの大型化・高速化・高級化により、実用化へのハードルが高くなっているとも考えられています。本セミナーでは演者がこれまでに取り組んできた実用化例、コストダウンの可能性を紹介します。特にセミナー後半では実用化の上で重要となった原料となる金属粉末についての考え方、着眼点をはじめ、開発のポイントについて演者がかねてより言ってきた「冶金的アプローチ」として紹介します。またFRMNEXT2024はじめ大学・企業との合同展示についても紹介します。
1.金属3Dプリンタ概要
PBF、DED、BJT、MEX について
2.金属粉末概要
金属3Dプリンタに使用される金属粉末とその製法および特徴(ガスアトマイズ法、水アトマイズ法、ディスクアトマイズ法、プラズマ回転電極法、プラズマ溶融法)
3.企業とのAM共同研究例
4.現在進行中のAM研究事例紹介
5.その他金属粉末の実用化例の紹介および大学・企業との合同展示の紹介等
※ 適宜休憩が入ります。